異象と変異体
世界観
物語の舞台は、異常が「当たり前」になってしまった近未来の世界です。人々は日常的に変異体の脅威にさらされ、各地で不安定な生活を送っています。科学技術の進歩は目覚ましい一方で、環境は荒廃し、不可解な自然現象や異常気象が続く不穏な世界です。この世界では、突如発生した「核」から変異体と呼ばれる怪物が出現し、人々に混乱と恐怖をもたらしています。
変異体の出現に対抗するため、異象と呼ばれる特殊能力を持つ「異象持ち」と、それらを集めて訓練する「異象組織」が誕生しました。異象持ちは社会から特別視され、彼らの能力は社会維持に不可欠ですが、その力の危険性から警戒や偏見の対象にもなっています。
変異体と核の構造
世界各地に7つの「核」が存在し、その核から変異体が生成されます。核にはランクがあり、核のランクに応じて生まれる変異体の強さも異なります。
低級変異体の核は4つ、中級変異体の核は2つ、上級変異体の核は1つだけで、人々の住むエリアから離れた遠隔地に存在します。これまでに低級変異体の核1
つと中級変異体の核1つが破壊されているものの、他の核が残っているため、変異体は依然として世界に現れ続けています。
変異体
変異体は、この世界における最大の脅威であり、特異な存在です。変異体は異常な環境に適応し、様々な形態や能力を持つことが特徴です。変異体はその強さや知性によって3つのクラスに分類されます。
1. 低級変異体
特徴:知性が非常に低く、単純な本能に従って行動します。主に集団で行動し、周囲の物や人を無差別に襲います。
出現:この世に存在する4つの核から生まれ、街中での破壊行為を行います。彼らは特に都市部で混乱を引き起こすことが多く、人々にとって恐怖の象徴となっています。
2.中級変異体
仲間とは意思疎通ができる
変異体同士で独自の方法でコミュニケーションを取りますが、人間の言葉は理解できません。
人間の感情を察知できる
言葉は理解できませんが、怒りや恐怖といった感情を敏感に感じ取ることができます。
知性はあるが、本能も強い
知性はありますが、時折本能的な行動を取ることもあり、完全に計画的な動きができない場合が多い
出現 2つの核の内 破壊されていない1つの核から出現しています。都市から離れている核が発生源な為田舎によく現れます
3. 上級変異体
特徴.高度な知性
・ 上級変異体は、人間や異象持ちと同等かそれ以上の知性を備えています。状況に応じて戦略を変え、異象持ちの行動を予測したり、戦術を見破って対策を講じることができるため、非常に手強い存在です。会話や心理戦を通じて相手の心を揺さぶり、精神的なプレッシャーを与えることもあります。
特徴. 人間に似た外見
・ほとんどの上級変異体は、人間と見分けがつかないほどの外見を持っており、一見すると異象持ちに見えることもあります。彼らは異様な美しさや威圧感を持つ一方で、異象持ちよりも洗練された姿をしています。これにより、異象持ちに「自分たちの理想形」という錯覚や恐怖を与える存在となっています。
特徴.強力かつ多様な能力
・上級変異体は、複数の異象を持ち、それぞれを巧みに組み合わせて使用します。能力のレベルも異象持ちを凌駕しており、戦闘中に複数の異象を自在に使い分けたり、複合異象として組み合わせた攻撃を繰り出します。例えば、「瞬間移動+爆発」や「幻覚+再生」といった、異象持ちでは不可能な攻撃パターンを使います。
出現:現在、1つの核からのみ生まれており、その位置は人間が住んでいる場所から非常に遠いです。上級変異体は、その圧倒的な力から、まだ対峙したことがない者も多く、恐れられています。
異象持ち
