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50歳からでも間に合います。私はマッチングアプリで今の嫁と結婚しましたパート4

前回までのあらすじ

今から7年前にマッチングアプリを始めました。
最初に出会った女性は、私より7つも年上の美魔女優子さん。デートの途中まではいい雰囲気だったのですが、おててをつなごうとして激しく拒否されます。それが原因で彼女にブロックされてしまいました。
次にデートの約束をしたのは「いいね」100超えの人気者さとみさん。デート前日までに彼女のプロフィールを頭に叩き込み準備万端。当日を迎えましたがまさかのドタキャン。
次にマッチングした女性は景子さん48歳。
とてもチャーミングで歌手の島谷ひとみさんに似ていました。何通かメッセージのやりとりのあと、私が食事に誘うとすんなりオッケーをもらいました。



景子さんとデート

景子さんとのやりとりは楽しいものでした。

私が質問したことに対して事細かに長文で返してくれる。

私もそれに答える形で長文で返しました。

そんなやり取りを何度か繰り返しました。

フィーリングが合っていたのかもしれません。

私が食事にお誘いすると、すぐにオッケーの返事をいただきました。

話しはトントン拍子に。

会ったのは2017年の12月の平日。

景子さんは12月という忙しい月にも関わらず日にちを調整してくれたのでした。

待ち合わせは大阪の難波。

私は15分ほど前に到着。

コンビニでウコンの力を飲み彼女を待ちました。

彼女から着きましたのメッセージがきたのは待ち合わせ時間ちょうど。

待ち合わせ場所に指定していた宝くじ売場の横に景子さんらしき女性が立っていました。

実際の景子さんは写真と同様、オメメパッチリのチャーミングな女性でした。

挨拶を交わし予約していた居酒屋へ。

景子さんからは日本酒の美味しいお店がいいというリクエストをいただいていました。

そこで私は日本酒の品揃えが豊富と評判のお店を予約したのです。

まずはビールで乾杯。

景子さんの仕事やマッチングアプリへ登録するまでの経緯などの話を聞きました。

お酒を飲むにつれ話しは盛り上がりました。

日本酒を飲む頃になるとかなりざっくばらんに話ができました。

メッセージのやり取りから察するにかなりのしっかりものというイメージがあったのですが、

実際の景子さんは少し天然でした。

話し方もゆっくりしており、とても可愛いタイプの女性だったのです。

日本酒を二合ほど飲みました。

景子さんの頬はほんのりと赤くなり、オメメがトロンとしていました。

それほどお酒が強くない私は景子さん以上にトロントロンになっていたはずです。

景子さんの歌声に魅了される

2時間ほどで店を出ました。
時間は20時半すぎ。

2軒目でカラオケボックスへ行きました。

景子さんはカラオケが大好きとのこと。

私がお先にどうぞと言う前に彼女はカラオケのリモコン画面とにらめっこしていたぐらいです。

まずは景子さん、渡辺真知子のカモメが翔んだ日を熱唱。

上手い。

私が彼女に見とれていると、すぐさま次の曲を入れました。

庄野真代の飛んでイスタンブール。

これまた上手い。

私に歌わせないつもりのようです。

その後も景子さんは1970年代後半から1980年代にかけての歌をうたい続けました。

彼女の歌う姿を見ていてわかったのですが景子さんは松本伊代に雰囲気が似ていたのです。

そこで私はセンチメンタルジャーニーをリクエストしました。

すると景子さんは立ち上がり、振り付けしながら歌ってくれました。

その姿は1980年代の松本伊代そのものだったのです。

この時点で私の胸はキュンキュンと高鳴っていました。

こんな感情は婚活パーティで知り合った明子さん以来ではないでしょうか。

次の約束をゲット

1時間半ほどで店を出ました。

私は景子さんを最寄り駅まで送りました。

景子さんは、歌をうたったのは久しぶりだったのでとてもストレス発散になったと喜んでくれました。

そこで私は次も会ってくれますかと訊いたのです。

彼女の返事はオッケーでした。

そしてその場で次のデートの日にちを決めたのです。

1月3日のお正月に会うことになったのです。

私は景子さんを駅の改札のところまで見送りました。

彼女の姿が見えなくなるまで。

今回、私は景子さんに指一本触れることはありませんでした。

それはもちろん前回のデート(58歳美魔女)での失敗を繰り返さないためです。

そしてLINEで連絡先の交換をしました。

さあ、次のステージが待っている。

頑張れオレ。

しかし次のデートで思わぬ出来事が待っているとはこのときの私には知るよしもありませんでした。

続く。

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