手に汗握る好ゲームの締めくくりは涙…
AFCチャンピオンシップ
カンサスシティ・チーフス対シンシナティ・ベンガルズ
前半のベンガルズは、QBジョー・バロウ選手が4サック、1インターセプトと攻撃がうまく組み立てられなかった!?
それでも、13対6の1TD差(7点差)で凌いだのは、昨シーズンスーパーボウルまで進んだ自信とチーフスに対する相性の良さによるものだと思う。
大きな展開はなかったけど、AFCのチャンピオンを決めるにふさわしい前半戦だった。
後半早々同点に追いついたベンガルズだったけど、すぐさまチーフスが突き放す展開。
その辺りから、スタジアムのクラウドノイズも一層激しくなり、チーフスペースと勘違いするような雰囲気に包まれていた。
その流れの中でチーフスが追加点を入れるようなら、ベンガルズのダメージは大きいなぁと思っていたら、チーフスQBマホームズ選手のファンブル。大きなミスを犯してしまった。
ミスに付け込み、4TH & 6もバロウ選手の相棒、WRジャマール・チェイス選手へのパスで切り抜け、TDに結びつけた!
20対20の同点
試合残り時間は13分、どちらが抜け出すのか!?
試合残り時間11分を切ったあたりの判定が、ベンガルズにとっては???な感じだったけど、それを上回るベンガルズディフェンスの集中力!
その後膠着状態が続き、迎えた残り試合時間8秒…
チーフスのFGが決まりゲームセット。
23対20でチーフスの勝利!
スーパーボウル進出!!
最後のFGに繋がるプレーで、ベンガルズDE ジョセフ・オサイ選手のパーソナルファールがあったけど、あのシチュエーションで、アドレナリンが出まくってる状態では仕方ないと思う。
そのファールの前のプレーでは、QBマホームズ選手にプレッシャーをかけダウン数も進ませている…
勝者と敗者を決めるような大きなプレー・大きなファールではあったけど、精一杯プレーした結果なので誰も責めることはできない。オサイ選手はまだ2年目。自分を責めることなく“良い経験“として来シーズン以降のキャリアに活かしてほしいと思います。
試合終了後、オサイ選手がカメラに映し出される度に、わたしまでもらい泣きをしてしまいました。
結果的に、NFCもAFCも第一シードが順当に勝ち上がった。
チーフスQBマホームズ選手の足の状態は気になるけど、2022年シーズンラストゲーム、悔いのない調整をして・悔いのない時間を過ごし、悔いのないシーズンエンドを迎えてもらいたい。
わたし個人的にはスーパーボウルは、ジョー・バロウ選手対ジェイレン・ハーツ選手の、“QB2020カルテット“対決が観たかったけど…
こちらは来シーズンの楽しみとっておくことにして、第一シード同士のスーパーボウルを楽しみたいと思います。
もちろん、QB2020カルテットのスーパーボウルでの対戦は、ジャスティン・ハーバート選手(ロサンゼルス・チャージャース)対ジェイレン・ハーツ選手(フィラデルフィア・イーグルス)です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。