エヴァートンvsクリスタル・パレス 24/25 第6節
結果
エヴァートン 2 - 1 クリスタル・パレス
本稿はエヴァートン側の立場で書かせていただく。
結論から言うとエヴァートンは勝ちはしたものの試合内容としては決して良いとは言えずダイシ監督の支持率が上がるものではなかった。
試合内容
悪かった点
① エヴァートンは前節と変わらずフォーメーション4-2-3-1で臨んだ。対してクリスタル・パレスは3-4-2-1のフォーメーションであった。特に前半はパレスに要所で数的優位を作られた。やはり危険なエリアだったのはCBとボランチの間。ここの対応に課題が見られた。
② 攻撃においては前から私が言っているようにマクニールとエンディアイェの位置は逆だ。後半にエバートンはロングボールを出し始めエンディアイェのボールタッチ数が減ってしまい、彼のリズムが創れなかった。しかしトップ下の位置で使えば彼の判断で降りてきてボールの出口になれる。選択肢としてロングボールとポゼッションの上手いバランスを取れるのでは無いだろうか?
(単純に守備時4-4-2になるときにエンディアイェよりマクニールを前に出すという判断なのだろうが、攻撃時に入れ替われよと思っている。)
③ カルバートルーウィンについて
私は彼のファンなのだが、流石に今節はいただけない。ボールロスト、クロスへの合わせ、動き出しなど全てが今ひとつだった。ダイシor次の監督がポゼッションを意識したサッカーをするならば彼はエバートンのサッカーに合わない。特にマクニールをトップ下で使うなら抜け出す動きor外に流れる動きが必須だ。
④ ピックフォードら守備陣と攻撃陣とのコミュニケーションはしっかり取れているのだろうか?ダイシの戦略は浸透しているのだろうか?
⑤ ドゥクレとマンガラのコンビはダメだと感じた。やはり片方にボールを捌ける選手が欲しい。
良かった点
① J ハリソンを投入し、彼ががむしゃらに動くためサポーターの熱量と攻撃に勢いがつき結果として早い時間帯に追いつくことが出来た。マクニールさまさまである。
② 私は後半ラスト15分からの試合の締め方を注目していた。リードしている状況かついつもの感じならば必ずこの時間にパレスの時間が来ると思ったからだ。結果としてパレスに攻められたものの、がん引きではなく攻めに転じた場面もあった所が評価に値する。
③ ブランスウェイト
キーンだったらやられていた場面多々あり。
まとめ
以前としてダイシのサッカーは好きでは無いが勝ち点3を取った。昨季と比べて得点力はついている。失点数が多いが今までブランスウェイト不在があった。ここからは彼本来の腕が見れるはずだ。ここから判断するし、もう擁護は出来ない。だがまずはサポーターなら次の勝利に向けて最大の期待を向けよう。
ホームで初勝利は色んな意味で大きい。次節はニューカッスルで激しいコンタクトが予想される。意外とニューカッスルに相性良いイメージがあるため連勝と行こうではないか。
本稿は以上となります。ここまで読んでいただきありがとうございます。