看護師が患者になった時の話②

看護師が患者になった話①の続きです

2023年6月末 受診日
大きな病院で初診だったのもあってか、待ち時間が、、、、長い
仕方ないですが。。。

ようやく診察に呼ばれて、問診とそして内診
産婦人科の先生には申し訳ないのですが、私的嫌いなことベスト5に入るほど
内診が嫌いです(逆に好きな人いるのかな)

医療技術が進んでいる昨今、
いち早く、もっと手軽に診察できるような方法を開発していただきたいです

話は戻ります
一通り診察が終わったあと、手術の話へと進んでいきます
筋腫の数は推定で50個くらいかなーと言われました!!

50個!!!

先生は、何個か手術方法を提示してくれました

1つ目は、子宮を温存(子宮を残す)する方法 
2つ目は、子宮全摘する方法

でした

私は、びっくりしました
なぜなら、私は、子宮全摘出術 一択なのかと思っていたからです

さらに話は進んで
子宮を温存する場合は 開腹術(お腹を縦に数センチ、私の場合はおへその下からで済むかなと言われました)
腹腔鏡手術(臍、お腹に3箇所くらい穴を開けてする手術)で、
腹腔鏡の場合は、手術の前に筋腫を小さくするためにホルモン剤の治療が必要とのことでした

子宮を全摘する場合は、手術前にホルモン剤を飲んで、筋腫を小さくして、腹腔鏡手術か、筋腫が小さくならなければ開腹術と言われました

ただし、私の場合は、子宮筋腫が大きいことや多発性のためホルモン剤を使うことで小さくなったものが隠れることで取り残しや再発のリスクがさらに上がると言われました

よって、私の場合は、
温存の場合     開腹術による子宮筋腫核出術
子宮全摘出の場合  ホルモン剤使用し、腹腔鏡施術、筋腫のサイズによっては開腹術
でした

手術日は、急ぎでないかぎり、予約する形が多いです
手術の予約枠がなく、手術日は最短で10月25日と言われました

えらい先やなっ!!と思いましたが

ちょうど手術まで4ヶ月
ホルモン剤は3ヶ月前には飲みはじめる必要があり
子宮温存か子宮全摘出をまず決定する必要がありました

私は、全摘出しかないと思っていたので、その場合では返事ができず
先生も次回に返事をください
と考える猶予をくれました
あと、温存できないと思っていたことを先生に話すと、できますよと
ただ再発の可能性は十分にあるとは言われました
また、悪性ではないので、手術を延期することも出来すよと話してくれました

温存か全摘出か
どっちにするか持ち帰って次回の受診で決めることになりました

人によって価値観が違うことや、ライスステージやその時の環境で大きく選択肢が変わります
どれが正しいのかも、最後決定するのは自分です

2週間程度猶予があって、考えた結果
温存し、開腹術による子宮核出術を受けることに決めました

自分のことは自分で決めて結果を友人に話すことはありました
今回のことはそれまでの経過を知っている近し友人には話していました
よく会うし、その度にお腹が大きくなっていくのを見ていて心配してくれていました

実は、母親も昔子宮筋腫で手術をしています
親には話すか、、、迷ったけど、手術をする際に色々書類も書いてもらわないといけないし、決定した時点で話すことにしました
びっくりはしていたし、心配してくれました
温存か全摘出かも自分で決めてから伝えましたが
私が決めたんだったら、それでいいんじゃないかという感じでした

2023年7月半ば
婦人科の受診、温存したいことを先生に伝えました。
先生からはその予定で進めていくと説明され、
私が看護師のことは知っていたので、医療用語で説明が始まりました。
多発性筋腫の場合は、出血がひどくなる可能性が高く、事前に自己血をとっておく必要があること、他に全身麻酔までに麻酔科の受診をすること、前日にコロナのPCR検査があること、、など

そして、病院が遠くなるが、私のような多発で巨大筋腫を抱えていても、腹腔鏡で子宮核出術を病院があると情報をくれました

病院が遠くなると通院が大変です
あと、腹腔鏡だと手術後の回復や傷が小さくなると思っていたけど
その分、開腹手術より視野が狭くなる分、筋腫の取りこぼしの可能性もありました
ので、腹腔鏡はしないと先生に伝えました

2023年8月末
手術前の検査、麻酔科診察、婦人科診察
手術前に検査では、胸のレントゲンや血液検査、心電図検査を行います

その結果を持って、麻酔科の診察がありました
事前に看護師であることは情報収集されていましたが、麻酔科の先生は事細かに説明をしてくれました
まず、全身麻酔をするときに人工呼吸器で息をするために、気管内挿管チューブを入れるのですが、それの実際を持って示しながら説明をしてくれました
また、私は、顎関節症があって時々ロックがかかり開口障害が起こるためそれを伝えると、無理そうなら鼻から入れますとのことでした
そして、硬膜外麻酔についてです 副作用や後遺症も少なく、開腹手術するなら是非入れたほうがいいと勧められました
私は、もちろんそのつもりだったので入れる予定で全身麻酔を行うことにしました

そして、婦人科を受診
最終確認がありました
あと貧血の評価もありました
経血が多く、貧血の値のヘモグロビン値10くらいまで下がっていました
これは自己血を取るにも影響があるようで、鉄剤も飲んでいたので値は12近くまで上がっていました

2023年10月初旬
自己血貯蓄を行いました
輸血部でベッドに横になり、外来担当の先生が針を刺しに来ました
実は私、針を刺されるのはあまり好きではありません
献血は今まで比重で引っ掛かり、献血自体もしたことがなかったのです
自己血は自分の血を400mlとる予定でした。
なので、かなり太い針が刺さるわけです
痛かった。。。。
30分くらいで終わり、とった分の水分が減るので、その分の点滴が行われました。
この日は、事前に、付き添い者が必要(血をとるためしんどくなる可能性があるため)と言われていたので、両親が揃ってきてくれていました

帰りは、血をとったということを理由に、美味しい焼肉屋に連れて行ったもらいました

次は、いよいよ入院編です

いいなと思ったら応援しよう!