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⭐️周回遅れのサイゼです 1054


「サイゼなんて100年くらい行ってないし」「行く機会ないし」「別に行きたいとも思わないし」と冷め切っていた私。
創業秘話なんて知らないし、企業理念なんか知らないし、営業努力なんか知らないし、興味なんてないし。
それなのに何となく気になるようになったのは、こちらの企画にご参加された方々の溢れんばかりのサイゼ愛。
※募集は終了しています



ほんっとーにすみません。
勝手に安かろう悪かろうのイメージを持ってました。
いやね、以前は自宅の近隣にもあったんですよ、広い駐車場のある郊外型店舗が。
オープン当初は家族5人(今や2人)で何回か行ったけれど、当時はメニューが少なかったし、お料理のボリュームも少なかったんですよ。
価格は安かったから良いんだけどね。


バス停が近くてチャリ通の高校生(公立2校、私学1校)の通り道。
これが幸いしたのか災いしたのか?
日中は、ドリンクバーや単価の安いオーダーで何時間も居座る高校生たちの溜まり場。
サイゼは、混んでてうるさくて落ち着かなくて大人向きではない、というイメージが私の中に定着。
勿論、デート使いなんて論外。


何年営業してたのかな?
いつしか撤退してしまい、後にできたのは飲食店ではなく、全然別の小売店。
行かないくせに、なくなったらガッカリした覚えがある。


たまたま昨日、あるバンドがFMでサイゼのことを話してた。
メンバー4人で、好き好きに頼んでカスタマイズしても、合計六千いくらだったって。
サイゼ大好きだって。
ふうん、やっぱり人気あるんだね。


今日はワタル(友人間のニックネーム、妹)と由美(仮名、一人暮らしホヤホヤの長女)とグループホームの母に面会。
帰りにワタルと私で鰻を(母の年金で)ご馳走になるのが様式美。
由美を誘うのはワタルの役目。
今回の日程は由美が自宅を出るより前に決まってたんだけど、母に孫娘の顔を無事に見せられてホッ。


母に暇を告げ、迷うことなく鰻屋のある駅に降り立ってびっくり。
何とまあ「完売御礼」の札、OMG‼︎
すっかり鰻の口になっていたワタルと私。
いやいや、これは寧ろサイゼに行くチャンス到来ではないの。
新居で棚を組み立てる予定の由美と別れ、ワタルとふたりでサイゼに向かう。


ワタルもサイゼは久ーしぶりらしい。
オーダーはQRコードからなのね。
配膳と下膳は猫型ロボットじゃなくて、人間の店員さんなのね。
お会計はセルフレジなのね。
ふたりして御上りさん状態。


ふたりともサイゼメニュー耳年増。
「誰かが言ってた」「何かで読んだ」「殆どの人が頼むらしい」「動画で観た」「美味しいらしいよ」と思いつきでオーダー。

ここには写ってないけど
カルボナーラとアロスティチーニ
(串刺しの羊肉。名前あってますか?)と
ムール貝のグリルもオーダー



鰻屋さんではコーヒーを飲めないので、スタバに移動するところ。
それがまあ、何と言うことでしょう‼︎
サイゼで鰻は食べられないけど、移動せずにコーヒーを飲むことができる(当たり前とも言う)。
コーヒーを飲むのなら、ドルチェも食べないわけにはいきません(食べなくても構いません)。

ティラミスクラシコと
イタリアンプリンと
カプチーノ


全部で12品。
もうね、動けないんじゃないかと思うくらいお腹いっぱい。
それでいて鰻屋+スタバの1/3くらいの価格。
国産炭火焼き鰻と比べるのはどうかと思うけど、そりゃあコスパがいいわ。
学生さんも子ども連れも来るはずよね。


たった1回行った程度では #サイゼ文学賞 エントリー作品のサイゼ愛の深淵には迫れないし、カロリーや味付けの濃さを考えると、日常的に通うこともない。
それでも勝手に思い込んでいた偏見を払拭するには充分の経験だったし、外食の選択肢にサイゼをエントリーさせるのもアリだと思った。


残念ながらアルコールを受け付けない体質なんだけど、もしかしてワインでも飲めれば、サイゼ大好きになってたかもしれない。
なんてことを書いておきながら、鰻屋さんが開いてれば鰻屋さんに行くんだけどね。
ああ、それにしても喉が渇く……                                               (2/23)





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ちゃりれれ【時々ジャイアン】
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