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OKYって言葉しってます?

気づいたら11月です。
霜月です。もちもちの木です。

さて、皆様はOKYという言葉をご存知ですか?

まぁ、これも海外駐在をしているとよく聞く言葉の1つで

O:お前が
K:ここに来て
Y:やってみろ

の略なんですよね。Dai語ではありません。

海外駐在員って、現地のスタッフとのコミュニケーションで
色々とストレスを抱えたり
現地のルールや文化に振り回されたり、と
母国では有り得ない出来事につかれることもあります。

ただ、日本本社には そういう現地の生の声ってなかなか届かず
現地のリアルな状況を見てもらえない、という企業も多数あります。

そうした企業だと、業績会議などで
「どうして出来ないのか」と日本の常識ベースで詰められたり
人事部から
「これぐらい自分で出来るでしょ」とサポートを制限されたりすることで
日本本社VS海外駐在員という関係になることもしばしば。

そこで生まれた、OKYという言葉。

確かにChappyも稀に感じてしまうのが、日本サイドの温室具合。
祝日は多いし、まず言葉が通じるわけだし。
こっちは外国語で話さないといけないんだよ、
色々文化も違って大変なんだよ~、なんて愚痴ってみたり。
(どの口がいうのか、って感じですが。)

ただ1つ言えるのは

Chappyの住む国でOKYは、あんまりしっくりこないです。

かつてはそうだったようです。
かなり大変な環境下で業務を任され
手探り状態で開拓しているプレイヤーに対して
日本本社から無神経な言葉を投げかけられた、というのは耳にします。

ただ、この国ではそうした開拓期は既に終わっていて(実感ベースですが)
今は、ここで働くということのハードルは高くないのではないかと思っています。

それどころか、日本側もある程度 この国の状況を把握していて
現地サイドに任せている、という企業が増えてきています。
現地のことは現地でコントロールして日本は介入しない、というのは
本来あるべき姿ではあるものの、日本からの監視がとれた駐在員の中には
平日からゴルフ三昧をする人や、自分の会社を起業してそっちに注力する人、
もう日本に帰れないだろうな、と思うほど堕落した生活になっている人、
間抜けなnoteをしつこく更新するChappyなど
やっぱり「海外だからこそ」自由にさせてもらっている部分もあるのです。

だから、ここではOYKという言葉がしっくりこない、と言えるわけです。
未だにOKYと感じている人もいると思いますが、
ほとんどの人が逆に「来られたら困る」と感じるのではないかと。

もちろん、他国は別です。
未だにインフラが整っていない、政治など含めて国の情勢が落ち着かない、など
そうした国は多く存在していて、そうした中で働いている
素晴らしい日本人駐在員の方もたくさんいます。
きっとOKYと感じることも多いかと思うのです。

国・地域によって全く生活スタイルが違うため、
一括りに「海外駐在員」として語れないものの
やっぱり「日本側から海外の現状は見えない」のと同様に
「海外から日本の様子も見れない」ということもあるのです。

結局ストレスは「相手への過剰な期待」から引き起こされることもあるので
相手に理解を求めるのが難しいと感じるときは
お互い様、と思いやることが一番大切だと感じます。

そう考えた方が、人生 OKY(お得な感じやん):)

おあとがよろしいようで。

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