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50歳からでも間に合います。私はマッチングアプリで今の嫁と結婚しましたパート5

前回までのあらすじ

今から7年前にマッチングアプリを始めました。
最初に出会った女性は、私より7つも年上の美魔女優子さん。おててをつなごうとして激しく拒否され、そのままブロック。
次にデートの約束をしたのは「いいね」100超えの人気者さとみさん。
デート当日にまさかのドタキャン。
次にマッチングした女性は景子さん48歳。
とてもチャーミングで歌手の島谷ひとみさんに似ていました。
彼女とのデートは盛り上がり、2軒目のカラオケで彼女の歌声に魅了されてしまった私。
次のデートの約束はなんと新年早々1月3日に決まったのでした。


景子さんとのデート

2018年が幕をあけました。

元旦に私は今年こそは彼女をゲットするぞと気合いを入れました。

1月3日。

景子さんとのデートの日。

この日のデートプランはランチへ行き映画を観て、そのあと美味しいパンケーキを食べに行くというもの。

健全そのものです。

私はLINEで映画の上映時間のお知らせとそのあとの簡単な流れを景子さんに送っておきました。

早めにデート場所である大阪難波に到着。

ランチをどこで食べるかを検討しました。

お正月の3日ということもあり大阪のミナミの繁華街はどこもいっぱいでした。

待ち合わせ時間が迫ってきたのでとりあえず高島屋のレストラン街に行くことだけを決めて待ち合わせ場所へ。

ちなみに景子さんはこの日が誕生日。

今までのメッセージのやりとりでそれを聞き出していました。

私は景子さんのために年末にプレゼント(某有名ブランドの香水)を買っていました。

前と同じ場所で待っていると景子さん登場。

新年の挨拶を交わし誕生日プレゼントを渡しました。

景子さん、満面の笑み。

幸先のいいスタートを切りました。

まずはランチへ。

高島屋のレストラン街は案の定どこもいっぱいでした。

その中でもお寿司屋さんが比較的空いていたのでそこに決めました。

メニューを見てビックリ。

空いていた理由がわかりました。

なんとにぎりの盛り合わせが1人前2500円!

正月料金なのでしょう。

しかし高い。

まあ仕方ないです。

これくらいの出費は織込み済み。

可愛い景子さんのためです。

ビールで乾杯したあと日本酒までいただきました。

美味しいお寿司もいただき、ほろ酔いでお店を出ました。

映画の時間までまだ時間があったので高島屋の中を見て回ることにしました。

酔った勢い

店内は新春のクラリアランスセール一色。

婦人服フロアーを2人して見て回りました。

すると景子さん、なにやらコートを物色し始めたのです。

そして探していたコートとデザインが一緒のものを見つけたようです。

景子さん悩んだあげく試着することに。

着ているコートを脱ぐとセーターの上から景子さんの胸がドン!

なかなかの巨乳です。

私は自分の心臓がバクバクするのがわかりました。

コートを試着。

どうかなぁと私に聞いてくる景子さん。

とても似合っていることを伝えると彼女は嬉しそうに笑いました。

可愛い。

そのあともコートを試着したままどうしようか考え込んでいました。

しびれを切らした私は思わず言ってしまったのです。

「景子さん、買っちゃいましょう!今日は特別大サービスだ。私がプレゼントしますよ!」

酔った勢いとは怖いものです。

そのあと値札を見てビックリ仰天。

値札には4万円という数字が。

再び心臓がバクバクしました。

日本酒が身体からスゥーと抜けていくように酔いが覚めていくのがわかりました。

私のカードで精算。

景子さんはとても申し訳ない表情を浮かべながら私に礼を言いました。

映画の時間が近づいてきました。

二人で映画館へ。

チケットは前もって買っていました。

「Destiny鎌倉物語」

途中眠りかけましたが、なかなかいい映画でした。

俳優陣も豪華で、

高畑充希が可愛い妻を演じていました。

映画を観たあとパンケーキの美味しいお店へ移動しました。

パンケーキは景子さんのリクエスト。

前もって調べておいたお店です。

人気店だけあってかなりのお客さんが並んでいました。

20分ほど待ったあと入店。

パンケーキをおいしくいただきました。

話も盛り上がりました。

ますます景子さんが可愛く見えてきました。

18時前にお店を出ました。

今日はこれでお別れだなと思っていたのですが景子さんがもう一度高島屋に寄りたいといってきたのです。

再びクリアランスセールへ

先ほどクリアランスセールで見ていたセーターがどうしても気になっているのだと。

仕方がないので一緒に行くことにしました。

お目当ての売り場へ行くと先ほど見ていたセーターがありました。

迷う景子さん。

店員さんにすすめられ試着することになりました。

待つこと数分。

景子さんが試着室のカーテンをあけました。

体にピタッとフィットしたセーターのため、またまた景子さんの胸がボン!!

再び私の心臓はバクバク。

プラスよだれ。

景子さん、さらに迷う。

数分経過。

まだ決めかねる景子さん。

そこで私が言いました。

「景子さん、とても似合ってますよ。それにしたらどうですか!今日は私がプレゼントしちゃう!」

景子さんは自分が払うからと言い張りました。

しかし、私がそう言ってしまった手前あとには引けなくなってしまいました。

値札チェック。

2万円。

来月の支払いのことを考えると心臓が再びバクバクし始めました。

会計を済ませ、店を出ました。

景子さんはとても申し訳ない顔をしていました。

彼女を駅まで送りました。

「次は私が何かごちそうしますからね!」

別れ際、景子さんは笑顔でそう言ってくれました。

私は景子さんに惹かれていたのは事実です。

しかし私には景子さん以外にマッチングして会う約束をしていた女性がまだ2人もいたのでした。

続く。

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