煙の木
かえるさんがこんな記事を投稿されていました。
ああ、これ。
この間、近所でみかけて気になっていた木だ。
こういう植物ネタは、やはり旬のうちに取り上げたい気持ちがあり、その場で記事にできないと、お蔵入りになる運命にあります。
今回はかえるさんに背中を押してもらい、急遽記事にすることにしました。
煙の木。
南ヨーロッパからヒマラヤ、中国と広い範囲に分布。
雄木と雌木があり、煙のような花穂をつけるのは雌木。
そのためよく植えられているのは雌木なのだそうです。
種が遠くに飛ぶように、花後の軸の部分が羽毛のような姿になり、これが煙に例えられた名前です。
煙に見えるほど頑張って花を咲かせたのに、雄木が植えられていないのであれば、種子ができないのでは?と心配になってしまいます。
別名ハグマノキ(白熊の木)。
払子(ほっす)という名前の仏具が、ヤクという動物の尾っぽの毛で作られている。
このヤクの尾っぽをハグマという。
煙の木の姿が払子に似ている。
払子>ヤク>ハグマ>白熊の木、つまり煙の木
まるで連想ゲームですが、煙の木を、ふさふさとした尻尾に見立てるのも、楽しいかもしれません。
ただし、ウルシ科の植物で、かぶれることもあるそうなので、肌の弱い方は、触るのはやめた方がいいかもしれません。
触りたくなる外観ですよね。
かえるさんが紹介されていたのはピンク。こちらは白。
朝から紅白のおめでたカラー。
今日はいい日になりそうです。
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