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西東三鬼の句で、

  限りなく降る雪何をもたらすか

というのがあります。
私も雪が好きなので(と、秋田在住なのに言っていいのか迷いますが)、「限りなく降る雪」というものにファンタジックな光景を想像してしまいます。

とはいえ、「限りなく降る雪」が実際にある=実害があると、話は違います。雪は見ているだけならいいのですが、外に出かけなきゃいけない時には困るわけです。勝手なもので。

昨日(2/5)と今日(2/6)はキャンセルできない仕事が入っていて、車を自分で運転して出かけなければいけませんでした。

2月5日から日本各地で大雪の予報。秋田でも沿岸に暴風雪の注意報や警報が出ていました。気象情報を確認するまでもなく外の風は轟音、気温は思ったほど低くはありませんでしたが、しかし0度前後の予報が気になります。車を運転していてスリップしやすい気温です。

刻々と変わる気象情報を何度も確認し、運転して行けるかどうか迷い悩む時間がストレス・・・。

何とか両日とも用事をこなし無事に帰宅できましたが、運転時に緊張していたせいか肩はガチガチに凝りました。何てこった。つい先日まで暖かくて「まさに春隣だ~」などとのんきに思っていただけに、このギャップがショックです。

さて西東三鬼は岡山の出身だそうです。温暖と言われ雨や雪が少ないという岡山。もしかして雪に憧れ、または特別な思いがあったのでは 私も東京で生まれ育ったので何となく想像できます。

でも暴風を伴うと話は別。
出かける日の雪も困ります。


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俳句修行
  地吹雪や校庭で渦巻ひてゐし 


  

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