婚活パーティで知り合った女性とデートした話しパート2
前回までのあらすじ。
婚活パーティで知り合った笑顔の素敵な明子さん。
大人数での飲み会のあと、デートに誘うとすんなりオッケーをもらいました。
デート本番、2軒目のバーでいい雰囲気になり、そのままの勢いでおててをつなごうとするもまさかの拒否。
私は動揺し、変な形で初回のデートは終了してしまいました。
ひとり反省会
私はデートのあと、色々と考えました。
2軒目のバーではお互いが密着した中、話も盛り上がりました。
あれだけいい雰囲気になったのになぜ手つなぎを拒否されたのか?
私の行動に何か問題があったのか?
下心が見透かされてしまったのだろうか?
明子さんはとても慎重なタイプで初デートで手つなぎなんてもってのほかと思ったのか?
いずれにせよ、最後の最後で下手を打ったのは間違いありません。
私は明子さんとはもう会えないかもしれないと思っていました。
まさかの連絡
しかしです。
デートから数日後、なんと明子さんのほうからLINEでメッセージがきたのです。
マニエールさん、お元気ですか?
この前はありがとうございました。
LINEにはそう書かれていました。
これはどういうことなんだ?
まだ脈があるということなのか?
首の皮1枚つながったということか?
私は再び明子さんをデートに誘いしました。
するとどうでしょう。
すんなりオッケーをもらうことがてきたのです。
再びデート
デートの前日のことです。
私は再びチン毛を剃りました。
前回よりも短く。
というかほとんどツルツルにしました。
別に験を担いだわけではありません。
ではなぜツルツルにしたのか?
私にもよくわかりませんでした。
デート当日。
仕事を早めに切り上げ待ち合わせ場所に急ぎました。
その日は有名なお寿司屋さんを予約。
明子さん、お寿司は大好物のようで大変喜んでくれました。
ネタはどれもおいしく、話も盛り上がりました。
初回のデートのときより緊張感もなく、お互いがかなり打ち解けた感じがしました。
映画の話しになり、次は2人で「後妻業」を観に行く約束をしました。
ほろ酔いて寿司屋を出ました。
まだ時間はたっぷりあります。
「次どこか行きたいとこありますか?」
私は明子さんに訊きました。
すると明子さんはカラオケへ行きたいと言いました。
チャンス到来です。
密室で2人きりになれる。
私の心臓がドキドキと高鳴るのがわかりました。
カラオケボックスへ
ボックス内では再びアルコールで乾杯。
私たちはお互いに1曲ずつ歌っていきました。
明子さんはしっとりとした歌声で1980年代から90年代の曲をものの見事に歌い上げていきました。
レパートリーも幅広いものでした。
松田聖子に高橋真梨子、セリーヌ・ディオンに欧陽菲菲、鈴木聖美、などなど。
私も負けじとB'zやミスチルを音程を外しながらも歌い、場を盛り上げていきました。
そして気がついたら私たちはものすごく密着していたのです。
なぜか?
私が1曲歌い終わる毎に間を詰めていたのです。
お互いテンションがかなり上がってきたところで彼女に提案しました。
「デュエットしましょうか」
すると明子さんも乗ってきたようで、快くオッケーしてくれました。
まずは「二人のアイランド」
もう明子さんが石川優子に見えてきました。
次に「愛が生まれた日」
ここで私、ガマンの限界に達してしまいました。
明子さんの肩にオテテを回してしまったのです。
前回のおててつなぎ拒否の件がありますから、一か八か!といった心境でした。
肩を回したあと彼女の様子をうかがいます。
セーフセーフ!
明子さん、拒絶なし。
今夜はなんだかいけそうな気がするぅーーー(天津木村 風)
もうこの時点で私のツルツルち◯こはカッチカチ。
そして次の曲は「居酒屋」です。
これが今夜のラストソング。
もちろん明子さんの肩にオテテを回したまんまでスタート。
途中、頭と頭をくっつけあったりもしましたがセーフ。
明子さんにはわからないように髪の毛の匂いをかいだりもしました。
いい香りでした。
そして明子さんの顔をのぞきこみました。
すると彼女はウットリとした表情を浮かべているではありませんか。
チャンス到来
この機会を逃すわけにはいきません。
あとはタイミングだ。
私はそのときを待ちました。
そして「居酒屋」を見事に歌い上げました。
私は明子さんの肩にオテテを回したままの状態です。
明子さんもまだ離れたくないような、そんな気がしました。
ここだ!
私は彼女の肩を引き寄せました。
そして私の顔を明子さんの顔に近づけました。
唇と唇がくっつくその瞬間てす。
明子さんが言いました。
「いや!!やめて!!」
(えーーーー!!)
続くかも。