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Chara 「命のまつり」その4

今回は妹が生まれたことを綴ります。

私が5歳の時、妹が生まれました。その頃、私たち親子は祖父母の家を出てアパートで暮らしていました。俗に言う、嫁姑問題で別居していたようです。

5月のある日、そう実は今日が妹の誕生日なのです。ライフストーリーを描きながら、あまりにも偶然でびっくりしています。
そして、たった今、毎朝参加しているデイリーコヒーランスでハートに感謝を伝えたばかりです。私の家族、海、飼っていた犬の白、田舎の海、そして夕日を思い出しながら・・・・。みんな私を温かく見守ってくれている、そんな気分です。

5歳の私は父と病院に母と妹を迎えに行きました。

その日から、私はお姉ちゃんになったけど、どこか寂しい子供でした。
お姉ちゃんだから、強くなくちゃ、なんでも自分でしなきゃ、早く大人にならなくちゃと思っていたような気がします。私を可愛がってくれる祖父母はそばにいないし・・・・・。何につけ、背伸びをしていたような気がします。

そんなある日、妹を抱っこしてあやしていました。悪気はなく妹の手をもって遊んでいたら、急に妹が「うぎゃああああぁああぁ~」と泣き出し、いつまでたっても泣き止まなくなりました。なんかやばい!!と思った私は、妹を布団に置き、知らんぷりをしました。おかしいと思った母が、妹の手がぶらぶらしていることに気づき病院に連れていきました。肘関節の脱臼で、先生に徒手整復してもらいました。
その後・・・・・、母からこっぴどく叱られ、おしりに「やいと」(お灸のこと)をすえられたのでした。(泣)

母の手作りの服を着た二人


そして、この写真の時から二十数年後、妹は交通事故で亡くなってしまいます。その話は、また将来綴ろうと思います。 

妹よ、いつも私を見守ってくれて、ありがとう。
つづく

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