青空と入道雲と校庭の水道
10月が始まった途端、ニュースはスクランブル交差点状態で
あまりの情報量にちょっと頭がついていけていないですが
ハンカチ王子こと、斎藤佑樹選手が現役を引退されたとのニュースを見ました。
まず、最初に謝っておきます。
Chappyは野球のルールもろくにしらなければ
このハンカチ王子も、特にファンでもなんでもなく
このニュースを見て久しぶりに思い出した感じです。
それでもこのニュースは自分にとってすごく節目を感じたんだから面白いです。
まーくんこと田中将大選手との決勝戦は覚えています。
暑い暑い夏の日のことで、その日はとある用事で知人と外出していました。
今日は決勝戦だね、なんて話をしながらも
さほど興味もなく、さっさと用事を済ませて家に帰って涼みたいと思っていました。
帰宅後に決勝戦のことが頭をよぎり
まぁ、見るものもないし、程度でテレビをつけて、
ぼ~っと見ていくと、試合の流れが気になってしまうのが甲子園。
当時はニュースで高校球児が試合中にハンカチで汗をぬぐう、ということで上品というか綺麗好きな球児がいるもんだ、と話題になっていました。
その斎藤選手を見て、なるほど、確かにメディアが騒ぐほどのルックスで
本当にハンカチで汗をぬぐっていて、おもしろいというか、
これが所謂ハンカチ王子ね、と合点いったのもの覚えています。
1日目は延長戦に持ち込んでも決着がつかず、
2日目に持ち越して早実の優勝が決まり、胸にあついものを感じたんですよね。
どっちのファンでもなかったし、
まぁどちらかというと当時自分の周りはハンカチ王子を応援する人が多かったかな、という感じでしたが
勝ち負けより、夏が終わったんだなぁとしみじみしました。
その後はまーくんがプロ野球となり、みるみる活躍し
ハンカチ王子は大学へ進学。
その後のキャリアは皆様のご存知の通り。
当時の蝉の声なんて覚えていませんが、
このニュースを見たときに一気に「あの夏の日」を思い出した気になりました。