婚活女子は、婚活の相談を婚活女子にしてはいけない~後編~
婚活中の女性の皆さん、お元気ですか?
前々回、前回とで、相談相手を間違えてしまった場合の危険性について書かせて頂きました。なぜ間違えてしまうのか、その要因は不安であると書かせて頂きました。不安になると普通の判断が出来なくなるので、気を付けましょうということ。不安というネガティブな感情がいかに厄介で、どれだけ危険なものかと思い知らされます。
不安に陥ることの危険性が分かれば、自分のメンタルが不安を感じているかどうかと自覚できます。自覚が出来れば危険の回避ができますが、実はもっと厄介なものがあります。
いつの間にか自分でも分からないうちに不安になっているということです。これが、前々回、前回、そして今回のテーマで最もあなたにお伝えしたいことです。
あなたと同じく婚活をしている女性がいたとします。
その女性と婚活のことで話しをしていたとしましょう。自分と同じ活動をしているわけですから、話しは合いますし、盛り上がります。婚活をしていくと感じる疑問点を聞くと、分かりやすい答えが返ってきたりします。やはり同じ活動をしている方からは、自分の聞きたいことがピンポイントで返ってきます。意見を交わしたり、意見に同調したりされたりして、がんばろうねとなります。
いつもと同じように話していると、いい人となかなか出会わない、出会ったとしても全然うまくいかないということを彼女が話し出しました。やっぱり婚活って難しいという雰囲気が漂い出します。なかなかうまくいかないという話しが続き、それを聞いているうちに、あなたはだんだんとブルーな気持ちになっていきます。やっぱりうまくいかないものなんだと、テンションが落ちていきます。
ここで、いや私は頑張ろうと思えたら、それは素晴らしいです。しかし、ずるずると相手に引きずられていくケースのほうが多いと思います。
これはとんでもなく危険なことです。なぜなら初めは不安なんか感じていなかったのに、相手と話しているだけで不安になっていくわけですから。不安だから相談するという前々回、前回よりはるかに危険です。何気ない会話から不安が始まっていくのです。話しているうちに不安が増していくのですから、ずるずると危険な罠に引きずり込まれているようなものです。そして、この不安から逃げるために、婚活をやめてしまうという選択肢を選んでしまうかもしれません。
この危険を回避するには、どうすればいいのでしょうか。
一番簡単なのは婚活女子とは話さないことですが、これはあまり現実的ではありません。婚活の大前提として、婚活をしていくと不安になる時もあると自覚しておくというのが現実的かと思います。
男性ですが、婚活で全然成果がないのに全く気にしていないという強者が私の知り合いにいます。その方は若い時にさんざん飛び込み営業をやらされていました。何十件、何百件と飛び込んでも成果が出ないことに慣れていました。すぐに成果が出るものではないということを経験を通して体感で分かっているので、焦りや不安を感じないのだと思います。
婚活は、焦りや不安との戦いでもあります。しかし女性が、この戦いに勝ってやろうと勇ましく覚悟を決めるというのも何か違う気がいたします。戦いに勝つというより、不安を回避するというのがいいかと思います。不安になるものだと初めから想定して、うろたえないメンタルで婚活をしていきましょう。あなたの不安を消して、同じ婚活女子の不安も消してあげるぐらいの余裕を持てたら最高ですね。
あなたに幸が訪れますように。