QB2020カルテット WEEK 3 ジョー・バロウ。
前の投稿のつづき。
ベンガルズのQBジョー・バロウ選手は、 3年目なのに落ち着いている。
昨年スーパーボウルまで進出し、経験を重ねたからなのか、ベテランのような佇まいを感じる。
昨年入団した大学時代の相棒、ジャマール・チェイス選手の存在も大きい。
お互いをよく知る存在がチームにいることで安心感が生まれ、いざという時の保険にもなるから、パスターゲットを探すにも余裕が生まれてるのではないだろうか!?
もちろん、QBの力量だけで良いプレーはできない!
オフェンスラインの働きや、オフェンスラインとの信頼関係が重要。
パスプロテクションが完全に機能しているわけではありませんが、そこそこ保てばなんとかできる力をバロウ選手は持っている。
ルーキーイヤーはケガでシーズンを棒に振ってしまい、昨年からのプレーで実質 2年目。 2年目のジンクスは全く感じさせない活躍をしている。
(アメリカにも 2年目のジンクスはあるのかは知りませんが…)
QB2020カルテットの中では、ちょっと抜け出てる感じがする。
古い話ですが、サンフランシスコ・49ersの、ジョー・モンタナ&ジェリー・ライスのホットライン。
最近では、グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース&デイバント・アダムスのホットライン。(アダムス選手は今シーズンレイダースへ移籍)
のような、ホットラインが完成しつつある。
とにかく今シーズンの初勝利!
ベンガルズはこの二人を中心に、昨年のスーパーボウル進出が“まぐれ“だったと言われないように常勝軍団を作っていってほしい。
そして、QB2020カルテットの4人目。
フィラデルフィア・イーグルスのジェイレン・ハーツ選手。
チームは開幕 2連勝でスタートしたWEEK 3、結果的には快勝!
ハーツ選手は、バロウ選手とは違った意味で余裕があるように見える。
それは、脚力!
パスターゲットが見つからなくても、オプションプレイを選択しても、自分で走れる力があることをわかってるから慌てない。
身体能力でいったら、カルテットの中で一番だと思う!?
“走れる“というところでは、4人とも走れるけど、それを戦術で取り入れられていいのはハーツ選手だけのような気がする。
ドルフィンズのタゴヴァイロア選手も能力は高いけど、スクランブルの時以外は走るのはやめた方がいいと思う…
走れるけど、走りに向いていない!?
(技術的なことはよくわからないので、あくまでもわたしの感想です。)
ただ、チームはこれで 3連勝。
得点は第 2Qの24点だけだったけど、相手チームコマンダースの元気のなさに助けられ勝ち星を拾えた。こういう勝ち方も必要だし、今後の展開のためにも大きい。
カルテットの勝敗は、3勝1敗。
負けは、我がチャージャース…
まぁ、毎年とんでもなくひどい負け方は1〜2試合あるので、例年通りということで気持ちを切り替えましょう。
次戦は、今シーズンまだ勝ち星のないテキサンズ。
WEEK 3の鬱憤を晴らしてもらいたい。
ハーバート選手のケガは心配だけど、元気にフィールドに立てることを願って終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。