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婚活パーティで知り合った女性とデートした話しパート3
前回までのあらすじ
婚活パーティで知り合った笑顔が素敵な明子さん。
最初のデートでいい雰囲気になり、おててをつなごうとするもまさかの拒否。
私は動揺し、変な形で初回のデートは終了。
2度目のデートではお寿司を食べたあとカラオケへ。デュエットで明子さんと密着。彼女の肩に手を回し盛り上がりも最高潮に。いまがチャンスとばかりに私は彼女にキス。
しかし明子さんは言いました。
「やめてください!」
明子さんからのLINE
2回目のデートから1週間後のことです。
明子さんからLINEがありました。
2回目のデートでも下手を打った私。
さすがに明子さんとはもうないなと思っていた矢先のことです。
明子
「マニエールさん、なんかジメジメした変な天気ですね。元気にされてますか?」
マニエール
「明子さん、僕は今元気になりました。あなたからのこのLINEで!」
明子
「まあ、お上手」
マニエル
「ほんとです。あれからというもの明子さんが熱唱した高橋真梨子の歯がゆい唇が頭から離れないのです」
明子
「まあ、思い出してくれたのですか。うれしい」
というわけで私にはまだチャンスが残っていたようです。
初めてのデートでおてて繋ごうとして拒絶され。
2回目のデートでカラオケボックス内でチューしようとして拒絶され。
明子さんは私のことをどう思っているのか。
計り知れないところがありましたが、嫌われていないことはわかりました。
ということで次の日曜日にデートのアポを取り付けたのです。
一緒に映画を観に行く約束をしました。
3回目のデート
この日は日曜日。
お昼12時に大阪の難波で待ち合わせをしました。
まずはランチ。
どこで食べるか決めていなかったため、明子さんに何か食べたいものがあるかを訊ねました。
すると明子さん、ネットでいろいろと調べてくれていた模様。
高島屋に美味しくてヘルシーなイタリアン風のお店があることを教えてくれました。
明子さん、なかなか気が利きます。
そのお店へ行くと、もう満員状態。
それもほとんどが女性客。
かなりの人気店のようです。
映画の上映まではまだまだ時間があるので待つことにしました。
しばらくして、テーブルへ案内されました。
ランチのメニューを見て、目んタマが飛び出ました。
ランチセットひとり2500円。
まあ仕方ありません。
可愛い明子さんのためです。
美味しいランチを堪能し、戎橋商店街へ。
まだ上映までには時間がありました。
どこか行きたいところがないか明子さんに訊ねると「ディズニーショップ」へ行きたいというではありませんか。
明子さんは英会話の講師をしていると聞いていたのですが、どうやら自宅で子どもを相手に英会話教室を開いているとのこと。
もうすぐハロウィーーンということで毎年教室にぬいぐるみを飾り付けするそうです。
ディズニーショップは中国人でいっぱいでした。
私たちはまるで夫婦のように仲むつまじく、いろいろなぬいぐるみを見て回りました。
明子
「これかわいい!」
マニエール
「そうですね、明子さんの次にカワイイ」
明子
「いやだぁ、マニエールさんたらー」
明子さんは両手で持ちきれないほどのぬいぐるみを買っていました。
そして、買い物袋に入ったぬいぐるみの一つを私に手渡して言ったのです。
明子
「はい、これはマニエールさんの娘さんの分です。私からのプレゼント」
明子さんは私に小学生の娘がいることを覚えてくれていたようです。
なんて気配りができる女性なんだ。
私の胸はキュンキュンと鳴り響きました。
映画館にて
そして2人は映画館へ。
上映5分前ぐらいに到着。
館内はかなりの満員状態。
「後妻業の女」だけに観客の年齢層も年配の方が多い模様。
映画は原作とは違いコメディータッチで描かれていました。
暗いテーマではあるものの観客席からは時折、笑い声が聞こえるほどでした。
映画は大詰め、クライマックス。
(さあ、最後はどうなるんだ!)
とその時です。
明子さんが隣でソワソワしだしました。
そして私に向かって小声で言いました。
「マニエールさん、ト、ト、トイレ」
明子さんはぬいぐるみの大きな袋を席において出て行きました。
結局、明子さんはエンドロールが流れるまで帰って来ませんでした。
かなりオシッコをがまんしていたのでしょう。
かわいそうに。
(あとでおもしろおかしく映画の結末を説明してあげなくちゃな)
映画館を出たあと、さっそく明子さんに映画の結末を教えてあげました。
マニエール
「あのあとね、大竹しのぶがスーツケースの中にほにゃららされてね、そのあとトヨエツがスーツケース持ってほにゃららして、それで最後は警察がほにゃららして、そしたら大竹しのぶがスーツケースの中からほにゃららしたんですよぉーー」
明子
「映画館の隅で観てましたから大丈夫ですよ」
(明子さん、先に言ってよ〜)
居酒屋へ
裏難波にあるカウンターだけの居酒屋へ入りました。
ここでは映画の話で大いに盛り上がりました。
また、料理も美味しくお酒もすすみました。
明子さんは今夜も酔うほどにほっぺを赤らめていきました。
それがまた可愛いのです。
時間がたつごとに客の数も増え、カウンターだけの店内はぎゅうぎゅうになっていきました。
もちろん、私と明子さんの距離も密着。
いい雰囲気のまま、お店を出ました。
夜のミナミを2人して歩きました。
ここて私は再びどうしようもなく、おててをつなぎたくなりました。
そして、私は少し強引に明子さんの右手を握りしめたのです。
明子さんとの距離が縮まった瞬間
するとどうでしょう。
明子さんは抵抗しませんでした。
それどころか逆に私の左手を握り返してくれたのです。
私は明子さんとの距離が縮まった感じがしてうれしくなりました。
そして指と指を絡めるつなぎ方に変えたのです。
そのまま私たちは手をつないだまま、千日前の商店街を歩きました。
私の下半身からはがまん汁が溢れてくるのがわかりました。
このままだとジーンズにまでしみが溢れてきそうだ。
明子さんと目が合いました。
もうどうにでもしてというような表情を浮かべているように見えました。
このまま明子さんを帰したくありませんでした。
ホテルに誘おうかとも考えたましたが思い止どまりました。
(ホテルはまだ早い。今日はカラオケボックスで前回のリベンジを果たそう。とりあえず、肩を抱いてチューだ。うまくいけばちょっとだけベロを入れよう)
そして私は明子さんに言いました。
マニエール
「明子さん、桃色吐息を聴かせてください!」
明子
「今日はもう帰ります。これ飾り付けしなくっちゃ(オメメトローン)」
明子さんを駅まで見送りました。
姿が見えなくなるまで。
ひとりになった私は自分の股間を見ました。
ジーンズにはくっきりとガマン汁のシミが付着していました。