今すぐ見直そう!SNS物販だけでは気づけない、本当に売れるECサイトの作り方
こんにちは、CHAPOです😃
私がSNSを活用してCBDの物販を行っていた頃、フォロワーの方々から「CHAPOさんのマーケティングは本当にすごい」「ついつい気になってしまう」といった嬉しいお言葉をたびたびいただいていました。
その一方で、一部の競合ショップからは「なぜあんなに売れるのかわからない」と、嫉妬交じりの声もよく耳にしました。
実際、売上が伸びた理由は、単にオシャレなサイトを作ったり適当に宣伝していたからではありません。商品に興味を持たせるためのいくつもの心理学をうまく活用し、さらにサイトに訪れたユーザーが購買意欲を失わないようにサイトの構成を整えていたことが大きな要因です。
ユーザーの興味を引き、購入に導く心理学
私がよく使っていたのが「スリーパー効果」という心理学です。これは、時間が経つにつれて情報の出所があまり気にならなくなり、その情報自体を信頼しやすくなるという現象です。
SNSで商品情報を何度も目にすることで、最初は半信半疑でも、次第に「良いかも」と思い始め、最終的には購入につながります。
こうした心理学を活用したマーケティング手法については、次回の記事でより詳しく解説します。
この記事では
この記事では、私がSNSを活用してCBDの物販を行っていた実体験をもとに、オシャレなデザインだけではなく、ECサイトの構成やユーザー体験が売上にどう直結するかを解説します。特に、CV(コンバージョン率)や離脱率の管理が、売上向上にどれほど影響するかに焦点を当てます。
また、ECサイトの運営で重要となる購入までの導線の整備や、信頼性を高めるための具体的な施策、そして離脱率を下げてCVを高める工夫についても詳しくご紹介します。
これを機に、あなたのECサイトがどれだけ「売れる仕組み」を持っているか、一緒に見直してみましょう。
オシャレなだけでは売上が上がらない、その理由とは?
ECサイトの作成の際、9割以上の方が理解していないのは、オシャレなデザインだけでは売上に繋がらないということです。確かに、オシャレなデザインは高級感やお金がかかっている感じがあり目を引きますが、それだけでは十分ではありません。
人間の心理的な側面から見ると、デザインの美しさは一瞬のインパクトに過ぎません。実際に売上に直結するのは、ユーザーがストレスなく購入できる環境です。
ユーザーが感じるストレスの具体例
次のような経験をしたことはありませんか?
こうした小さなストレスが積み重なると、ユーザーは「面倒だからやめよう」と感じ、購入を諦めてしまいます。
住所をすべて入力した後にエラーが出て、最初から打ち直しになった
サイトの検索欄が全て英語で表示されていて使いづらかった
カートに商品を入れて購入しようとしたら、突然会員登録を求められた
こうした小さな不便さが、実はCV(コンバージョン率)を大きく下げる原因です。
たとえ多くの人が訪れていても、サイトの使い勝手や購買フローに問題があると、実際に購入に至る人は少なくなってしまいます。
CV(コンバージョン率)とは?
