ハシもアシ、ハコもアシ
前回の最後に、アシが人々の生活と深く関係した植物、と、えらそうに書きました。
‥が、アシで作られたものを考えてみても、ヨシズくらいしか思いつきませんでした‥。
あらためてネットで調べてみたところ、本当にいろいろ出てきました。
すだれ、ついたて、屋根材、紙、夏障子(言われてみれば‥)
ヨシ糸、腐葉土(うん、なるほど)
ストロー、筆(へえ!)
ネットで探すと、結構面白いものが見つかります。
アシ、ヨシ、葦…と、表記のゆれがありますので、いろんな表記を試してみてください。
前置きが長くなりましたが、諸橋大漢和辞典を使って、昔のアシ製品を調べてみました。
さらに葭や蘆までいれると膨大な量になります。
葦、葭、蘆の違いはこちら↓。
上記の項目には、一部中国のものも含まれますが、アシが生活の随所に取り入れられていたことを実感した次第です。
余談ですが、今回、諸橋大漢和を初めて使ってみました。
まさに日本のOED※!と感動しながら、重い本と格闘しました。
今回の記事では、諸橋の難しい漢字を入力するのがとても大変でした。
デジタル辞典を使いたかった‥。
※OED=Oxford English Dictionary
世界で最も権威のある英語辞典と言われています。