就活における情報の集め方①
※この記事は「1か月Note連続投稿チャレンジ」の23日目です。
「就活の情報ってどうやって集めればいいですか?」
「何かオススメの就活サイトなどありますか?」
最近、よくこんな質問を受けます。
彼らにアドバイスをしている中で、意外に知られていないサイトや情報収集のやり方があることに気がつきました。
そこで、今回は「就活における情報収集」についてお伝えします。
知りたい情報の種類
就活において必要な情報って何でしょうか。
ざっくり分けると以下のような感じになるのではないでしょうか。
1. 就活の全体像、進め方
2. 自己分析の目的、方法
3. 業界分析
4. 企業分析
5. 職種分析
6. 募集情報
7. 選考体験記
8. 選考におけるテクニック
9. 会社の内実(雰囲気、福利厚生、やりがい、給与など)
どの情報を知りたいかによって、どんなソースを参照すれば良いかが変わってきます。
知りたいことを整理しよう
就活をしていると情報洪水に苦しめられます。
そこで、まずはあなたが「いま知りたい情報」をまとめてみましょう。
白紙のA4用紙1枚を準備してください。
ワーク
1. 疑問に思っていること、知りたいことを全部リストアップしましょう
2. 上の表に従って分類分けしましょう(当てはまらないものは、分類項目を新しく作りましょう)
3. 優先順位を決めましょう
さて、記入できましたか?
今後はこの紙に基づいて、優先順位の高い情報から優先的に集めていくようにしましょう。
人は一気に大量の情報を処理できません。
ですから、優先順位の高い情報から優先的に処理して、自分の糧にしましょう。
3大情報源
まず理解してほしいことがあります。
それは情報源(=ソース)は主に3つあるということです。
1. インターネット
2. 書籍
3. 人
何か情報を知りたいと思ったときは、まずこの軸で何か参照できるソースが無いかを考えてみてください。
ここから、知りたい情報別にオススメの情報収集方法を解説していきます。
今日は以下の情報について、解説します。
1. 就活の全体像、進め方
2. 自己分析の目的、方法
3. 業界分析
1. 就活の全体像、進め方
就活の全体像を知ることはとても大切なことです。
全体像というとマナーやスケジュールが注目されがちです。
しかし、もっと重要なのは「マインドセット」だと思います。
就活という大きな試練を乗り越えるために、どのような心の準備をして挑めばいいのか。
これをしっかりと学んだかどうかで、その後の就活全体の質が決まります。
就活の全体像を、マインドセットの部分も含めて包括的に知るために最適な本がこれです。
この本はとっても有名な本です。
なので、大半の就活生が知っているor持っていると思います。
有名すぎて、逆に買うのをためらっている人もいると思います。
でも、「大切なことは常に変わらない」のです。
みんな持っているから価値がないというわけではありません。
当たり前のことを当たり前にできる人が強いんです。
ですから、この本はバイブルとして持っておいてほしいと思います。
絶対にあなたの就活の支えになります。
何か困ったらこの本に立ち返る。自分の原点として置いておきましょう。
2. 自己分析の目的、方法
1. で紹介した「絶対内定」の中に自己分析の目的や方法が書いてあります。
正直、この本だけで十分です。
世の中には自己分析本もたくさん売っています。
これまでのあなたの人生を思い出してみてください。
「色々な参考書を買ったけれど、結局どれも中途半端」ってことはありませんでしたか?
就活で同じ失敗をしないでください。
1冊の本で自己分析を徹底的に行ってください。
何回も何回も同じ質問を自分に問いかけてください。
この本をやり切ったと感じる頃には、誰よりも自分に詳しく、そして自分に自信を持っている状態になっていると思います。
3. 業界分析
業界分析のためには「業界研究本」を読みましょう。
例えば「商社」業界を知りたいのであれば
このような本を読むといいでしょう。
「業界研究本」も複数出ていて、どれを読んでいいか分からない人もいるでしょう。
判断基準は2つです。
・最新版であること
⇒ 現代は時代の流れが速く、業界構造も刻一刻と変化しているからです。
・体験談やインタビューが載っていること
⇒ 具体的な仕事のイメージを掴むためです。
これが満たされていれば、後はどれでもOKです。
本屋さんに行ってパラパラめくって直感で選ぶか、Amazonで評価がいいものを適当に買えばOKです。
業界研究本ですが、正直かなり分厚いです。
ですが、怖気づいてはいけません。
就活生なら数日で読破しましょう。
そして何回も何回も読み返しましょう。
もう一つオススメのソースがこちらです。
既に「外資就活ドットコム」に登録している人はご存じだと思います。
このコラムの「業界別コンテンツ」という部分が非常にオススメです。
ほとんどのトップ就活生がこのサイトを見ています。
彼らと戦っていくには、少なくともこのサイトに書いてある情報はインプットしなければいけません。
業界について詳しい人は、志望動機も的確にこたえられるし、入社後にやりたいことのビジョンも明確になります。
しっかり業界分析を行って、他の受験者に差をつけましょう!