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退職されたEさんと、ワタシの本業(自称)。

Eさんは3日が最終出勤日だった。


結局。

やっぱり悪性だろう3センチ大のシコリが見つかって、胸のリンパにも変異が見られるらしいって。


う~~~~ん。ちょっと厄介な状況かもしれないんだなぁ。。。


年末に入れ違いに会うことが出来たけど、「年明けも3日まで出勤ですから、また~♪」とお別れしていたのですが、その日までは時短勤務だったので結局顔を合わせられず。
なんだかそれっきりになるのは申し訳なかったので、小さい花束でも買って退勤後にもう一回来ればいいや。と、思っていたのですが、いざ花屋に行ったら軒並み正月休み!!あ~!そうか!そうだったなぁ~、大誤算だ!と。

けどやっぱり気持ちだけでもと思い、帰宅してから車を出し、モールに入ってる花屋さんならばと足を延ばして、三つほど小売りしているお花をまとめてもらい、小さな花束にしてもらいました。

それからまた職場に出向き、Eさんにお渡ししたところ非常に喜んでくれました。「お花大好きなのよ~。」って言ってくれて、何とか用意出来てやれやれ良かったなって。


やっぱりお年のせいか、事の重大さの割には落ち着いていらっしゃって、

「別に他は元気なんだけどねぇ。ただ、手術後も心配は残っちゃうのよね。」

と、淡々とおっしゃってました。


実はワタシ。

一昨年、とある予防栄養学の勉強をしてて、パーソナルヘルスコンサルタントという資格を取る一歩手前までいきました。

それこそガン予防とか認知症予防について、どのような食事や油の摂取がいいとか、そんな内容の勉強でした。

ただ、その資格を取って実際に運用していく財団法人の対応不備に何度も直面したのと、実際に自分が個人カウンセリングをするとなると、一人10万以上のカウンセリング料をいただくということを後で知り、さすがに病気の人に対してそういう仕事はしたくないなと。

なもんで、今もしがない厨房勤めですが、本来はそういうことで人のお役に立つことがしたいという思いは、実は持ってたりして。。。


後日、お花のお礼にとメールでご挨拶があったので、なんとなくそんな話を伝えて、

「手術後、何か食事とかで気を付けたいことがあれば、なんでも相談に乗りますからね。」

と返事をしました。

Eさんとても喜んでくれてましたので、申し出て良かったのかな?
一応「怪しいものを売りつけたりはしませんので(笑)。」ともお伝えしたんだけど、どうなんだろな。あはは。


うちの母親も乳がんでしたもんで、やっぱりいろんな情報に振り回されましたね。
それこそ、サメの軟骨だのアガリスクの煎じたお茶だの。

サメの軟骨はワタシが見つけてきたんだけど、1キロ缶ほどのサメの軟骨が10万円という途方もない金額で。それを3か月で飲み切る?みたいなものだったかな。

ワタシが探してきたもんだから、母親、一缶は試しに買ってみたけど、やっぱり金額に見合わあないですよね。
あれは悪いことしたなぁという記憶しか残ってないですね。

アガリスク茸のお茶は、母の姉である伯母が自分で買ってくれてたんだけど、やっぱり3万くらいって言ってたかなぁ。
それを毎日煎じて、一応それは続けてたと覚えてるんだけど、それがま~すごい臭いだったんですよね。家じゅうその臭いがして。

母は診断当時、余命2年と言われてたんだけど、結局1年半ほどで逝去しました。
だから、まぁ、結果死期は早まってたわけで。
なんも効果はなかったってことなんでしょね。


それが約20年前。

今、ちょっと「ガン・民間療法」なんて検索すると、驚いたことにやっぱりこの手の話がトップに現れました。いやぁ、根強いね。

けど昔よりさらに難しくなってきたのは、免疫療法を全面に押し出した「自由診療」で診察を請け負う、本物の医師の資格を持った人も増えているという。やれ温熱療法だ、断食療法だ。。。

大変だね。そんなのにひっかかったら。


実はワタシががん治療についていろいろ勉強しだしたのは、母が亡くなった後に飼い始めた愛猫の存在があって。


やれやれ、ようやく話が繋がってきたな。

あ、これは独り言(笑)。


その愛猫「はな」について、次から少し話をさせてもらいます。

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