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ダムが決壊してしまう前に今の感情を記録する。

人間関係のこと。

大学生になってから今まで、「どういう考え方をしたらそのようなことをするのだろう」というような振る舞いをされることが何度かあった。

最近まではそれを「自分が何か良くない言動をしてしまっていて、それがそのような振る舞いを誘引しているのではないか」という自責思考に陥っていた。しかし、周りの人に自分の身に起こった出来事の顛末を話してみると、「相手方が悪いし、お前はただの被害者だ」と考える人で占められていた。
試しに今学期に起こったことを紹介してみようと思う。

①相手方の友達が終わっていたパターン
韓国旅行で知り合った方の友達Aさん(女性)が京都の大学に通っていて、せっかく知り合ったのだからとちょこちょこ連絡を取り合うようになり、プライベートで会うこともあった。

当時の僕は、その方に対して恋愛感情は抱いていなかったけど、「もう少しこの人のことを知りたいな」という感情はあった。まあ、正直に言えば恋愛感情一向聴みたいな感じ。

彼女がいる友達にそのことを相談して、「ご飯を食べにいくだけじゃお互いの関係性はジリジリしか進まないから」ってドライブに誘うことを半ば強引にすることになった。AさんもOKしてくれたのだが、2人きりはちょっと、、、と言われたので、Aさんの友達であるBさんも来ることになった。

でも、そこからがすごく大変だった。
何処か行きたいところはありますか?と聞くと、「どこでもいい」と答えてきたから、友達におすすめのドライブスポットを聞いて自分なりに2通りのコースを立てて提案したら、なんとまあこれが2つとも却下されてしまったのである。

よくある「(自分が好きなものなら)なんでもいい」という自分勝手すぎるパターン。まあでもそんなこともあるかと思ってなんとかAさんと相談しながらルートを決めた。だいたい9時ぐらいに出発して18時ぐらいには帰ってこられるくらい。

それで一旦は丸く治ったと思い行きやドライブ当日の1週間前になって、「友達がお昼頃の出発だと思ってたみたいなんだけど」とAさんから連絡が来た。

おいおい、日帰りドライブで午後から出発することなんてあるかいね。
どうやらBさんは前日の夜遅くまでバイトを入れてしまっていて尚且つちゃんと睡眠を取らないと厳しいから午前中から動くのは厳しいという身勝手な理由で午後からにして欲しいと提案してきたのである。

結果どうなったか。半日で回れるコースを探したけど、まあ見つからなかったし、こっちも行く気がだいぶなくなっていたのでぽしゃんすることにした。
本当にレンタカーの予約をしておかなくてよかったと思う。危うく無駄な違約金を払う羽目になっていた。

Aさん関しては今回はあまり非は無いかもしれない。しかし、自分の性格は自分の周りの人間の平均値であることや、Bさんの横暴な振る舞いを受け入れていることを考えると、Aさんとはあまり仲良くなれないような気がしてきたので、自然と距離をとるようになった。Aさんの方も(多分Bさんと話して)、僕に対して「なんだこいつ」という感情を抱いたのであろうか。僕に対して露骨に冷めた返信をしてくるようになった。


②コミュニケーションが取れない
大学2年の前期まで所属していたサークル。同期と1個上の代とは正直言って反りが合わないのだが、自分の2個上と3個上の代は、自分が3年になって相手が大学院生や社会人になった今でも有難いことに話しかけてくださるので、定期的にお会いしている。

しかし、致命的に返信が遅い人がいて(バイトのシフトとかを出さないといけない関係で)自分が返信を催促しないといけないことがある。3日くらい返信がないのはザラで1週間返信がないことも普通にある。その方は社会人だから忙しいのは十分に理解しているし、いろんな人間に囲まれてその人たちとの交友関係を維持することに苦労する以上、その人の中での自分の優先順位がものすごく低いこともわかっているので、返信が遅くなるということに対しては納得しているのだが、いかんせん遅すぎる。

その人の中に「自分の返信が遅かろうときっと大丈夫だろう」という感情があるのだろうか。それとも、「この人とはあまり関わりたくないけど悪くは思われたくない」という感情があるのだろうか。

その人に会っていろいろ話したいという感情はあるが、それよりもその人とコミュニケーションを取るのに苦労して精神衛生を乱されたくないという気持ちが最近勝り、自分からはお誘いをすることをやめようと思った。こうして人間関係って少しずつ薄れていくんだなぁと実感した。


③なんでもっと早く言わないんだろう
先月投稿した北海道旅行記。1年半前に北海道に行ったときは、まだ運転免許を持っていなくて電車と公共交通機関を乗り継いで行ける場所しか訪れることができなかったので、免許を手にしてその生まれた穴を埋められることが嬉しかった。

4人のうち3人が免許を持っていて、交代で運転すれば長距離移動が続いても大丈夫だろうと思っていたので、みんなが行きたいところにも行けるように、札幌→函館夜通しドライブとかも普通に組み込んだ。

