美しい容姿、美しい走り…、そして聡明。
5/19に行われた、セイコーグランプリ陸上2024の100mHに出場した田中佑美選手。
12秒90で2位。
中国選手に敗れ、惜しくも2位という結果に終わった。
でも、現在の日本記録保持者の福部真子選手やベストタイムが田中選手より速い、青木益未選手を抑えての日本人トップ。
そして、先日の雨の織田幹雄記念大会では13秒00だった記録も、12秒90と13秒を切ってきたので評価はできると思う。
田中選手の自己ベスト、12秒89にわずか及ばなかったけど、良い走りだったのではないでしょうか。
ちなみに、女子100mHで日本人ではじめて13秒を切った寺田明日香選手は、決勝のレースは棄権になってしまった。
女子100mHは、12秒台で走らないと戦えない時代になってきた。
その中で、走るたびに12秒台を記録できる田中選手の成長は素晴らしい。
田中選手のインタビューなどを聞いていると、とても聡明で、しっかりとした考えの基で競技に取り組んでいるのがよくわかるので、これから100mHの第一人者として日本の陸上界を引っ張っていきそうな気がする。
容姿もキレイ、走りも美しい、そして聡明。
アメリカの大学生などは、NCAAという団体に所属していると学業の成績がよくないとスポーツ競技をやらせてもらえないようなので、それこそ文武両道な世界。
日本人でもそういった選手が出てきた。
これは今始まったことではないけど、これからはそういう選手が増えていくのだろう。
同じ陸上界では、為末大氏。
サッカー界では、昨日現役引退した長谷部誠氏。
野球界では、少し古くなりますが古田敦也氏。
などは、身体的な要素だけでなく、頭も素晴らしい選手だった。
そこに肩を並べるだけの資質は持っているようなので、今後の陸上界の発展と、ご自身の目標に向かって進んでいってもらいたい。
いやぁ〜、それにしても美しい走り、美しいハードリング、見ているだけで楽しい。
最近このnoteでもよく書いている、WNBAのケイトリン・クラーク選手も見ていて楽しい選手。チームは負けが続いているけど、クラーク選手だけを見る価値がある。
先日、“美女競演“ということで両選手のことも書かせていただきましたけど、今後目が離せない両選手。引退するまで追いかけていこう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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