スペイン風邪から学ぶこと~スペイン風邪と新型コロナ~
あなたはスペイン風邪をご存じですか?
スペイン風邪は今から丁度100年前の
1918~1920年に流行った
20世紀最悪の感染症
(俗に言うパンデミック)のこと。
死者は世界全体で
2000万~4000万人
国内でも約40万人
当時の新聞や資料を調べると、
感染防止の対策や世界中の動揺が、
今流行っているコロナウイルスと酷似している。
そして私たちは1世紀前の悲劇から何を学べるのか
当時の新聞では
クルーズ船ダイヤモンドプリンセス
を思わせるような船内での集団感染の記事
もあった。
《航海中に死者続出》として、アメリカから
日本へ向かう船内での感染拡大を伝え、妻子を無くした男性の様子などを報じていた。
▼当時の呼びかけ方法とは
テレビやインターネットが無かった当時、
どう呼びかけていたのか。その呼びかけ方法は
ポスターのみ
車内で口を開けて寝ている男性を描き
「マスクをかけぬ命知らず!」と
過激なポスターが作製されていた▼
新聞も《咳ひとつ出ても外出するな》と
飛沫感染の防止を訴えている ▼
▼ワクチン接種も進められた
しかし、インフルエンザがウイルスによって
引き起こされることが明らかでなかった
当時では、効果はほぼ無かったようだ
著名人の死も相次ぎ、
世間に大きな衝撃を与えた💥
▼当時も医療崩壊が危惧されていた
新型コロナの感染拡大で危惧される
医療崩壊についても、100年前の
紙面でも伝えられている。
《病院は満員お断り》
との見出しで、都内の各病院に患者が殺到し
ベッドが不足している事が報じられた🛌
▼100年で科学技術は大きく進歩したのにも
関わらず、なぜこれほど現状が変わっていないのか
その1番大きな理由としては、
マスクをする、3密を避ける、患者の隔離
といった感染症対策への取り組みが変わらないから
である。
当時の対策は、感染拡大のスピードに対して遅れた面があったようだ
▼スペイン風邪から学ぶ新型コロナへの教訓
正確な情報を集め、それを直ぐに住民に公開することが重要
今回の記事は以上です
最後までお読みいただきありがとうございました🙋♂️