僕だけが関西に住んでいるので、他のメンバーよりも1日先に北海道に乗り込んだのだが、僕が出発する日の朝になってドライバーのうちの1人が「大会の練習で忙しくて運転の練習をすることができなかったので安全のために運転を避けるべきかと思っています」という旨の連絡をしてきた。

本当にイライラした。なんでもっと早く言わないんだろう。「運転の自信がなくて、あまり貢献できないかもしれない」って計画段階で言ってくれないんだろう。旅の雰囲気は崩したくなかったけれど、自分の怒りを抑え込むことはできなかったので、ラインでちょっと文句だけ言って、会ってからは普通のそぶりで振る舞うことにした。結局彼が運転するはずの負担はほぼ僕がした(もう1人の運転がすごく荒かったから)。ケツが3つに割れるかと思った。

ちなみにそれ以外にも、彼の予定の調整がうまくいってなくて、その人が取るはずだったフライトが直前まで予約されておらず、結果取るタイミングになって運賃がものすごく高くなってしまったということもあった。あれだけANAはフライトを早く取れば取るほど安くなるって言ったのに。。。まあ彼自身予定が詰め詰めになっていてそこをなんとか空けてくれて参加してくれた旅行だから言い分はわからなくもないが、それによって結果的に他の人にまで負担がいくことをなんで予想できなかったんだろうと思った。


④なんでバイトを入れるんだろう
高校時代に交流のあった年下の子と何故かいまだに連絡をとっていて、彼女が今年大学に入学したから、久しぶりに会うことになった。僕は普通にランチとかでもよかったけど、彼女の方がドライブに行きたいとのことだったので、ドライブに行くことになった。

しかし、これまた直前になってバイトの予定が5時から入ったのでランチにしませんか?という連絡が入った。実家の車を使う予定だったので違約金が発生しなくて済んだが、レンタカーか実家の車を使うかの話はしてなかったので、もしレンタカーだったらどうしてたんだろうと思った。

さらに、お互い実家が近かったので、地元のレストランでいいんじゃないかという話をしたのだが、彼女が「地元は友達が総じてバイトしているから避けたい」と言って東京の方でランチしないかという提案をしてきた。

いやいや、なんでそっちの嫌という感情だけでこっちが東京までの往復の電車賃と高いランチ代を出さなあかんねん。あっちから誘ってきたにも関わらず、最終的には自分と会いたくない感じを醸し出してきたので、会うこと自体をやめることにした。多分もう自分からは誘わないんだと思う。


前期だけで4つか笑
すげえすげえ。

こういう人たちに総じて言えることは、資金に余裕があるから自分が多少横暴な振る舞いをしてもお金でなんとかなるだろうという感情を持っていることなのではないかと思う。

もし違約金が発生しても金で解決するなら直前まで先延ばしにしたって大丈夫だし、という慢心。加えて、きっとたくさんの人に囲まれているから、人に対して多少適当な振る舞いをして嫌われたとしても大丈夫だろうと思っているのだろう。


今まで、僕はこのような人たちに対しても自分ができる最大限の誠意のもと接してきたが、あまりにもそれに対するレスポンスが悪すぎるので、今後このような人たちに対しては適当に振る舞おうと思った。自分のために。

地方創生のこと。

9月の中旬に大学の任意参加の研修でとあるリゾート地に行った。その研修は、集合場所までの往復の交通費を出せば、宿泊代や食事代が免除されるのでせっかくだからと参加した。

その場所は、ある会社が独占して開発しており、「西海岸」として観光客の集客を図っている。加えて、そこに雇用を生み出すことで減少しつつある人口をプラスに転じさせようとしているみたいである。

しかし、僕は開発の現場を目の当たりにして正直「違う」と思った。というのも西海岸の開発はどういうものだったかというと、
・神道の島に見晴らしのいい場所から座禅を組むことができるという仏教を取り込んでいる
・西海岸になんのゆかりもないハローキティーの像やカフェを建設する
・農用地区域に特別な許可(普通は絶対にできない)を得て宿泊施設を建設する
というものを地方創生と謳っていたからだ。

『地方創生』ってそういうものなのだろうか?
お金がそこで落ちて、人が増えればどのような開発をしてもいいのか?

僕は、現地の文化や食べ物、人をもっと知ってもらえるような開発というのが地方創設だと考えている。そこでしか味わうことができない体験、そこでしか味わうことができない食べ物、現地の人との触れ合い。
そういうものがその土地を真に魅力のあるものにしていくのではないのだろうか?

