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黄桜、開花
緑の桜、御衣黄よりわずかに遅れ、黄から薄緑の色をまとう鬱金(うこん)が咲き始めました。
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江戸中期以前に作られたサトザクラで、ウコンすなわちカレー粉の黄色であるターメリック色の桜というのが名前の由来。
清酒「黄桜」のネーミングにも使われています。
写真に撮った鬱金は、カレー色というよりは薄緑で、花の中心部が紅く染まり始めていました。
近縁の御衣黄(ぎょいこう)と同じく、花びらに葉緑素クロロフィルと黄色のカロテノイドを持っていますが、クロロフィルの量が少ないため、黄色味を帯びて見えるのだそうです。
曇り空で光が足りず、あまりいい写真が撮れませんでした。
かわりに、というわけではありませんが、下記記事の写真がとてもきれいです。中心部が赤く色づく前の若々しい姿から、文字通り桜色に染まって散るまでの姿は、こちらでお楽しみください。
インドと日本のコラボ桜。
料理の世界にたとえるならば、黄桜を飲みながら、カレーとお寿司?
うーん。