抜歯
病院に行き始めたときの薬の数の写真が残ってました。
なんと8本!!
前に書いたホメオパシーの薬なので、体に害があるものではないのですが、それにしてもすごい量だったなぁ。。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2007年の5月に病院に行き始め、9月のカルテには「調子がよい」と書かれていました。
2キロ台まで落ちてた体重も徐々に増え、体調が安定してきたように見受けられました。
余命半年のはずが無事に年越しを迎え、相変わらず食事時の戦いは続いていましたが、そんな中でもなんとなく、はなとワタシのお互いのバランスみたいなものが取れてきたようでした。予想外のことでした。
転職して、収入が増えてくれたから良かったものの、相変わらずけっこうな支出です。
年末の検診時に、調子はいいです、という話を先生にしたときに、
「ただ、やっぱり食事の時は痛みがひどい様子なのがどうにかならないかとはやっぱ思っちゃうんですよねぇ。」
というような話をしたんだと思うんです。すると先生がちょっとだけ考えて言いました。
「そうねぇ。・・・やっぱり当たる物があるからそうなるわけでねぇ。・・・根治治療ではないけど、歯を取ってあげればだいぶ痛むことはなくなるとは思うのよ。
どう?やってみない?
調子もいい今なら出来ると思うのよ。」
そう提案されました。
抜歯かぁ。。。。。。
正直だいぶ迷いました。
病気で大変な思いをしてるはなに、根治治療ではないけど手術を受けさせるのは、大きな負担になるだけではないのか?その後の予後に影響があるんじゃないんだろうか。
なんせ全身麻酔なのは間違いないわけで、その辺のはなの体の耐性ってどうなんだろうなぁ、と。
無理させすぎじゃないんだろうか。。。
けっこうな自問自答を繰り返します。
けど、先生のことは信頼していたので、もしそれではなが楽になるのであればと一大決心の勢いで、年明けにお願いすることにしました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この抜歯手術の代金は10万円でした。
今ネットで調べてみても、決して特別高い金額ではありませんでした。
が、当時のワタシは予備知識がなかったので、またも心の中で「!!!!」となっていました。
根治治療でもないのに10万!!
と、対価の皮算用したのを覚えています。ゲスですね~(笑)。
けど。
この手術で、劇的にあることが変わりました。
いや。
変わってなかったあることを、はなに教えられるのです。