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私の好きな漫画Uと🐱【02】

今日もお疲れ様です。【クニオン】🙂です。

サブタイトルは【うしおととらのであった日2】

前回はサラッと登場人物を交えておおまかな序章の説明をさせていただいたかたち。

何時ものように朝のしぐれとうしおの言い争いから、始まるほのぼのとした風景からお話のはじまり。


「そもそも妖怪変化は目には見えんがちゃーんといるもんなんだぞ。」
「現にうちの寺にまつられとる槍なんぞは、妖怪退治の名人のありがたーい槍なんだからな!」

それに対してうしおは
「ありがたい槍があるっつーたな見せたことねーだろがよ一回も!」
と信じない。

ケンカが始まりしぐれにうしおは負け、蔵の中の古本を虫干ししとくようにと頼まれる。
うしおは古本の置いてある蔵のなかへ入るのだが今まで知らなかった地下室を見つける。

「こんなのしらねーぞ」
とこの地下室を開けてしまった。
バキッ!と音をたててふたが外れ、うしおは地下室に落ちてしまう。
何かいる!


そこには槍に縫い付けらた大妖怪「人間か」

「うわあなんだおまえはおまえなんだ」と大きな声で驚くうしお

それに対して
「やれやれ五百年ぶりの人間は、ずいぶんやかましいな」
「でもまあいいかこの槍を抜けるのは人間だけだからな」
とうしおは父しぐれの言っていた槍のことを思い出す。

大妖怪は槍のことを話出す。
「五百年の間わしは、このいまいましい槍ではりつけられてきた。」
「知らんのか?人の魂を喰らいながら邪を裂き鬼を突くこのこのクソったれな槍を」…
「まっいいからこの槍を抜け」とうしおに言う大妖怪

それに対して大妖怪は
「知れたことよまずおのれを喰らってこの辺の人間を地獄へひきずりこんでくれるは」と言う

うしおは槍を蹴飛ばし大妖怪に食い込ませる。
人の命が食い物にしか見えないおまえを誰が野放しするかと。
次のやつに頼めと地下室からでてくる。
このとき「おまえは絶対俺が食ってやる」と言っていた言葉は後々までの言い争いのキーワード的なものだったと思う。

そこにたまたまやって来た、あさことまゆこ
彼女たちの前に小妖怪たちがさまよっているがうしおにしか見えていない。

大妖怪の所へ行き「俺の目になにをした」と聞く
大妖怪は「そいつはわしの妖気が呼んだ虫怪や魚妖どもよ」と言い放つ。

そして「やつらは実体化して人間ども襲うぞ」とうしお大妖怪にやっつけてくれと頼む。

そしてそのためにはこの槍が邪魔だと大妖怪。

仕方なく槍を抜くこととなる「大妖怪は約束は守ると」!
だが槍を抜くと大妖怪はうしおを殴り誰が人間との約束なんぞ守るかと
ところがうしおはまだ槍を持つままだった。

うしおは髪が長く伸び変化し昔の槍の使い手のように、そして槍に追われる大妖怪。

仕方なく約束は守るからゆるしてと魚妖たちをやっつけることに。

見事にあさことまゆこを助け魚妖たちを退ける。

うしおの髪は抜け落ち元に戻ると槍が教えてくれた。
この槍は妖怪を退治するためだけに中国でつくられた…【獣の槍】人の魂を力に変えて妖怪を討つ…
ゆえに使うものは獣と化してゆく。
獣と化し槍と一体となり妖怪を倒すためだけの生きものになってゆくと

そして最後のやりとり
逃げようとする大妖怪だが「ゆるされるわけないだろだましたくせに」と「おまえの五百年分の妖気はまだ他の妖怪をよぶんだろ」とうしおはにがさない

そしてまた最初の言い争いの言葉と同様の展開!

やっとここで「名前ないと不便だなよしおまえのことはとらと呼ぼう」となる顔そっくりだし

藤田和日郎先生の不朽の名作
細かく説明するほどひきずり込まれていくような思いがたまらない面白さをかきたてます。

【クニオン】🙂

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