いつから透け感コンシャスなのか
Charites Accessories-カリテス-です。
スパンコールとビーズをオーガンジーやチュールに刺繍して、透け感の美しいアクセサリーをつくっています。
すっかり市民権を得た【透け感】の魅力とは一体なんなのでしょうか。
私の作品作りのコンセプトであり、noteの冒頭のお決まりフレーズにも使っている【透け感】というキーワード。
私が新しい作品を作るとき、手に取るスパンコールやビーズを組み合わせて何をしたいのかと考えてみると、行き着くところは【美しい透け感】になります。
ではなぜこれほどまでに私は【透け感】に惹かれてしまうのか。
実はこれは私にとっては大切なこと。
ここを深掘りしてコンセプトや告知やキャッチフレーズに落とし込むのです。
そのために数百の関連ワードをつなげて一人ブレストしていくのです。
(余談ですがこの関連ワード集めはすごく大変な作業ですが、ここでどれだけの言葉が広がったかによってその先が色々変わってきます)
まだまだ私の深掘りは続いているのですが、一つはっきり見えてきた【透け感】コンシャスになったきっかけがあります。
それはiMac初代機
1988年に発売されたこのiMac。
当時私はSEをやっていて、仕事場にも一台このiMacがやってきました。
そこで私はものすごい衝撃を受けました。
(なんとなく年バレしてますか。はい。アラフィフです)
当時パソコンといえば黒か白の普通の箱でした。
そこに誰もルックスを求めてはいませんでした。
それがまさかの透け感Mac。
しかもこの初代機のカラーは『ボンダイブルー』と言われ、深い青に緑が溶け込んだような、本当に美しい色をしていました。
子供のおもちゃみたいだと酷評した人もいますが、私はこの透け感の魅力にすっかりやられてしまいました。
【透け感】を初めて意識したといっても過言ではありません。
ただただひたすら美しいiMacは、部屋に一台あるだけで楽しい気分にさせてくれました。
いまだに私の大好きなスパンコールが、美しい青いスパンコールだというのも、元を辿ればこのボンダイブルーのiMacだったのかもしれません。
もう一つ私の大切な【透け感】アイテムは、幼稚園児のときから集めていたキラキラのスーパーボールです。
小さなバスケットいっぱいに色とりどりの透明カラーのスーパーボールをしまっていて、毎日一つ一つ取り出しては太陽に透かしてみて「キレイ〜!」と言って満足するという、透け感遊びを日課にしていました。
スーパーボールにもいろいろありますが、透けていないものは興味がありませんでした。
いまだに母に「透明のスーパーボール好きだったね」と言われます。
いえ、「好きだった」ではなく、今も現役で好きなんです。
スーパーボール、iMac、スパンコール、ビーズ。
私の透け感遊び。
ワクワクの原泉が見えてきました。
透け感のあるキラキラのアイテムは、私にとっては『たからもの』なんです。
だから次から次へと透け感アクセサリーを作ってしまうんですね。
よろしければサポートをお願いいたします。 新しい技術習得のための刺繍学校の学費にいたします。