特別な能力を持つ「異象持ち」と呼ばれる人々が現れ、彼らは社会的に優遇されることがあるが、その能力の危険性から驚戒されることも多い。異象持ちは、様々な能力を持ち、化け物に対抗するための力を発揮する。
社会の様子:一般市民は、変異体からの脅威に怯え、異象持ちに対して期待と恐れの感情を抱いている。異象持ち同士の対立や、彼らが抱える内面的な葛藤も描かれる。
異象組織
目的:化け物「変異体」の駆除と、核の破壊を目指す。異象持ちの能力を活かし、変異体との戦闘や任務に取り組む。
構成:異象持ちの能力者たちから成り立ち、それぞれの能力に応じた役割がある。チームは異なる能力者で構成され、協力し合いながら戦う。組織内には階級や役割があり、メンバー同士の絆も重要視されている。
活動内容:変異体の情報収集や監視、核の位置を特定するための調査活動を行い、時には一般市民を守るための支援も行う。任務の際は、戦術的な計画を立てて実行し、危険な状況に直面することも多い。
キャラクター設定
網谷 遊助 (あみや ゆうすけ)
年齢:19歳
身長:178cm
体重:64kg
異像:爆触
性格
網谷は普段から人を見下し傲慢で強欲、周囲と対立することも多く自分以外を底辺と思い話しかけることはほぼ無い、自分に絡んでくる底辺共をウザいと感じて爆発させることもある
過去
幼少期から異象持ち、能力を見せ周りから褒められチヤホヤされる生活を送ってきた。しかしその優遇に溺れ、周りを馬鹿にするようになりクラスメイトに「異象がなきゃ何も出来ないくせに…」と言われその言葉に感情を抑えられなくなり爆発さえ、その異像暴走事件を起こした為に学校に居場所が無くなり学校へ行かずインターネットに依存するようになる、その為勉強やコミュニケーションを怠り底辺達より下の学校に行くことになる、網谷の親は優秀だった網谷がこうなり少し話そうとすると「うるせぇババア!飯だけ持ってこいや!」などと言われ耐えきれず組織に電話をし、網谷は強制的に異象組織に入ることになった
爆触
相手や物に触る事で爆発させたりすることが出来る その爆発の威力は自由自在に動かすことが出来る。爆発力が強いほどエネルギーを使う
制約 爆発する度に汗をかくのでそれで脱水症状になる危険性がある。自分にも爆発は効くため爆発力が強すぎると怪我をする可能性が非常に高い。
白石風磨(しらいしふうま)
年齢: 20歳
身長:181cm
体重:73kg
異象:念鋼
性格
冷静沈着 基本的に冷めているがなんだかんだ面倒見が良い、任務等はしっかりこなし責任感が強い
すぐに逃げ出す網谷等を見て責任感の無さから腹を立てることが多い
過去
小さい頃は明るく人気者、面倒見も良く更に異象があったのでよく物を壊す弟の為に念鋼を使い壊れにくくしたりしていた、クラスメイトにもそのような事をしていて周りから頼られ将来の夢はヒーローになる!等という様になる、そんなある日教室に下級変異体が入ってきてクラスメイトが1人捕まってしまう、お前ヒーローになるんだろ!?助けろよ!!とクラスメイトから言われるが初めて見る変異体に震えが止まらず何も出来なくて呆気なくクラスメイトは死亡し、何も出来なかった白石にクラスメイトは何がヒーローになるだよ!と馬鹿にし白石は精神を病み学校へ行けなくなる、人に優しくして明るく振舞ってもこんな仕打ちを受けることが分かり笑顔が少なくなり口数も減っていく、心配した弟がこの施設の事を調べてくれて白石は前を向く為に異象組織に加入することを決める
念鋼
物に念を込めることでその物がどんどん強くなる能力。感情や決意を込めることで、刀や道具を強化し、より強力な武器にすることができる。特に「守りたい」や「助けたい」という強い感情に応じて強化される。
