「婚活の成功は継続させること」これは精神論ではないという具体的な根拠について ~後編~
婚活中の女性の皆さん、お元気ですか?
昨日は、あなたのお相手候補は全国に1200万人いるということをお伝えしました。東京都で言えば103万人。10人、20人と会っただけであきらめるのは、数値として合っていません。
私の知り合いに婚活を主宰する会社の経営者の方がいらっしゃいます。その方とは以前から知り合いなので、表面的な話しではなく何でも話せる間柄です。どういう女性が結婚できるのかとストレートに聞いてみたことがあります。返ってきた答えは、「婚活を続けている人。」プロの方の意見でしたので、この答えの意味は深いです。
続けるのがなぜ難しいか。私が思うに、ということで昨日2つの理由を書かせて頂きました。
①すぐに成果がほしい
誰でも、早くいい人とお付き合いしたいと思いますが、すぐにお付き合いできるというのはきわめて稀なケースです。
②メンタルがやられてしまうから
成果が出ないのに続けるのは、精神的に非常にこたえます。
お会いする人数を増やせばいい人に出会う確率は高まるというのは、プロの方に教えられなくても誰でも考えてみれば分かることだと思います。婚活は継続していれば成功するというのは、継続していればいつかは自分が気に入る誰かと出会うだろうと感覚的にも分かります。確率論として、出会う人を増やさなければならないというのもなんとなく分かります。でも、婚活を継続することは難しいというのもまた現実であります。
私が思うに、婚活の継続にはコツがいると思います。
メンタルがやられて投げ出してしまわないように、これから訪れるであろう壁を先回りして想定しておくことが、継続のコツではないかと思います。
まず、婚活を続けていても誰からも評価されません。独身女性のうち婚活という行動を起こせている方のほうが少ないので、婚活が出来ているだけで現実に対応できているエライ人なんですが、評価されることはありません。仕事を頑張ったり、ジムに通ったりということは、周りからエライねと言われることはありますが、婚活していると言ってもエライとは言われません。むしろ相手から同情的な目で見られます。婚活とは孤独な作業であることを想定しておきましょう。
女性によくありがちな意見で、婚活せずに自然に結婚したいという意見があります。気持ちは分からなくもありません。しかし、答えを先に言いましょう。どんな経緯であれ、結婚すればみな同じ。これは既婚者が口を揃えて言うことです。結婚前の出会いの形にこだわるのはナンセンスだと、あなたも結婚後に言っていることでしょう。
精神的に辛くなることを想定しておくもう一つは、成果が見えない辛さだと思います。仕事であれば、期日だったり具体的な数値であったりと区切りがあります。ダイエットであれば、体重の減少という行動の成果が目に見えます。成果を実感できればやる気もまた出てきます。
婚活は結婚というゴール以外ありません。このゴールがいつになるのか分かりません。いい人との出会いがないと、自分の行動の成果を感じられません。これは精神的にこたえます。成果が見えない辛さをあらかじめ想定しておきましょう。
出会いの数を増やしていけば確率が高まるということを、思い出してください。
誰からも評価されず、ゴールがいつになるか見えない。この婚活の現実をあらかじめ想定しておいて、自分に壁が訪れたときは、ハイハイ分かってましたよと軽く流しましょう。
なぜ私がここまでしつこく婚活を継続して頂きたいかにこだわるかというと、知り合いで婚活をやめてしまった人がいるんです。他者である私からすると、その人が大きく結婚から遠のいたことが分かるのですが、ご本人は気付いていません。それが悔しいのですが、直接本音で話し合える間柄でもないので直接は言えません。そのような女性が増えないでほしいというのが私の願いです。
あなたに幸が訪れますように。