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隠蔽ではないのか。

2020年9月以降、『市民グループ見張り番』(以下、『見張り番』)のブログ担当者による内部告発的な内容が、散発的ながらも投稿されているが、2020年の『見張り番』のブログはこれで締められている。

内容から、先だって開催された2020年度の『見張り番』定期総会についてのことであるのは明確だが。気になる処はこれ。

10月24日に阿倍野市民学習センターで開催したようですが、総会結果報告の記録が今日まで、まだ世話人にも届いていません。総会の記録にそって、見張り番のこの1年を報告したいと考えていましたが、世話人会代表に求めていますが、現在のところ詳細がわかりません。

この内容を素直に読むならば、『見張り番』のブログ担当者は、定期総会に列席していなかった様であるが、もしや、代表はじめ幹部から、総会参加の場から締め出されたのではないか、という疑念をどうしても抱いてしまう。

実際、『見張り番』の一般社団法人化目標(寄附金300万円)の件に際し、「法人化の件は、『見張り番』会員から何ら同意も貰っていない」と批判的なコメントを寄せているが、これに対し、幹部から怒りを買っている可能性は有り得る。総会から2箇月も経過して、運営のメンバーにその内容が送られていないというのも異常である。

以前に筆者が記したnoteでその総会に触れたが、内容が古い上に薄っぺらく(法人化の話題はこの時は出なかった)、とてもじゃないが会員に伝えられるレベルではなかったかも知れない。だが、それでも総会の報告を伝えるのは組織として必須の義務であろう。それすら出来ていないのは最早『隠蔽』と呼んでもおかしくなく、自治体への情報公開を求める立場の市民オンブズマンがその様な態度であるならば、組織としての寿命も悉皆尽きるのではないか。

2021年になり、新たなる投稿は3月29日現在なされていないが、筆者としても、大阪の行政問題を考えるにあたり大事なことであり、今後の『見張り番』のブログの動向は注視していこうと思っている。

(2021/03/29追記)大阪市廃止・特別区設置住民投票での都構想否決の結果を受けて以降の、大阪市の広域一元化条例の可決を受けて、何らかのアクションがあってもおかしくないのだが、相変わらずブログの更新がなされていない状況。最早市民オンブズマンとしてのやる気は喪失しているのだろう。この状況下で、法人化を目指すので300万円の寄付を募るなんぞ、嗤わせる。

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