映画｢糸」観てきました♪

先日、映画｢糸」を観てきました~(^^)/　Facebookで紹介したら、割と皆さん興味持って下さったので、noteにも同じ内容だけど、載せちゃおう♪

Inspired by 中島みゆき「糸」とチラシに書かれているだけあって、
まさにこの曲が映像化されているのを体感させてくれるような映画でした♪
菅田将暉、小松菜奈演じる、平成元年に生まれの漣と葵が１３歳の時に出逢ってからの18年間を、平成史とともに描いた壮大な作品。

ただの初恋の相手と再び巡りあって云々の、純愛物語のように捉えるには勿体ない感じ(^_^;)

葵は母親の交際相手の男性から暴力を振るわれる日々。ある日、町から逃げるように、一家は姿を消してしまいます。それを知った漣は葵を探し出し、そこから連れ出そうとしますが、所詮中学生。あっという間に保護され、離ればなれに(T ^ T)


8年後21歳になった漣は、友人の結婚式のため上京し、そこで葵との再会を果たしますが、すでにそれぞれの人生があり、気になるもののまたそれっきりに…　

その後、漣は職場の先輩と結婚し、娘もうまれますが、奥さんは腫瘍が発覚し…(>_<)　葵は、付き合っていた彼と別れ、友人を頼ってシンガポールに。そこで事業を拡大するものの、友人の裏切りに全てを失い…　北海道、東京、沖縄、シンガポールと舞台は広がっていきます。そして、更に10年後2人は再び巡り逢うことに♪ 巡り逢うってこういう事なのかも♪

北海道の自然も、沖縄の自然も凄い~！！　人間がちっぽけに見える壮大さ、何もかも包み込むような寛容さ、そこで生きている人達の姿、あり様を見せてくれます(^^)/　

映画の中で、節目節目に絶妙のタイミングで中島みゆきの「糸」が流れます。そのたびに、人との出逢い、関わり、タイミング、意味などを歌詞から深く感じます。本当にドンピシャリな感じで…(^^)/

共演陣も素晴らしい~(^^)/　斎藤工、榮倉奈々、倍賞美津子、成田凌、高杉真宙らが顔をそろえます。子役の子も熱演♪　それぞれの登場人物が、縦の糸、横の糸になっていて、主役の２人だけでなく、いろんな人の糸で織りなされた布、生き方を観た感じです♪

あとは、娘達にちゃんと大事な事伝えられているのかなあ、伝わっているのかあ…と感じる一幕があったり、漣が何度もいろんな人からどんぐり（そればかりじゃないかも…）を投げられるシーンがあるのですが、それって、自分では気付かない、踏ん切りがつかない、動けないでいるのに対して、背中を押すサインなんだろうなあ…　と感じられ、

誰もがこのような波瀾万丈だったり、ドラマティックな人生ではないかもしれないけれど、こういったわかりやすいものを観て、それを自分に置き換えて気付くことがいっぱいの映画なんだろなあ…とも。だから、「菅田将暉に興味ないし…」　とか、「恋愛映画でしょ？」　なんて言わずにいろんな人が観たらいいのになあと♪　きっとそれぞれ観て何か感じるものがあるはず！！


もちろん菅田将暉の演技も素晴らしい~(^^)/　１３歳の時、葵を守り切れなかったことから、世界に羽ばたこうとしていた少年が、自信も夢も希望もなくし、なんとなく生きている青年に(^◇^;) そこから、自分を生き始めた成長・変化ぶりを見事に熱演！！　立ち姿勢、目が全然違います♪
あっという間の１３０分でした♪ 興味ある方は是非(^^)/

Facebookとnote、たまには内容が一緒だっていいんじゃない？　そんな枠を外せた、感動の魔法使い魔法使いシャーロット・アーティストでした(^^)/

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