その会社の若手の社員と話す機会があり、自分が抱いた感想を正直に打ち明けたところ、「ハローキティーの社長と当社の地方創生に対する考え方が一致したからこのような開発をした」と仰っていた。

いやいや違うだろ。最優先なのは「会社と地元の人たちの考え方の一致」だろ。
そんなのが許されるならば、「中国とロシアで意見が合致したので、日本を侵略しにきました」というのが許されてしまうじゃないか笑

この会社の開発というのは、経営という観点から見るだけならば、実際にたくさんの利益が得られている以上非常に優秀だと言える。
しかしもし自分が現場に立って地方創生をすることになったら、この人たちを反面教師にしようと思った。こんなのは地方創生じゃない。

研修に参加していた男子と夜話していたときに、ある人が話していた「人間は、やろうとしていることに利益を産まないといけないということが絡んだ途端非常につまらなくなる」ということに共感した。

利益に囚われて本来の目的を見失っちゃいけない、と感じた。


恋愛のこと。

実はこんな長文を書いていて、数日後に資格の試験を控えている男である。
でも、どうしても書かないといけないという感情に苛まれてしまったから書いた次第。

試験の直前ということもあって、バイトも含めてあらゆる予定をなくしていて、毎日暗記と向き合っている。高校時代から暗記を苦手とする僕にとって、1日に何時間も暗記に向き合わないといけないのは正直辛い。そのせいだろうか。最近「彼女が欲しい」という感情がスパークしてしまっていて、押さえつけるのに苦労している。きっと、この感情は「自分がしんどい時にそばにいてもしんどくない人にそばにいてほしい」という気持ちがあるからということだけに起因するものだろう。

僕というと、人間関係に限らず、恋愛関係についても結構不運だなぁと思うことがある。2年前に自分からアプローチしてきたくせに告白したら振った挙句にキープしてきた人は今だに僕のことをネトストしてきてるし(君も大人なんだから、そろそろやめようか)、それが僕の恋愛に関する圧倒的女性不信となって今も大きな後遺症を残している。

この恋愛はしたいけど、恋愛に対してトラウマを抱えているというジレンマが僕を苦しめている。

バーテンダーのバイトをしているから、いろんなカップルを見てきているのだが、正直言ってなんでこんな人に彼女がいるんだろ、俺の方が何倍もマシだろって思うことばかり。

でもきっと大学生という特殊な恋愛市場においては
・みかけ(入場券)
・積極性
・トーク力
さえあれば渡り歩いていけるんじゃないかなぁとつくづく感じる。
見かけをこだわることにどうしても価値を感じられない僕は多分恋愛市場にすら入場することはできない。

まあただ、自分がしんどくない範囲で少しでも見かけをマシにするために来月行く沖縄旅行でシルバーリングを買ってみようかなとは思っている。僕が好きな嵐に「シルバーリング」という曲があるし、aikoのキラキラにも「シルバーリングが黒くなったこと帰ってきたら話すね」という歌詞があるから笑

まあでも、きっと今のこの「彼女が欲しい」という気持ちだけが先行している状態で彼女ができたとしてもいいことはないだろうし、きっとうまくいかない。
ひとりでいる時間が大好きな自分にとって、特定の人とほとんどの時間を共にするということは大好きな人でも苦しくなることはわかっているけど、学生のうちに学生らしい恋愛を一度は体験してみたいなぁ。。。




とりあえず、だいぶ適当な推敲ですが、自分の感情を吐き出すことができました。後期は平穏であって欲しいものです。




P.S.
人生が数学的帰納法のように進めばいいなぁと思っています。
そのためには、
①n=1に相当する「自分がどんな人間か」
②n=1からn=2のシフトに相当する「今自分がどうするべきか」
③n=kからn=k+1のシフトに相当する「自分がこれからどうしたいか」
という3つをつまびらかにすることが大切かなと考えます。

noteを通して①はだいぶ解像度が上がったし、②についても少しずつわかってきました。最近③をどうしようかなぁって画策。結局自分はどのような人生を歩みたいか、自分が壁にぶち当たったときに周りの意見に流されないようにするためには何が必要か。

そんなことでちょっとだけ思い詰めていた時期があって、「結局は自分が強くなるしかない」という結論を出しかけていました。

そのことを友達に話した時に彼が、自分がどれだけ強くなったとしても自分の能力を最大限発揮できる環境に身を置くことができなければ意味がないということを言ってくれました。つまり、自分というのは

(自分の能力)×(自分の能力を最大限発揮する能力)

で構成されるということです。それに加えて、社会に出たら自分の能力が最大限発揮できないからってすぐ次へ次へと移ることはできにくくなってしまいますから、「環境適応能力」も必要になってくるでしょう。

自分に適した環境を探すことも同じくらい大事にしようと思ったし、先日高校時代にお世話になった先生とお酒を飲んだ時に「君らは能力が高いんだから、自分のやりたいことをやっていたら大丈夫」という言葉をかけていただいたので、先のことばかり考えずに自分のやりたいことをもっともっとやらせてあげようと思いました。

とさ。おしまい。


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