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会いたい人リスト

いつだったか、おそらく20年ほど前かな?(遠いまなざし)
ミーハーな私が その頃 純粋に会ってみたいなぁと思った人たちを10人と決めて リストアップしたことがありました。

映画監督の龍村仁 監督
F1レーサーのアイルトン・セナ 氏
ハワイ島のアンティー・マーガレットさん
ホクレア号のナイノア・トンプソン 氏
ピアニストのフジ子・へミングさん
ギタリストの村治香織さん
版画家のぼくねんさん
青森の佐藤初女さん
チベットのダライ・ラマ法王 様
ウォーキングのデューク更家さん

会える、会えないとか、可能か、不可能かではなくて単にノートに書き出してみただけ。。

今見ると、ちょっと笑っちゃいますが、、
今だからわかるのは、当時の私がどんなことに惹かれていたかということです。
ここがポイントのような気がします。

結論からいうと、 全て叶いました。
たぶん2~3年ほど?かかりました。
会うと言っても、全員がアポイントをとって会ったとか、一緒にご飯を食べたとかではなくて温度差はありますが、私のなかで会えたと感じられれば会ったことになるという意味で、夢は叶ったと言うことなんです。

最後にお会いできたのはダライ・ラマ法王様でした。

また詳細は少しずつ書いていこうと思います。

法王様の講演には 2回参加させて頂いたのですが、これはカウントせず。
2011年の震災後の4月末か5月1日の辺りで東京 護国寺にて法王様による供養の会みたいなものが開催されました。
私は2010年12月に上京して、翌年1月から小さな自宅サロンを始めたところでした。
東京に住めばいつでも気軽に羽田 (成田)からハワイ島へ帰れるから、(地方の田舎からだと家から空港へ1.5h、飛行機で東京まで1.5h、羽田から成田まで1.5h、、、そして帰路は+東京で1泊と余分な時間とお金がかからない)と言う安易な考えで。。ウキウキしながら、東京の便利さやサービスのクオリティの高さに感動しながら新生活をはじめました。友人やその友人たちの紹介で少しずつですがマッサージができる喜びを感じていました。しかし3月11日に地震が起こりました。津波も起こり大勢の人が亡くなりました。生き残った人々も多くの大切なものを、なかには家族を失いました。私は被害はありませんでしたが、これからどうしようと迷いはじめました。私は自分の1番を選んでなかったと気づいてしまいました。
ゴールデンウィークに大阪から友人が遊びに来てくれました。東京駅まで迎えに行く事になっていました。前日に護国寺に法王様がいらっしゃることを知って、もし興味があれば行かない?と誘ったところ、じゃあ行ってみようっと言うことになって、
前置きが大変長くなりましたが、護国寺にてダライ・ラマ法王様にお会いできたのでした。
定刻よりいくらか早めに到着したものの、すでに長蛇の列。中へ入ってもすごい大勢の人。私たちは真ん中より後ろの方に立っていました。祈りの法要がはじまり雨もぽつぽつ降り始めました。傘を持っていない私たちは後方へ移動しました。
法要が終わって雨も上がりました。
運営スタッフらしき人たちが 人々の間を通って通路を作りはじめました。私たちは後ろに下がるようにいわれて、、結果、通路の最前列になりました。
今から法王様が歩いてこられます、、のようなことを言われたように思います。
法王様が歩き始められたのか、見守ってる人々が少しでも法王様にお近づきしたいのか、大勢の人が少しずつまるで波のように動いてみえました。
近づくにつれて 最前列にいた私たちは 後方から押されたりして立っているのが大変になってきました。誰かの鞄で押されたとき、ついによろけそうになってしまい、差し出された手にすがって転ばずにすみました。とても柔らかい手は満面の笑みの法王様でした。ありがとうございます、と言いながら、なぜか、大変失礼だと思うんですが、手から伝わるダライ・ラマ法王様はほかの人と同様に普通のおじいちゃんなんだなあ、私たちと同じなんだなあと とても親近感を覚えたのでした。
そして、会いたい人リストはコンプリートしました。

手のやわらかな人に惹かれます。(笑)

今のところ 一番やわらかな手をしていた人は、ハワイ島の"てしま"という日本食レストランの静子グランマでした。そして、ロミロミの神様といわれたアンティー・マーガレット、森のイスキアの佐藤初女さんです。

3人とももうお会いすることは叶いませんが、、。

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