ウィーンにも『やりらふぃー』がいた話
皆さん『やりらふぃー』って知ってますか?
先日、現地の友達とその子の妹と3人でパスタを生地から作ってかわいい女子会みたいなのをしたんですけど、そこで治安の話になってなんと衝撃の事実が発覚したんです。
ウィーンにも『やりらふぃー』がいるんです!!
簡単に説明すると、日本の『やりらふぃー』っていうのはやりらふぃー♬って言ってる音源に合わせて踊ってる動画をTikTokとかにあげてる高校生から20代前半くらいの人たちのことで、よく言うとパリピ、私の中のイメージだとちょっと男子高校生の悪ノリみたいな何とも言えない感じなんですよね。『やりらふぃー』とは付き合いたくないし、街中で見かけたら避けるかなみたいな。
まあそれで話してたらなんとウィーン版『やりらふぃー』がいるらしくて!!Talahonっていうらしいです!
共通の特徴を挙げていくと:
1. Talahon♬と言ってる音源が呼び名の由来
2. (多くの場合偽物の)グッチのバッグ、スキニーが定番ファッション
3. 治安の悪い場所に生息する
いろいろ言いたいことはありますが、ウィーンって本当に治安に関しては文句なしなんですよね。
私自身、日本よりウィーンの方が安全に感じると思うくらいウィーンは本当に治安が良い街なんですよ!
ただ、その中でもWestbanhofかPratersternが結構治安の悪い大きい駅って言われてて(私は感じたことないです)
そこにはいっぱいTalahonがいるから、夜は男友達と一緒じゃないと行っちゃだめだよ!
みたいな感じで言われたんです。
それでおもろ!!って思って調べてみたら結構奥が深くて。Talahonってドイツで2024年に流行って若者の流行語大賞的なのに選ばれたくらいすごい大きいものだったらしいんですけど、そもそもTahahonのほとんどは中東とか中央アジア系の移民の若者が多いらしくて、しかも音源に合わせてシャドーボクシングをするのが定番らしいです。移民が治安の悪さと関連付けられたり、お金がないからこそ偽物のブランド品をもって物質的な裕福さにとらわれていたり、シャドーボクシングで男らしさを全面に出すという点で男性優位を表したりなど結構社会問題と結びついてるらしくて。
『やりらふぃー』がこんなに壮大なものだったとは、、『やりらふぃー』にも感謝ですね