3拍子を奏でる
ハーレーは回転数を下げるとドコトッ、ドコトッという不規則なリズムでアイドリングする。この独特なリズムが3拍子。
この独特なアイドリング音は、ハーレーのアイデンティティといえる45度Vツインというレイアウトが主な要因である。
また、Vツインという基本構造に加えて、フライホイールの重さや点火システムなども影響するので、旧車はそうした原因が重なって、3拍子を奏でやすい状態にあった。
現行モデルでも3拍子を再現したい!
昔のエンジンと同じ、現行モデルは45度のVツイン。3拍子を奏でる基本構成は同じだ。だから、基本的にどのエンジンでも3拍子は出せるはず。
現行エンジンでそれを出すためには、まずアイドリング時の回転数を低くする必要がある。実際の数値でいえば600回転~700回転。
インジェクション搭載車なら燃調の設定をコンピュータにて調整。3拍子を実現する。
エンジンの構造は、昔と変わらないのだが、
ハイテクな3拍子が手に入れられそうだ。
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