CV(コンバージョン率)は、サイトを訪れた人のうち、どれだけの人が商品を購入したかを示す指標です。
100人があなたのECサイトを訪れて、そのうち1人が購入した場合、CVは1%となります。この数字が高いほど、訪問者が商品を購入してくれていることを意味します。
一般的なECサイトのCVは業界によって異なりますが、平均すると1〜3%程度と言われています。CVが低いと、多くの訪問者がいても売上には繋がりにくくなります。
CVの重要性を具体的な例で見てみよう
例えば、客単価が1万円だとしましょう。1人のお客様を失うだけでも、単純に1万円の売上を失うことになります。しかし、もしそのお客様がリピーターになり、月に1回購入してくれるとしたら、年間で12万円の損失となります。さらに、それが複数のユーザーになると、失う売上はどんどん大きくなります。
つまり、1%のCVの改善でも大きな売上増加に繋がります。1人のお客様を失うことが結果的にどれだけの損害になるかを理解することで、サイトのCVを改善することがいかに重要かがわかるでしょう。
見栄えだけ一丁前のECサイトは、購入までの導線がスムーズでないことが多く、ユーザーに細かなストレスを与えがちです。これにより、たとえ多くの訪問者があっても、本来意識すれば取れるはずの売上を、見えないところで失っていることになります。だからこそ、CV(コンバージョン率)の改善が売上アップの一つのカギになります。
ストレスフリーを意識した販売による実体験
私がCBDの原料を販売して成功した大きな理由は、問い合わせの手間を省き、ECサイトで完結できる仕組みを整えたことです。
当時、他社では、原料の大口購入する際に問い合わせが必要で、返信も遅く、購入意欲が失われることが多かったのです。
私はこれを改善し、大口でも一目でわかる配置にし、問い合わせを不要にすることで、ストレスなく購入できるようにしました。その結果、多くのお客様から「買いやすくて助かる」との声をいただき、一気に顧客が増えました。
たとえば、CBD業界のある卸業者(Mi〇〇〇〇さん)のサイトを例に挙げましょう。私自身、トータルで500万円分ほどの原料購入を試みましたが、サイトがごちゃごちゃしていて、問い合わせ先もわからず、最終的にメールで対応する必要があり、その面倒さから一度も購入せず、高くとも使いやすいECサイトで買い物を済ませてしまいました。
このように、適切なサイト設計がされていないと、数百万円の売上機会を逃すことは、簡単に起こります。
このように、スムーズな導線とストレスのない購入体験を提供することで、離脱率を減らし、大幅にCVを向上さ、売り上げを上げることができます。
自己満足は厳禁、あくまでお客様目線のサイト構成を
ECサイトのデザインで、「デザイン性豊かな画像を多用したい」や「サイトの初めには自社のロゴが必ず出てくるようにしたい」といった自己満足的な選択は、実は多くのユーザーにとって理解や体験を阻害する要因になっていることが多いです。
特に、サイトのロゴやアニメーションが表示されるのに1〜2秒かかる場合、せっかちなユーザーはその数秒が原因で離脱することがあります。ユーザーは待つことに非常に敏感で、特にモバイルでのアクセスが多い現代では、数秒の遅れがストレスとなり、サイトを離れてしまう可能性が高いのです。
要するに、ECサイトは商品を販売する場であり、製作者の自己満足を優先してしまうと、売上に悪影響を与える結果へと繋がります。
お客様はあなたのサイトのロゴや凝ったデザインには興味はなく、欲しい商品をいかにスムーズに購入できるかどうかにこそ関心があります。だからこそ、常にお客様の目線に立った構成を心がけることが重要です。
ストレスを感じさせない購入体験を提供するために
Amazonのような大手ECサイトが成功している理由の一つに、ユーザーにとってストレスを感じない、スムーズな購入体験を提供している点が挙げられます。ユーザーがサイト内で迷うことなく、快適に購入手続きを進められる環境を整えることが、CV(コンバージョン率)向上に直結します。
ここでは、ユーザーが最小限の操作で購入完了できる設計について、具体的に解説していきます。
サイドパネルや言語設定
言語設定もユーザー体験(サイト使用時のストレスなど)において非常に重要です。
一部のECサイトでは、自己満足的に英語表記を残している場合があります。例えば、「Add to Cart」や「Checkout」などのボタンやメニューが英語表記のままだと、日本のユーザーにとっては一瞬でも理解をためらうポイントになり、購入意欲が減退する可能性があります。たとえ英語が読める人でも、母国語の方が瞬時に理解できるため、できるだけ全てのメニューやボタンを日本語化することが重要です。
サイドパネルやカテゴリメニューをシンプルな日本語にするだけで、ユーザーは直感的にどこに進めばよいかがすぐに理解できます。「カテゴリ」や「人気商品」のような、ユーザーに馴染みのある言葉を使うことで、混乱を避けられます。
ボタンの日本語化も必須です。英語で「Add to Cart」よりも、「カートに追加」と表示されている方が、ユーザーは迷わずに次のアクションを起こすことができます。購入ボタンやメニュー表記も全て統一して日本語にすることで、操作にストレスを感じさせないデザインが完成します。
最小限のステップで購入を完了させる
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