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【カードゲーム】身の丈にあったデッキ選択、カード選択【構築論】
ちょっとした雑記
思いついたことをつらつらと書き並べていく
前提
僕はデュエマとポケカをメインにやっていますが、どちらもプレイングがかなり下手です。
少しでもプレイングの介入要素があった試合を振り返ると、プレミがなかった試合の方が少ないと言える程にはプレミをしています。
実際に僕と対戦してプレイが下手だとは感じなかった方は僕と同程度のレベルだと思うので、書いてあることを参考にしてみてください。
また、この記事はトーナメントシーンでいかにしてプレイングで劣るプレイヤーがデッキ選択の段階で勝率を上げられるかに焦点を置いています。
カジュアルに遊んでいる方や、プレイング激うまカードゲームマシーンにとっては的外れな内容になっています。
トップメタを使う
1番大事なこと。
多くの人が使って母数通りに勝ってるからトップメタです。
基本的にトップメタを対策する側に回るとトップメタにしか強くないデッキになりやすく、よくわからんデッキにわからん殺しされて0-3でした、なんてことが起きかねません。
対策されてもわからん殺しされてもなお勝率を維持できるのがトップメタという観点に基づいて考えると、仮にあなたがトップメタに対して超絶有利なデッキを組めたと思い込んでも対策を踏み越えられて負けてしまうことが容易に起こりえます。
また、トップメタはそのデッキパワーの高さからある程度のプレミを許容してくれます。
対戦の過程でプレミをしてもそれを補い余りある出力を有しています。
最後に勝てばプレミをしても問題ありません。
せいぜいTwitterでプレイカスの賢者に引きだけで潰されたとお気持ち表明されるだけです。
実例
CL2022京都(パラダイムトリガー発売後、Dスタン落ち前)
1番パワーのあったオーロラルギアを使うクレイバースト・スノーハザード発売直前のシティリーグでロストギラティナを使う
超CS V 新潟でダンタルサガを使う
シンプルに組む
これはどちらかというと構築段階というより練習のときのお話です。
一旦上位入賞のリストやテンプレートとして確立されている構築を練習することは大前提ですが、そのテンプレートの中でも扱いの難しいカードがいくつか浮き出ると思います。
練習の段階で上手に使えないカードがある場合、それはあなたのプレイレベルでは入れても死に札です、抜きましょう。
ここで抜いた際に生まれた枠には既にデッキに入ってるカードの枚数を増やしましょう。
この段階では間違えても別の新しいカードを入れてはいけません。
僕のようなプレイが下手な人はこういった時に変なテックカードを入れがちですが、デッキパワーを落とすだけ落として本来入っていたカードの出力も失うことになります。
後ほど詳細に書きますが、本当に必要なものが見えなくなります。
実例
オーロラルギアの「ライコウ(アメイジングシュート)」を上手につかえないため、「ライコウ」を抜いて「ルギアVSTAR」の4枚目を入れる
オーロラルギアの「かがやくリザードン」を上手に使えないため、「かがやくリザードン」を抜いて「イベルタル(アメイジングデス)」の2枚目を入れる
ロストギラティナの「かがやくゲッコウガ」の「げっこうしゅりけん」を上手に使えないため、「基本水エネルギー」を抜いて「基本超エネルギー」と「基本草エネルギー」を増やす
ロストギラティナの「ウッウ(ロストプロバイド)」を上手に使えないため、「ウッウ」を抜いて「ヤミラミ」を増やす
ダンタルサガの「疾封怒闘 キューブリック」を上手に使えないため、「疾封怒闘 キューブリック」を抜いて「勝熱と弾丸と自由の決断」を増やす
簡単な勝ち筋を入れる
基本的に上位入賞をしている構築は、すべてのカードを強く使ってデッキの総力で勝ちを掴めるプレイヤー向けにチューンされていることが殆どです。
僕のようなプレイが明確に劣っているプレイヤーがある程度の戦績をおさめるためには、デッキの総合パワーを落としてでも簡単に勝てる勝ち筋を入れる必要があります。
この手順は必ず上記の「シンプルに組む」を実践した後に実践するべきです。
シンプルに組んだ際に「やっぱりこのカードは多すぎるな」といった増やしたことが間違いだったことに気付くケースや、「このカード増やしたことで使いやすくなったけど、逆に増やしたことで別のカードが要らなくなった」など新たな不要カードが見えてきます。
これで空いた枠に簡単に勝てる勝ち筋を入れます。
実例
オーロラルギアでロストツールボックスに簡単に勝てるように「かがやくムゲンダイナ」を入れてサイド差を作りやすくする
オーロラルギアでアルセウス系などの中打点デッキに簡単に勝てるように「ミュウツーVUNION」を入れて「ちょうさいせい」連打の詰みプランを用意する
ロストギラティナでミュウVMAXや「Vガードエネルギー」の入ったアルセウス系のデッキに簡単に勝てるように「こだわりベルト」を入れる
ロストギラティナで有象無象のデッキに初手「頂への雪道」で事故らせてプレイの介入無しで勝てるように「頂への雪道」を4枚に増やす
ダンタルサガでループした後ラッカライオネルに確実に勝つために「傀儡将ボルギース/ジェニコの知らない世界」を入れて「蒼神龍ヴェール・バビロニア」と絡めたLOをできるようにする
終わりに
カードゲームは実力差を運でひっくり返せる良いゲームです。
背伸びをせずに身の丈にあったデッキ選択、カード選択をしましょう。
そうすれば自ずと運が味方してくれて身の丈以上の結果を残せると思います。
いつしか運だけの賢者構築で大型大会優勝してみたいですね。
おわり。