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400人の、吹奏楽。

打楽器奏者のこのみちゃんから
お誘いをうけて
母上と市民ホールまで。

市内の小学生吹奏楽団、
近隣含めた市内の中高吹奏楽部生有志、
市内社会人楽団有志、

子どもから大人まで、
総勢なんと、400人!
1年に一度だけ開催される音楽会に
やってきたのだ。

オープニングは小学生。
楽器のほうが大きいのでは?
という子もいたりして。
なんともかわいらしい音色です。

お次は学生さん方の演奏。
300人くらい?? 
普段は違う学校で吹奏楽をやっている
子たち。少ない時間を使っての練習は
そりゃ大変だったろう。

そして、
社会人楽団有志のみなさん。
60人くらいいたかしら?
いなかったかしら?
それでも学生さんの300人より
音の重さが違うし
打楽器のリズムも正確で心地よい。
さすが、です。


それぞれの良さを堪能したら

最後は、
いよいよ、400人での演奏。

いやぁ、よかった。

それぞれの演奏も
その特徴が出ていてよかったけれど

この総勢400人の演奏は
圧巻だった。
選曲もよかった。
そしてすべてを通して

打楽器が、よかった。

このみちゃんが打楽器奏者だから
っていうのもあるけれど。

打楽器の重要さを
恥ずかしながら最近知った。

リズムマスター。

ドドドドドドドと
静かに向こうからやってきて、
目の前でドドーーーンと弾ける
パーカッション。

ここぞとばかりに
ジャシャーーーンと大きく鳴り響く。
かと思えば、静かにシャランと
ささやくくシンバル。

名前はわからないけど
「ケロケロケロ」って鳴る楽器。
「キャララーーーーーン」って
鳴る楽器。
お祭りばやしの
「コンコンチキチキ」の鐘の音。
与作のヘイヘイホーの後で
「カカァァーーーーっ」て鳴る楽器。
トライアングルのかわいらしくも
力強い音。
タンバリンがこんなにも
いい音だったとは。

とにかくいろんな打楽器を
あやつるこのみちゃんと
演者さんたちに私は夢中になった。

ずっと「チーム打楽器」を観ていた。
ずっと「チーム打楽器」を聴いていた。

(もちろん、全体の音も聴いてはいた)

そして何よりよかったのは
演者さんたちの楽しそうな弾ける笑顔。

そう、小さな子どもから
大人まで

演奏が楽しい!!!
吹奏楽、大好き!!!
打楽器、大好きぃ!!!

という気持ちが伝わってきて。

おばちゃん、ちょっと
ナイチャッタ。

いや、だってさ、途中さ、
大人は演奏、子どもたちは合唱で
「旅立ちの日に」を
やるんだもん。

いま(いま)
わぁかれーのときー(ときー--)

てさ、

このひろいー-(このひろいー-)
このひろいー-(このひろいー-)

おおー--------・・・
ぞーらにー---

よ。

若人の声で
これ、やられると
泣くよ。

実はオープニングの
小学生チームの演奏から
ちょっと泣いてた。
隣に母上がいたから
バレないように必死だったけど。
いや、もう泣いてたよね。


何かに全力で打ち込んでいる人。
を観てしまうと
感動して泣いてしまう仕様に
なってしまったようだ。

今回で14回目のこの企画、って
確かおっしゃってたかなぁ。

また来年も聴きに行きたいな。
なんて、音楽オンチの私が
心を打たれた音楽会、でした。









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