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よく見かけるこれは、なんの植物?

しょっちゅう見かけるけど、なんていう名前の花なんだろう?
そう思って調べた植物たちを、noteクリエイターさん達の投稿をお借りして、まとめてみました。

ハゼラン

上の写真の植物です。
南米原産で、観賞用に明治時代に日本にはいり、野生化しました。
午後3時前後から開花することから、三時草、三時花。
花や実が線香花火のような姿から、花火草。
他にもいろんな呼び名があるようです。
愛されている花なのでしょう。

タマサンゴ

南米原産。観賞用に明治時代に日本にはいりました。
フユサンゴ、リュウノタマとも呼ばれます。
ホオズキのような赤い実が存在感を主張しています。
下の記事は、タマサンゴの実の旅の記録。楽しいです。

ツメクサ

細い葉を鳥の爪に見立てた名前です。
学名がSagina japonicaなので、日本原産かな?と思っていますが、わかりませんでした。
似た名前のシロツメクサは、漢字では詰草です。江戸時代にオランダから将軍家にガラス製の花瓶が献上された際、箱の中に詰められていたことに由来します。

トキワツユクサ

昭和初期に観賞用に日本にもちこまれました。
別名、ノハカタカラクサ(野博多唐草)。
我が家の庭にもよく生えてきますが、うちのは葉の裏が紫色です。
簡単に抜けるので、あまり気にしたことがなかったのですが、重点対策外来種に指定されている、要注意植物でした。

ナガミヒナゲシ

地中海沿岸部原産。
1961年に初めて東京都世田谷区で野生化したものが確認されました。あちこちで見かけるようになったと思ったら、あっという間に広まった感があります。
花後の果実からは、うわっ!と驚く程たくさんの種が出てきますが、
それもそのはず、一輪の花から1000から2000の種ができるそうです。
生態系に大きな影響を与える外来植物として、複数の自治体が駆除をよびかけています。

ニワゼキショウ

北米原産の多年草。
明治時代にに日本にやってきました。
見かけると嬉しくなる可愛らしい花です。

ヒメヒオウギ

南アフリカ原産。
大正期に日本に入り、観賞用に栽培されてきました。
花の色は、薄いピンクから赤に近いものまであり、こぼれダネで野生化しているのが見られます。
名前が似ている、ヒオウギやヒメヒオウギスイセンとは別の植物です。

ヒメムカシヨモギ

北米原産。明治維新期に日本にやってきて、鉄道沿いに広まったため、御維新草、明治草、鉄道草など様々な名前で呼ばれてきました。
花も地味で、何だかよくわからない雑草の代表格ではないでしょうか。

ユウゲショウ

南米から北米南部の原産。
観賞用に明治時代に日本にはいりました。
可愛らしい花ですが、道端にけっこう無造作に生えています。
こちらの記事の写真で、無造作感と可愛らしさの両方が味わえます↓。


小さな小さなツメクサを除き、すべてが外来種でした!
繁殖力が旺盛で、生態系への影響が懸念されるものもありました。
道端に咲く花さえ、明治期以降、日本の景色は随分変わってしまったんですね。

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