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vol.149断薬中編【良かったじゃないですか‼︎】我慢発うつ病行き 1058
前話
我慢発うつ病行きマガジン
※モラハラ夫編•パワハラ編は別マガジンに収録
久しぶりの精神科。
心身の状況が安定してきているということで受診スパンが延びていた。
なのに、なのに、ああ、それなのに、その間に不安要素がてんこ盛り。
あんなこととか、こんなこととか……
欠落感、不安感、焦燥感、疎外感、寂寥感。
胸の中が常にザワザワしているというか、将来への漠然とした不安に押しつぶされそうになるというか、かといって対策を立てようともしないし、行動を起こしてみようという意欲も湧いてこない。
このままではいけないのは解ってるんだけど、どうすれば良いのか判らなくて、どうにかしようとしていなくて、そんな自分がアカン奴すぎて自己嫌悪に陥る。
どこかにも書いたけど、このままフェイドアウトしてすうっと失くなることができればいいのに。
まるでうつ病みたいやん。
てか私、うつ病なんでした。
2/21(金)、Y医師には軽めのモヤモヤから順に報告。
メインはどうしたって、由美(仮名、一人暮らしホヤホヤ長女)のこと。
一応ね、きれいなハンカチ持ってきた。
念のため。
「娘さん、やっと(家を)出たんですね。
良かったじゃないですか‼︎」
「娘さん、勝手ですよね〜」
Y医師は笑顔で仰った。
あれ、良いことだったの?
え、由美のことを勝手だと思っても構わなかったの?
「家を出たことで、お母さんに対する(由美の)気持ちが変わっていく可能性がありますね。
お母さんの気持ちを想像できるようになるかもしれないですよ。
(私が)どう考えてどう行動するか、行動しないかは、そのときになってから考えればいいですよ。
今は、待つしかないです。
待っていましょう」。
由美は、Y医師が想像されているより遥かに偏固で頑固ちゃん、。
たとえ「意地を張りすぎたかな?」と思ったとしても(思うかな?)、自ら前言を撤回するタイプじゃない。
私は事実を受け入れた、というか覆しようがないと諦めた。
期待はしない。
時間に任せるしかない。
未だ荷物が残ってるから、由美と会えるチャンスはある。
声をかけるだろうし(返事はない)、手紙を渡したいと思ってしまう。
「接点を持ちたくない相手から手紙をもらって嬉しいと思いますか?
逆効果ですよ。
余計なことはしないでおきましょう」。
そうか、そうよね。
私も人様になら、そうアドバイスするわ。
「失礼な例えですけど、ご親戚のどなたかが亡くなられたら、娘さんの勤務先に連絡することはできるでしょう?
完全に接点がなくなるわけではないですよね」。
そうね、悲観しすぎだったかも。
幸いにもハンカチの出番はなかった。
精神科を出て、午後からの予定に備え大急ぎで所用を済ませて帰宅。
なのにこのザマよ。
2/23(日)、母に面会。
ワタル(友人間のニックネーム、妹)と由美は仲良し叔母&姪。
ワタルが事前に由美を誘ってくれていた。
引越しを理由に断られなくてよかった。
孫娘に会えた母が嬉しそうだった。
私とは喋らないけど、私も嬉しい。
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ワタルが由美を食事に誘ったけれど、届いた棚を組み立てたいからと断られた。
棚がなくても来ないだろうね。
予定がある日はいい。
出かける日はいい。
適度に忙しい日はいい。
ひとりの時間がありすぎると、寂しいのとは別の不安が湧いてくるようになった。
はっきりと書けば、経済的な。
あと何ヶ月かで失業保険が切れる。
収入がゼロになる。
未だ規則正しい日常生活を送れていない。
働く意欲はほんの少しも湧いてこない。
頭で考えてないで動いてみればいい。
そんなことは解ってる。
けど動けない。
いや、動かない。
焦る気持ちだけがある。
「その日暮らし」って、計画性がなくて行き当たりばったりで、決して褒められた言葉ではないけれど、今の私に必要なのはそれくらいの気楽さ。
心配して良いことある?
先のことなんか分からない。
明日、事故に遭って死んじゃうかもよ?
なるようにしかならない。
何ともならんかったら、そのときに考えたらいいやん。
どうにかなるやろ、知らんけど。
自立支援医療の更新のため市役所へ。
窓口の美人さんは、厳封してある診断書をどうぞ〜と撮影させてくれた。
強度の不安•恐怖感だって。
やっぱりね。
知ってたけどさ。 (2/25)
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