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篠澤広完走感想感傷感情#2
あけまして
おめでとう御座います。遅れてしまい申し訳ありません。学マス篠澤感想その2です。
その1↓
早速参ります。読んでいって下さると嬉しいです。
第二話
(あらすじ)朝、篠澤広の前にプロデューサーが現れる。二人は今後の課題、改善方などを話し合う。
「おはよう、プロデューサー。どうしているの?」
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朝から可愛いね〜!!!!!!
…待ってほしい。一見なんてことのないセリフのようだが、引っ掛かる点がある。そう、「どうしているの?」なんて聞くか?普通。プロデューサーが担当アイドルの下を訪れるのはごく自然なことであって、そりゃ朝っぱらから会いにいくなんてのは少し奇妙かもしれんが、空の明るさを見る限り早朝というわけでもない。背景に自動販売機があることを見るに学校の中だろう?プロデューサーもまたプロデューサー課の学生なんだから学校で会って「どうしているの?」は変じゃぁないか?
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???「登校前」?ということはここは「学校ではない」?学校ではなくて朝。自動販売機から「公共の場」の施設内であることは確定(自動販売機のある家かもしれねぇだろ!)…「寮」か!!待てよ…初星学園の寮は「女子寮」のはず。「プロデューサー」が「自分」だと仮定するならプロデューサーの性別は男性になるわけで…つまりコイツ「朝からわざわざ女子寮にまで押しかけて来ている」ッッ!!!!
重いよ〜!!!!!!!!!!!
確か初星学園の女子寮にプロデューサーが入るのって手続きがいったはずだが?
プロデューサー、「お試し」とか言いながら結構篠澤さんのこと大好きだよね。可愛いね。
本記事ではプロデューサーにも積極的に萌えていきます。異論は認めん。
「そうなんだ」「空いた時間は、どうすればいい?」
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澤広の好きなとこなんですな、これが。胸に手を置くモーションが超可愛いのは厳然たる事実ではあるのだが、一番の好きポイントは「そうなんだ」から「どうすればいい?」までの速度です。恐ろしく早い質問、俺でなきゃ(略)
普通リアクションを置くところで、間髪入れずに「どうすればいい?」。話の本題から全く離れない。こっちが一番喋りたいことを聞いてくれる。こういった細やかな描写が「あっ、やっぱ頭いいんだな」という納得感を与えてくれるので、キャラクターに説得力が生まれるように思う。
「健康診断の結果が良くありませんでしたからね」
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健康診断引っかかる系アイドルだ!!!!!
「ごめんなさい、心配かけた」
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良い子すぎる。可愛い。光。
「朝ごはんの時間だから、一緒に食べよう」
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サシで朝ごはん。なんか一番行く所まで行った感があるな。サシなら昼ごはんが一番敷居が低い気がして、ちょっと知り合いくらいの人間や友達を誘うくらいの距離感。サシ晩ごはんは結構仲のいい友人、恋人の距離感だとするなら、サシ朝ごはんって家族の距離感じゃないか?言い換えるなら「一緒にいるのが日常の人間」の距離感、親子とか夫婦とか。個人の感覚なので人によって全く違うのだろうとは思うが、何だかすごく…こう…「近い」なぁって思います…なんかドキドキしてきた…
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!?!?!??!?!?!?!??!!?!!?
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何だこれ…何…
ええい!キラキラした目をするんじゃないです!
全部吹っ飛んだよ、ドキドキとか。毒…ではないのか?何故食べ物が光る?確かに私はあなたを光だとは思うけれど物理的に光ってほしいとかは思ってないんですがね。
「健全な肉体が必要。」
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ユウェナリスすぎる。確かにアイドルというのがその名の通り「偶像」を売る商売なのだとすれば、その偶像、つまり「人間」の作り出す、アイドルという「キャラクター」はアイドル的なるモノ、アイドルの「魂」によって形作られるのでありその「魂」の依代となる肉体を健全にしてゆくことは健全な「魂」の形成の基盤となるのは道理といえよう。
例えば、篠澤広というアイドルのファンは、篠澤広という「人間」を好きになることはできない。というのもファンは篠澤広の「アイドル」の一側面しか、知ることができないからである。我々は篠澤広の演じる「篠澤広」というアイドルとしての「キャラクター」のファンにすぎないのだ。(ここで生じる「人はそれぞれの相手に対してそれぞれの『キャラクター』でもって接する。その人の『全て』を知ることは不可能である。ならば『人間』を好きになることなど不可能ではないか?」という疑問には目を瞑りたい。話の本筋から大幅に脱線してしまうためだ。)
しかし、その「キャラクター」に魂が存在しないとは、私は考えない。いや、むしろそういった「キャラクター」にこそ、魂と呼べるものが存在するのではないかと思う。この場においては私は魂を「“それ“をそれたらしめるもの」と定義するが、「アイドルをアイドルたらしめるもの」__それはアイドルとしての心構えであったり、彼女の人間性であったり様々だろう__の発露が受け手によって感覚されて構成されたものが「キャラクター」だからだ。そして「魂」が「キャラクター」になる媒介として肉体が存在する。
故に肉体を健全に保つということは健全な魂の発露に繋がり、「キャラクター」の構成に繋がっていくのではあるまいか。
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そう考えれば食事を改善し、肉体を改善しようという取り組みは実に合理的であり、良きアイドルへの最短経路であるような気もする…
いやでも怖いって!光ってるもの!人間の食べ物ではないのよ!!!
