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Photo by
noranekopochi
うつ病患者になってからのこと③~当時の夫について~
夫は18歳からある企業で会社員をしていました。
たれもが知る世界企業の関連会社であり、同世代の中でもトップクラスの高い給料を貰っていたと思います。
もともと、言動から「会社員には向いてないんたな」とは思っていました。器用なところもあり今なら起業したら成功するタイプだったのかもしれません。
実際自分の店か持ちたかったようでした。
交際期間中から違和感はあったんです。
夏はパリピでイケイケなのに、秋風こ吹くころから表情か暗くなり冬の間は倦怠感と微熱でなんども会社を休みます。
明らかに季節性の冬季うつ病ですよね。
ところが何故か私はそこに全く気が付きませんでした。「風邪をひきやすい人だな」としか思っていなかったのです
若くて、そして盲目的な恋だったのかもしれません。
やがて結婚しそして娘も産まれました。
友人かうらやむようなステキな一戸建ても購入しました。
ところが夫の体調は年々悪くなっていきます。
さすがの私もおかしいと思い精神科受診をすすめました。「俺をキチガイ扱いするのか!!」と激怒し受診しようとしません。(ここでもキチガイと言うワードきましたね(笑))
ついに細かいことは忘れましたが大きなミスを犯してしまいました。上司に「最近おかしいぞ。」と説得されてやっと受診を承諾してくれました。
病名は「うつ病」です。傷病手当が出て休職に入りました。しかし、ここから夫はすっかり変わってしまいました。会社員の給料に匹敵するお金が濡れ手に粟で手に入るようになったのです。
とんでもない散財生活がスタートしました
✿④に続きます。