選択と集中の就活~これから連載を始めます
※この記事は「1か月Note連続投稿チャレンジ」の13日目です。
皆さん初めまして。
これから「就活生」へ向けたNoteの連載を始めていきたいと思っています。
私が連載を通して皆さんに伝えたいメッセージは次の2つです。
1.「選択と集中」
2.「一番大事なのは自己分析」
選択と集中
皆さんは何社にエントリーしようと考えていますか?
とある調査によると、就活生の平均エントリー数は25~30社にも及ぶようです。
選考時期が3か月だったとすると、1か月に10社も受けている計算になりますね。
つまり、3日に1社。
皆さん、よく考えてほしいんです。
3日間で業界分析、企業分析、職種分析、OBOG訪問、ES提出、面接対策などすべてできますか?
つまり、たくさんの会社を同時に受けると1社あたりにかけられる準備時間が少なくなってしまいます。
就活は大学受験なんかより競争が激しい場合が多いです。
普通でも倍率10倍~100倍。人気企業では1000倍なんてところもあります。
そのような中で、生半可な準備でほかの就活生に勝てるわけがありません。
といっても、そもそも就活に「勝ち負け」はないのですが...
就活は企業と学生のマッチングです。
ですから学生にできることはたったの2つです。
・自分にマッチした業界、企業、職種を探して受けること(選択)
・受ける会社のことを深く理解した上で、自分の情報を「正確に」「正直に」「わかりやすく」伝えること(集中)
自分にマッチした会社だけを受けて、しっかりと自分の熱意や適性を示すこと。
それが就活生にできる最大かつ唯一の行動です。
自分にマッチした会社を探すことは容易ではありません。
自己分析を徹底的に行った上で、自分のやりたいことを定め、それを達成できる業界、企業、職種を探す必要があります。
そのプロセスを適切に実行できたならば、あなたの内定獲得率は格段に高まることでしょう。
受ける会社が決まれば、あとは徹底的に対策をするだけです。
そこまで難しいことはありません。
自分にできる範囲の情報を収集した上で、自分の良さを徹底的にアピールするだけです。(具体的な方法は連載の中でお伝えします)
一番大事なのは自己分析
「選択と集中」を達成するための手段が「自己分析」です。
つまり、自己分析が就活の土台になってきます。
自分のやりたいことが分からないと、どんな業界に行って、どんな会社に入って、どんな職種につきたいかイメージができないですよね?
だから、最初に自己分析なんです。
そしてこの自己分析は就活が終わるまで続きます。いえ、実は入社後も続きます。
会社の中で何を達成したいのか、どんなキャリアを歩みたいのか。
自己分析ができないと、自分の進むべき方向が分からなくなってしまう。
ゴールの無いマラソンを走っているのと同じことです。
もちろん「人生の目的」なんて正解を見つけられるかはわかりません。
だって人間が何のために生きているかなんて説明できる人いませんよね?
だから「仮のゴール」を決めることが自己分析の目的です。
現時点で自分の考えが及ぶ範囲でどこにゴールを設定するかというのが自己分析なのです。
例えばそれは「日本を最強の国にする」という崇高なゴールかもしれません。
あるいは「日本の農業を完全自動化する」というより具体的なゴールかもしれません。
もっと自分自身に目を向けて「経営者になる」ということがゴールの人もいるでしょう。
ゴールの大きさや考えるレイヤーは人それぞれだと思います。
ですが、現時点でどこに向かって走るべきかを決めることが重要なのです。
長期的なことを考えることが苦手な人は、短期的なゴールを設定してもいいかもしれません。
長期的なことや抽象的なことを考えるのが得意な人は、より遠くに大きなゴールを設定してもいいでしょう。
まずは自己分析をして、仮のゴールを定め、そこに向かって突っ走りましょう。
連載スタート
それでは明日から連載をスタートしていきます。
私の自己紹介から始まり、就活全体の流れ、具体的な自己分析の方法など幅広くお伝えしていく予定です。
何か疑問に思ったことやもっと深く知りたいことがあれば、コメントを頂けると幸いです。
最後に一つ。
「就活」はとても難しいテーマです。
だって何が正解か分かりませんから。
自己分析だって非常に抽象的なことを取り扱います。
人生のゴールなんて人それぞれですし、他人のゴールのことを全く理解できないこともあります。
会社選びを間違ったと思ったけれど、10年後に振り返ったら正解だったなんてこともあると思います。
ですから、私が発信することがすべて正しいとは思わないでください。
これから連載していくのは、あくまで私が就活をしていて感じたことや実践したことです。
この難しい「就活」というテーマについて、皆さんと一緒に考えていけたらうれしく思います。