誰でも踊れる。みんな踊れる。
コンドルズ日本縦断新元号ツアー2019-2020
「Don't Stop Me Now」@あわぎんホール
名前を知っていて、Youtubeとかで映像を見たことがある程度の存在だった。
初めて見た映像がこれだった。
向日葵の中で踊っている近藤さんが神々しくて魅入っていたのを覚えている。
ホールに入ってまず驚いたのは年齢層の幅広さ。
言葉も話せない子どもから、杖歩行をしているお年寄りまで、男の人も女の人も、老若男女関係ない。
ダンスの公演を見に行ったら大概「あ、ダンスやってるんだろな」という人が多い。
まぁ、そりゃ当たり前の事なんだけれども。
でも、コンドルズの客層はそれを感じさせない。
コンテンポラリーダンスは敷居が高いと思われる反面、全ての人が踊れるような懐の深さも兼ね備えていると思っている。
全ての人を内包するようなパワーと優しさを感じる。
「全ての人を楽しませるモノを創る」という事は無理だと思っていた。
どんなにクオリティが高くても、数人のアンチが必ずいる。
でも、何だかコンドルズは「全ての人を楽しませるモノを創る」という事ができるような気がした。
最近、よく考えている「誰も置いて行かれない世界」というひとつの形を見たような気がした。
またひとつ、コンテンポラリーダンスの面白さに引きずり込まれた。
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