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婚活女子は、婚活の相談を婚活女子にしてはいけない~前編~

婚活中の女性の皆さん、お元気ですか?

悩みというのは人それぞれ違うものですが、何かしらの悩みは誰しもが抱えているのではないでしょうか。悩んだ時の解決方法の一つが、人に相談するということだと思います。相談して何かしらのアドバイスを頂いたり、ヒントになることがあったりします。
しかし、相談相手を間違えると、悲劇を招くことがあります。間違ったアドバイスを頂いて自分が信じてしまった場合、事態は悪化する方向に進み、悩みはさらに大きくなってしまうということが起きる可能性があります。相談相手がいい人だった場合、やさしく親身になってくれます。これが非常にやっかいで、相談相手に悪意は全くないのですが、やさしく親身になって間違ったアドバイスをしているケースというものが存在します。こうなると悲劇です。泥沼にハマる可能性すらあります。相談相手が自分に合っているのかというのは、極めて重要なことです。

私が新入社員の頃の話しです。ワンルームマンションへの投資というものが、世間でもてはやされたことがありました。当時の社長がワンルームマンションへの投資を始めており、サラリーマンでも出来るのだからと社員に積極的に勧めていました。不動産業者は取引先だったので、業者から社長への金銭的なバックはないというのは社員全員が知っており、社長が社員へ投資を勧めるのは、社員に投資で儲けてほしいという純粋な思いであるということも全員知っています。
社長の経済力であれば軽い気持ちで出来るかもしれませんが、社員が始めるとなると覚悟がいります。一番のベテラン社員が、買うか買わないかでかなり迷っていました。社長が強く背中を押すのですが、その方はなかなか決断ができません。あと1日待ってくださいとなりました。
次の日。そのベテラン社員の答えは、買わないというものでした。カミさんと相談した結果、買わないことにしました、と。
それを聞いた社長の言葉です。
「カミさんに相談しただと?貧乏人が貧乏人に相談してどうすんだよ。金が稼げる答えが返ってくる訳ないだろ。だからダメなんだよ、お前は。」
独裁者的な社長で、口の悪い方でした。ひどいこと言うなぁと思いました。
しかし、今思い返してみると、これは真理でした。お金が稼げるかどうかという相談は、お金を稼いでいる人にすれば、現実的な答えが返ってくる可能性が高いです。いい方向に導いてくれる答えが返ってくれる可能性が高いのです。社長の言葉で言えば、貧乏人は貧乏人に相談せず、金持ちに相談しろということです。

これはよく分かります。勉強の相談を、勉強のできない人にはしません。当然勉強のできる人にします。
ダイエットの相談を、太っている人にはしません。当然ダイエットに成功している人にします。
あらためて言うまでもないことで、普通にみんながしていることです。しかし、この普通が出来なくなる時があります。そんな訳ないと思うのですが、現実にはこの普通通りに自分が行動しないということが起こりえます。まるで落とし穴にハマるかのように。

あなたに幸が訪れますように。

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