「困難な仕事は、とても楽しい。」
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プロデューサー、ちょっと口調が篠澤氏に寄ってきてませんか?「、」の打ち方とか。なんか、良いわね。
ともかく、どうやらこれが篠澤広編のテーマっぽいですね。一話で篠澤氏が語った、アイドルになった動機も「向いていなさそうだったから」だし。十話中二話まで読んで「最終目標」の話が出てこない。現今の彼女において、最も重要なのは「難題に立ち向かうこと」そのものであって、「ああなりたい」「こうしたい」といった「目的」が存在しない。いや、違うな。目的は存在するが、「手段」が「目的」のためのものではなくて「手段」が「目的」そのものになっている。もっというと「手段」のために「目的」が存在する…なんかこんなセリフ何かで聞いたような…
あっ
「HELLSING」の少佐か…
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名作なので是非
彼女がこの先「目的」に出会うのか、それとも手段であり続けるのかはわからないけれど、とても美しいことだと思うのです。
三唱して終わりたいと思います。(なんで?)
「困難な仕事は、とても楽しい。」
「困難な仕事は、とても楽しい。」
「困難な仕事は、とても楽しい。」
第三話
(あらすじ)教室。篠澤広が級友の倉本嬢、花海嬢(妹)と会話している。篠沢広は自身にプロデューサーがついたことを話す。
「えーっ! 広ちゃん、プロデューサーが付いたのォ!」
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…訳分からん!!!!!!!
えっ!?!?「学園アイドルマスター」って一人称じゃねぇの!?プロデューサーがいないんだけど!?!?プレイヤーとプロデューサーは同一人物なんじゃないのか?
一話二話と三話では人称が異なってる?つまり「篠澤コミュ」という一つの長編というよりかは短編の集まりなのか?いや、小説でもたまに人称変わる時はあるもんな。ミステリーとかだと急に犯人の視点になったり。じゃぁ、まぁ一応成立するのか?
いやいやいや、それは小説の話であって、別問題だろう?小説の主人公と読者はまるっきりの別物だ。あっ、そういうことか?プロデューサーとプレイヤーは同一人物ではなくて、どっちかというと小説の主人公と読者の関係に近い?プロデューサー視点の画面は「プロデューサーはあなたですよー」ということを示す演出ではなくて、「あなたは今一人称の物語を読んでいますよー」という演出なのか。なるほどなー。で、今は三人称の文体になってるわけか。はぇー。
これからは「プレイヤーは読者。プロデューサーは主人公、語り手」という解釈で行きます。
「好き」
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!?!?!?!?!?!!!!!!?
じこlp;zぽぃcうvytbrねmwlクァおじxksめdjcうfj
「私のことを、いまにも見限ってきそうな眼差しが好き。」
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あっ、プロデューサーって「難題」判定なんだ…
えーっ、えーっ、(どういう感情になっていいか分からないのでどういう表情すべきなのかとても困っている)(笑えば良いんじゃないすか、ねぇ?)
「ふえぇ……これが恋ゆえの盲目というやつですの……?」
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あーっ!!その解釈あるのか。
いや…あるか?ぎり…通るか…?
「週課〈うぃーくりーみっしょん〉」
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この隙間、性癖
読み仮名長っ 念能力?
「いまのわたしは、ちゃんと立ってないんだって。起立して、静止する。アイドルの基本ができてないって。」
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わかる、私もできない。わかる。ちゃんと立つの、意外とできない。しんどい。子供の頃から訓練していないと、かなり厳しい。足の変な筋肉がプルプルしてくるんですよね。立ち姿が綺麗な人を見るとすごいなーって思う。
「たとえプロデューサーがわたしに、強力な催眠を施して。『腕立て伏せを10回しろ」って残虐な命令をしたらしても。』」
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シチュエーションが具体的だし、かなりエッチだと思うんですよね。うん。一瞬DLsiteに飛ばされたかなと思ったね。うん。こう…多分一回腕を伏せたらそっからプルプルして動けなくなって、30秒くらいしたら汗一粒がぽたりと床に落ちて、それが床に小さなシミを作るんですね。
あぁっ。
世界って、華麗ですね。
続く
読んでくださってありがとうございました。とりあえず今回はこれで終わりです。次回も二週間後くらいを目標にがんばります。それではまた。