奥さんは子供ばっかり構っている僕に怒っているようです

理子:〇〇、おはよう、朝だよ！

〇〇:…理子さん、おはようございます

理子:おはよう〜

〇〇:理子さん、今の"おはよう、朝だよ"ってめちゃくちゃ可愛かったです

〇〇:これから毎日言ってくれません？

理子:もう///可愛いなんて…///

理子:分かった！これから毎日、りーが起こしてあげる！

〇〇:ありがとうございますﾌﾌ

理子:ところで〇〇、今日何の日か覚えてる？

〇〇:もちろん覚えてますよ

〇〇:今日はみんなで買い物に行く日ですよね

理子:そうだよ！りー、楽しみで昨日の夜はなかなか寝れなかったんだ〜

〇〇:遠足前の園児みたいですね

理子:あっ！りーのことバカにしてるな( ･̆⤙･̆ )

〇〇:そんなことないですよ〜

純葉:おはよう〜

純葉:…あっパパとママまた朝からイチャイチャしてる…

理子:いとちゃん?!起きてたの？

純葉:今起きたところ…( ˊ࿁ˋ ) ᐝ

理子:そっか…じゃあ朝ごはんにしよっか…///

〇〇:(理子さんの顔がめちゃくちゃ赤くなってるけど黙っておこう笑)

…………

〇〇:ご馳走様でした

純葉:ごちそうさまでした！

〇〇:ところで理子さん、今日は何を買いに行くんですか？

理子:そろそろ本格的に寒くなってくるから冬物の服を買いたいんだ〜

〇〇:確かにすっかり寒くなってきましたからね

〇〇:じゃあ準備出来次第、出発ってことで

理子:だね！〇〇運転お願いしてもいい？

〇〇:もちろんです！

…………

〇〇の運転で近くのショッピングモールへ

純葉:わ〜大っきい〜

理子:いとちゃん、走ったら危ないよ！

〇〇:純葉は元気ですね〜

理子:ね！初めてこういうところに来るからかも

〇〇:確かに3人で来るのは初めてですね

〇〇:いとちゃん〜走ると危ないからパパと手繋ごうね〜

純葉:うん！

理子:…ｼﾞｰ(￣･ω･￣)

〇〇:理子さんどうしました？

理子:なんでもない！

〇〇:あっ…もしかして…

〇〇:理子さんも繋ぎます？

空いている手を差し出す〇〇

理子:…繋ぐｷﾞｭｯ

〇〇:自分の娘に嫉妬しました？

理子:…うるさい///

〇〇:じゃあ行きますかﾌﾌ

…………

冬服売り場にて

理子:〇〇〜これ似合うかな？

〇〇:理子さんなら何着ても似合いますよ

理子:ほんと？嬉しいな〜ｴﾍﾍ

〇〇:せっかくだからみんなでお揃いにしません？

理子:それいいね！

…………

家族でお揃いの服を買い移動中

純葉:ママ〜お腹すいた〜

理子:確かにもうお昼だね

〇〇:せっかくなのでフードコートで何か食べません？

純葉:純葉お好み焼きが食べたい！

〇〇:じゃあパパと一緒に行くか〜

純葉:うん！

理子:ﾑｯ…

フードコートに着き各自好きな物を買いお昼に

純葉:パパ〜お好み焼き熱い〜

〇〇:どれどれ、ﾌｰこのくらいなら大丈夫だよ

〇〇:はいあ〜ん

理子:?!

純葉:あ〜ん…美味しい！

〇〇:良かったね〜じゃあもう1回お口開けて〜

〇〇:はいあ〜ん

純葉:美味しい〜！

〇〇:なら良かった〜ほんとに純葉は可愛いね〜

理子:…

…………

昼食後に純葉のおもちゃや生活用品も買い揃え、帰ってくる頃には夕方になっていた

〇〇:ただいま〜

純葉:ただいま〜

理子:2人ともお疲れ〜

〇〇:ふう〜疲れた〜

純葉:疲れた〜

そう言うと純葉はソファに倒れ込みそのまま寝てしまった

理子:いとちゃん、ぐっすり寝てるね

〇〇:そんだけ楽しかったってことですよ

理子:〇〇も荷物持ちから運転までしてくれてありがとうね

〇〇:いえいえこのくらい大好きな家族のことを思えばなんてことないです

理子:〇〇はやっぱり優しいな

〇〇:理子さんには敵いませんよ

理子:もう…///

理子:…ところでそんな優しい〇〇に質問です

〇〇:随分と急ですね…

理子:りーは今すごく怒っています

理子:それはなんででしょう？

〇〇:そんなこと言われても…

〇〇:(別にショッピングモール内で理子さん以外の女性とほとんど話していないしな〜)

〇〇:理子さんすいません…心当たりがないです

理子:ほんとに分からない？

〇〇:はい…

理子:〇〇はいとちゃんに構いすぎです

〇〇:えっ？

理子:だ！か！ら！いとちゃんに構いすぎなの！

〇〇:純葉は僕達の大切な子どもじゃないですからね

理子:りーは？

理子:〇〇にとってりーは大切じゃないの？

〇〇:もちろん理子さんも大切な人です

理子:ならいとちゃんだけではなくりーにも構いなさい

〇〇:そんな嫉妬しないでくださいｷﾞｭｯ

理子のことを優しく抱きしめる〇〇

理子:…しばらくこのままがいい

〇〇:分かりました

〇〇:ほんと理子さんはわがままですね

理子:わがままなりーは嫌い？

〇〇:いや…大好きです

理子:もう〇〇ったら…///

純葉:…帰ってきてすぐ寝ちゃった…

純葉:…またパパとママがイチャイチャしてる

純葉:…純葉もまだ眠いしもうちょっと寝よっと

その後、〇〇も理子もお互い抱き合ったまま寝てしまい夜まで誰一人として起きなかった〇〇達であった