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看護師が患者になった時の話③

今回は入院編ですが、それまでに準備したことなどにも少し触れようかと思います

手術が決まった時点で、開腹手術だし、一人暮らしなので、さすがに親に頼らさるを得ないと思いました
なのでしばらくは実家にお世話になることにしました

入院期間が8日です
自宅にお世話になる期間は術後の経過で考えようと思いました

手術前の受診で、事前に先生が、手術、術後の受診の予定は事前に教えてくれていました
退院後おおよそ2週間後、おおよそに2ヶ月後、問題なければ終診でした

仕事については、私は病棟勤務です
夜勤もその他業務もあります
しかも役職もついていたので、やることが多いのです 看護学生の実習もありましたし
上司には、手術が決まった時点で、手術の日程とその後の休みについて話していました
色々ありましたが、入院前日から1ヶ月と少し休みをもらいました
この頃はまだまだコロナ対応に追われることも多く、スタッフの病欠もありましたし、申し訳はなかったのですが、とりあえず、今は自分の体のことを考えようと思うことにしました

入院前日にコロナ感染の有無を調べるPCR検査がありました
陰性であれば、病院からの連絡はないとのことでした
少しのどが痛くて、大丈夫かなと思っていたのですが、大丈夫でした
かなりヒヤヒヤしました
ここまで調整して、コロナに罹っていたらと思うと、、、、、

トランクケースに1週間分のパッキングをしました
パジャマはレンタルにしました
下着は数日分で、あとは洗濯することにしました
あとは術後、どれくらい出血するかわからなかったのでナプキン1パック
バルタオル、タオル
ご飯のお供
読んでない本
iPad
アロマストーン アロマオイル
歯磨きセット
スキンケアセット
お風呂セット
靴べら(めっちゃ重宝)
ファブリーズ
ドライヤー(お泊まりは自分のものを持参派)
くらいでしょうか
病院内にコンビニやカフェはあったしそんなに荷物はいらないと思いました

入院の前週に病院から入院時間のお知らせの連絡がありました
私は14時の入院でした 
そして、一応聞いてみようと、手術の開始時間の予定はわかりますか?
と尋ねたところ、午後一番の予定のようです と親切に教えてくれました
手術の当日は、家族にきてもらう必要があったので、時間がわかれば伝えられます
あくまで予定でも、知っておくと色々段取りもしやすい

2023年10月24日
昼からの入院だったので、しばらく食べれないだろうと、
大好きな一風堂のラーメン、スターバックスでコーヒーとスイーツを頂きました
まるで最後の晩餐かのように

14時前に入院手続きをして、いざ入院
友人が入院手前で少し会いにきてくれました
当時は入院中の面会制限があったりと そんな時代でしたね
面会も厳しかったので、本当に嬉しかった

病室に案内されると、名前の入ったバンドをつけられます(患者誤認のため)、そして病院のパジャマも受け取りました
着替えると、患者なんや と少し実感しました

それから、入院日ってなんもないやろーって思って散策しようかと思っていたら、
入院の説明、麻酔の説明、手術看護師の説明、書類の記入、採血、そしてシャワーは16時までにと言われ、いろんな人が来るし結構大変でした

病棟担当の先生方がきて、自己血とるほどの手術なので念の為、手術後ICUに入りますねって言われました

あれ?そんな大変な手術。。。?とびっくりでした

私は婦人科では働いたことがないけど、ICUに入るほどの手術?という印象でした

まー病院の管理とかは色々なのでお任せしておくか
というか、どんなところか興味があるし(看護師だからこその楽観的な考えだと思います)

あっという間によるです
夕食後は食べれません
水分は飲めます

事前に、寝る前の緊張ほぐしも兼ねて、眠剤を渡されました
そして、下剤も
お腹の手術の時には、下剤を前日に飲むことが多いです

消灯が21時だったので、そこで飲んで早く寝ようと思いました

が、全然眠れなかったんです
実は、人生で初めて眠剤を飲んだのですが、全然効果がなかった
しかも、下剤が早く効いたのか、夜中の3時過ぎから起きてトイレに行く羽目になりました

2024年10月25日
手術当日
手術の開始時間の予定は12時でした
それまでに浣腸をしなくてはいけませんでした
しかも、私が思っていたより大きい120mlのものでした
びっくりして、看護師さんに尋ねると、手術前の方はみなさんこの量を使いますと、、、、
お腹は痛かったですが、手術のためなら仕方がない。。。

開始時間が予定なだけに12時に近づくと流石に緊張してきてソワソワしました
準備も着々と進んでいき、血栓予防で弾性ストッキングをはき、手術着に着替えました
鏡で自分の姿を見て、患者だ とスマホに患者姿をおさめました

12時半過ぎに手術室に向かうことになりました
それまでに両親が到着していたのですが、何せコロナ対策での面会制限で、手術室に向かうギリギリまで会うことはできませんでした

看護師さんと母親(どちらか一人だったので)と一緒に手術室に向かいました
入り口手前に、家族が待つラウンジがあったのでそこで、母親とは別れました

ここまでが、手術が始まる前までにお話しです

次回はいよいよ手術室の中(覚えてる範囲で)



私の入院した病院は、婦人科と産婦人科の混合病棟で、お産もあったのです
なので、お産が夜中にあってオギャーって赤ちゃんの鳴き声が聞こえました

そこまでの情報収集は事前にできていなかったけど、1週間だし、保険入ってるしで個室に入ることにしました。
ゆっくり過ごせてよかったです。


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