いたちごっこ
おなじようなことを繰り返すだけで決着がつかないことを意味するが、最近あまり使われていない気がするのだが、気のせいだろうか?
なぜいたちごっこかというと、江戸時代に子供の間で流行った遊びからきているらしい。その遊びとは2人で向かい合って互いに相手の手の甲をつねって自分の手をその上にのせることを交互に繰り返す際限のない遊びだという。いたちの素早さや噛みつく様に似ているのでそう呼ばれたという。今そんな遊びをしている地方があるのか定かではないが、子供特に小さい子は同じことを繰り返し繰り返しやるのを面白がることがあるので、際限のない遊びであることは理解する。
類語としては、押し問答、水掛け論、堂々巡り、千日手(これは将棋)とあるが、やっぱりあまり使われてない気もする。
世の中、同じことの繰り返しが少なくなったのだろうか?繰り返しが時間の無駄に思えてタイパ世代に受けなくなったのか?