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50歳からでも間に合います。私はマッチングアプリで今の嫁と結婚しましたパート16最終回

前回までのあらすじ

今から7年前(2017年の11月)にマッチングアプリを始めました。
魅力的な女性たちとの出会いを経て2018年早々新たな女性花子さんとデート。デートは盛り上がり、2軒目の従姉のスナックで彼女とキス。
3度目のデートで彼女と深い関係に。
ドンドン彼女にはまっていく私。
しかし彼女からのLINEに驚愕。
妊娠したかもしれないというのです。
動揺した私はしばらく花子さんと連絡を取るのを控えました。
すると彼女、従姉のスナックへひとりで来店。従姉に妊娠したことを告げたのです。
彼女は子供を産みたい、私からお金を取ろうなどとは思っていないことなどを従姉に説明。
そして彼女にはパトロンがいたことも判明。
従姉のアドバイスもあり、私は花子さんと話し合うことにしました。
その矢先、彼女のお母さんが危篤状態となり…



お母さんが危篤

花子さんはすぐに実家のある東北地方へ飛行機で戻りました。

お母さんはなんとか一命は取りとめたようです。
しかしそれほど長くは生きられないとお医者さんには言われたとのこと。

そのあと彼女はいったん大阪へ戻ってきます。
モデル事務所のオーディションを受けるために。
そのオーディションが終わり、花子さんは再び実家へ。

その飛行機内で花子さんの身体に異変が起きました。体調がおかしくなったのです。
飛行機が到着すると同時に彼女は救急病院へ。

その病院で流産したそうです。

これはすべて花子さんの説明によるものです。

このとき私はどこまで信用していいのか全くわかりませんでした。
従姉も懐疑的でした。

そのあとしばらくして、花子さんのお母さんはお亡くなりになったそうです。
お通夜、告別式、家の片付けなどを済ませ再び花子さんは大阪へ戻ってきました。

付き合いを続ける

このあとも私と花子さんは別れることなく付き合いを続けました。
もちろん花子さんにパトロン的な男性がいることをわかった上で。
これが2017年12月から2018年2月に私が体験した出来事です。

プライベートで日記を書いていたのでそれを読み返し当時を思い出しながら書きました。
ほぼ事実を時系列にまとめる形で。

私たちのその後

花子さんにパトロンがいることを知りながら付き合いを続けて2年ほど経った2020年夏のことです。

パトロン的存在の男性がガンで亡くなりました。
これを機に私と花子さんは同棲を始めました。

そして2021年6月に入籍しました。

あのとき花子さんは本当に妊娠したのかどうか。
今となってはわかりません。
その真相を私が彼女に確認することは今後もしないと思います。

それにしても人生というものは何が起こるかわからないものです。
一緒に住みだしてからも色々なことがありました。

最初はとまどいもありました。
価値観の違いから、言い合いになったこともしばしば。

もちろんいい面もありました。
彼女と一緒に暮らすようになってからというもの、私は何でも自分でやるようになったのです。

今までやったことがなかった料理を作るようになり、洗濯やアイロンがけ、トイレ掃除やお風呂掃除までやるようになりました。

また健康面にも気を使うようになったのです。
筋トレを本格的に始め、サウナへも定期的に行くようになりました。
また、週末は大阪城公園をランニングするのが日課になっています。
納豆を食べ始めたのも彼女と暮らすようになってからです。
その甲斐あって私は今まで生きてきた中でいちばん健康的になったといっても過言ではありません。

2024年もあと2ヶ月ちょっとで終わろうとしています。

来年私は59歳。

今はただ、彼女を幸せにすることだけを考え、日々を精一杯生きています。

お金は全くありませんが(笑)

いったんこのお話は終わります。

最後まで読んでいただいた皆さんありがとうございました。

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