制約 念を一気に込めると器となる物が壊れてしまう可能性があるので少しずつ念を込めなければならない、込めてる時に他のものを考えると壊れてしまうので集中力が必須
最低でも1ヶ月はかかる
有麻 侑平(ありまゆうへい)
年齢:17歳
身長:173cm
体重:62kg
異像:洗脳
性格
有麻は普段、ニコニコと明るく振る舞い、周囲の人々に自分から積極的に話しかける社交的な性格を持っています。他人との関わりを強く求め、興味津々で話しかけるため、時にはウザがられることもあります。
しかし、彼は「仲良くなりたい」という気持ちが強く、相手の気持ちや状況を考慮しないことが多いです。彼は倫理観や他人の感情に対する理解が欠如しており、自分の行動の影響をあまり理解していません。過去の事件から、反省の気持ちがなく、「救済」という言葉を使って自分を正当化することがあります。そのため、彼は他人を傷つけることが多く、信頼関係を築くのが難しいです。内面的には孤独を感じることがあり、「僕は君と仲良くなりたいだけなのになぁ」と思いながらも、周囲との距離を感じています。
過去
有麻は持ち前の聞き上手さを活かして、クラスメイトの女の子たちの悩みを聞くことが得意でした。ある日、特に悩みを抱えていた一人の女の子から「死にたい」と告白され、有麻は優しくなだめ相談を聴き、その後に僕が助けてあげるよと言い洗脳を無意識のうちにし、君は死ねば楽になれるなどと洗脳してその結果、彼女は飛び降り死亡
しかし、有麻はその行動に全く反省せず、「僕は彼女を救済したんだ」と考えるようになります。この事件の影響で、彼の母親も精神的に追い詰められ、ついには自ら命を絶ってしまいました。母子家庭だったため、彼は生きるために自らの足で歩き、施設へ向かうことを決意します。
洗脳
1 相手を10秒間見つめることで相手に単調な動きを命令する事が1分から5分の間できる
制約 10秒間見続けなければならない、洗脳して5分の間も10秒以上目を離すと洗脳が解けてしまう
2 相手のことを良く知り洗脳する方法 この洗脳はちょっとやそっとではとけなく複雑な命令も従わせられることが出来る 心からの洗脳
制約 本名 誕生日 そして悩みや弱みを知らなければ洗脳ができない、長く時間がかかり1ヶ月の間喋らなければ解ける可能性も有るのでこまめに話さなければならない
蛎灰谷 依人 (かきばや よりと)
年齢: 18歳
身長: 183cm
体重:61kg
異像:再生
性格
ネガティブで内向的、他人を信用出来なく話しかけてもうるさいや話しかけないでくれ等と避ける発言が多い、自己否定感が強すぎるあまりに受け入れてくれる人にとてつもなく依存してしまう、自分の存在価値が分からない
過去
田舎の小さな村に住んでいて小さな頃から異象は悪 異象は邪の力で核に関係あるものと教育されてきた、そんなある日幼稚園の帰りにトラックで轢かれ足が吹き飛び、痛みで泣き叫んでいたがいつの間にか痛みはひき、足が生えてきた、それを見ていた親は気味悪がり村にある寺へ行き幼い蛎灰谷を放置した、蛎灰谷はそれから檻にいれられ邪を祓うため等と言われ痛めつけられ晒し者にされた、それで自分の存在価値が分からなくなり否定的な性格になった、観光客がそれを見てしまい通報され蛎灰谷は異象組織に保護され、そのまま入る事になる
再生
難病やどんな怪我も即座に治ってしまう、細胞すらも再生するので身体は18歳のまま成長しない、爪も怪我をしたら再生して生えてくるが怪我をしてなかったら伸びることは無い、髪の毛も燃えたりしたら元の長さまで即座に再生するが以上は伸びない
制約 精神的不安がどんどん溜まっていく、怪我が治るが痛みは感じる為また生えるまでその痛みの分だけ耐えなければならない、精神的なケアが必須