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0X1=LOVESONG(I Know I Love You) feat.Seori タイトル解釈について

0X1=LOVESONG

初めてこのタイトルを見て意味を知ったとき、世界にはこんなに美しく悲しい数式があるのかと心底感動した覚えがある。

タイトルに込められた意味をまだ確認されていない方はぜひこちらから↓


思わぬ混乱から「0」になってしまった少年と、そこに現れた「1」である君との出会い。そして二人が交流することで、その物語はLOVESONGへとなっていく。とてもロマンチックなタイトルだ。

しかしここで疑問が一つ。

0はどんな数字をかけても答えは0になってしまう。これは生粋の文系として生きてきた私にもわかる。なぜ+ではなかったのか。せめて足し算であれば、彼ら二人は0にならなくても済んだはず。私はこれをずっと疑問に思っていた。ところが昨日の夜、お風呂に入りながら考えていたらパッと浮かんできた解釈があったので、ここに書き記そうと思う。ゆえにここからの文章は引用部分以外、完全に私なりの解釈であり、妄想である。それを頭の中に入れて読んでいただきたい。


まず初めに、TXT界隈ではおなじみのSTYLEMINKさんの考察動画が、今回私なりの新解釈を思いつくにあたって大変役に立った。まだ見ていない人は、私の記事は後回しでいいので、先に動画を見てほしい。

私が注目したのは動画後半の5:10あたりからの考察だ。実はヨンジュン以外の4人のメンバーはヨンジュンの作り出した空想の仲間たちだったのではないかという考察。ここから私は、タイトルの数式の数字には違うものが当てはまる可能性があると考えた。

孤独でずっと「1」人だと感じてきた少年が、自分自身を助けるために4人の仲間の空想を作り出す。

しかしそれはやはり空想に過ぎず、現実に戻れば彼らはどうあがいても「0」の存在。

足し算は同じ単位のものでしかできない。現実に存在する少年と空想の仲間たちとでは足し算は不可能である。

だから少年は空想の世界の仲間たちと交流するために掛け算をした。

答えは0になることを知っていて......。


ここでサブタイトルが効いてくる。

I Know I Love You

これまでさんざん、0には何をかけても答えが0になると書いてきたが、数学的な答えが0だとしても、彼らにとってこの式の答えは「LOVESONG」なのである。少年は仲間たちを愛している。

他人が何と言おうとも、君たちを愛してるって自分でわかってるよ。   (I know that I love you)

君たちが僕の空想だと知っていて、君たちを愛してるんだよ。      (I know, but I still love you)

MV内のヨンジュンはこんな気持ちを抱いていたのではないかと、想いを馳せてみる。


ここまで私なりのタイトル新解釈を語ってきたが、皆さんはどう感じただろうか。TXTが織りなすストーリーには、まだまだ解釈・考察の余地があると思うので、ぜひ皆さんの考えも聞いてみたい。

今回が私にとって初めての記事で読みにくい部分もあったとは思うが、最後まで読んでいただいたあなたに感謝の気持ちを述べて、私の初noteとする。

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