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【デッキ紹介】勇敢なるDの意思【遊戯王OCG】

パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン。

 圧倒的プレッシャーを放つイラストと、豪快な効果に心惹かれ扱えるデッキを考えたら、天から降ってきたので紹介します。

 5D's期ぐらいからプレイしてるはずなんですが、あまりシンクロモンスターに触れたことはなかったため、チューナーのアクセスからレベル9を立てるために試行錯誤を繰り返し、相性な良さそうなカードを自宅から発掘していった結果・・・

【勇敢なるDの意思】

 はい、HERO達の力を借りて爆誕しました。
ドラゴンのD、D-HEROのD、遊☆戯☆王5D'sのD。
全てのDの意思を思う存分に使っていこうというデッキです。
採用枚数に関しては画像を参照ということにして、とりあえずはカード紹介をしていこうと思います。

◆今回の主役

 今回の主役と言えばこのカード。
圧倒的大味効果と、ちょっとした妨害効果を兼ね備えた最強くんです。


チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から装備魔法カードを3枚まで選んでこのカードに装備する(同名カードは1枚まで)。②:自分・相手のメインフェイズに、このカードに装備されている自分フィールドの装備魔法カード1枚を墓地へ送り、フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの、表示形式を変更するか、効果をターン終了時まで無効にする。

遊戯王OCGカードデータベース

 このカードを使うに当たって、【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】だけを盤面に出しても、攻撃力4000くらいの1妨害が1体立つだけなので、ファンデッキとはいえどそれはあまりに貧弱。

 しかしレベル9シンクロということもあり、あまりアド損をしないように出すのは難しいということで、HEROの力を借りつつ綺麗に盤面を整えられないかを考えました。

とりあえず【V・HERO ヴァイオン】初動で【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】を立てるルートを確立させたときに浮かび上がった問題点。

①デッキに余る【D-HERO ディアボリックガイ】の使い道。
②【ヒーローアライブ】を利用した時にフィールドに余る【E・HERO エアーマン】の使い道。
③中盤以降の立ち回りと、それを安定させるカードの採用枚数、なにを採用するか。

このような問題点が浮かび上がってました。
その問題を解消するカード達は採用理由にて紹介します。


・採用理由

【魔界発現世行きデスガイド】
無難な1枚初動であることと、要らないカードをデッキに戻しつつレベル9をお手軽に並べられるため3枚採用。

 これ1枚で最低でも盤面にレベル9シンクロを一体置いておけるので悲惨な事故防止と、中盤以降に【浮鵺城】を出して初動で出した【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】を蘇生したり横に【焔聖騎士帝-シャルル】を並べたりと腐らず幅広く活躍できるので3枚採用で問題ないと思います。

【召喚僧サモンプリースト】
こいつのおかげで装備魔法を過剰に採用しても大丈夫になりました。
 適当な魔法と【召喚僧サモンプリースト】で最終盤面が【捕食植物ドラゴスタペリア】+【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】まで盤面を余さず使って伸びるので3枚採用。
まぁサモプリ初動すればほとんどのムーブはできちゃうのはご愛敬。

【V・HERO ヴァイオン】
最強のHERO初動での3枚採用。
 こいつ1枚でも【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】+αの盤面まで到着するのですが、【ヒーローアライブ】を絡めて盤面を1枚増やすと【召喚僧サモンプリースト】を使った盤面と全く同じ盤面まで伸びたり、別ルートに分岐することができます。

【D-HERO Bloo-D】
戦闘破壊できないなどの厄介な耐性持ち担当。
 初動が【ヒーローアライブ】の場合は【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】【D-HERO Bloo-D】という最終盤面にすることができる。

【ゴッドフェニックス・ギア・フリード】
 上記で紹介している盤面に行きつくまでに【聖騎士の追想 イゾルデ】の①の効果でサーチしたいモンスターがいなかったため、盤面突破されたあとの後続として1枚の採用。
 たまにこれ1枚で相手の簡単な妨害を貫通して展開し始めるから意外と侮れない1枚。

【装備魔法6種類】
 初動として【召喚僧サモンプリースト】を扱うときにも、妨害貫通がたまにできる【ゴッドフェニックス・ギア・フリード】と出すときにも使うので、この枚数で困ったことはありません。


◆基本ルート紹介

【基本的な初動】

基本的な初動は上記の三枚です。
まずはオーソドックスな【V・HERO ヴァイオン】初動での展開。

・【V・HERO ヴァイオン】初動での展開

1.【V・HERO ヴァイオン】召喚。
効果で【E・HERO シャドー・ミスト】を墓地へ送る。

2.墓地へ送られた【E・HERO シャドー・ミスト】の効果で【D-HERO ディアボリックガイ】をサーチ。

3.フィールドの【V・HERO ヴァイオン】の効果で墓地の【E・HERO シャドー・ミスト】を除外して【融合】をサーチ。

4.【融合】発動。
フィールドの【V・HERO ヴァイオン】と手札の【D-HERO ディアボリックガイ】を素材に【D-HERO デッドリーガイ】を融合召喚。

5.【D-HERO デッドリーガイ】の効果を発動し、手札を1枚捨てて【D-HERO ディナイアルガイ】を墓地へ送る。

6.墓地の【D-HERO ディアボリックガイ】の効果発動。
自身を除外しデッキから2枚目の【D-HERO ディアボリックガイ】を特殊召喚。

7.墓地の【D-HERO ディナイアルガイ】の効果発動。
フィールドにD-HEROモンスターが存在するため墓地から特殊召喚。

8.特殊召喚成功時【D-HERO ディナイアルガイ】の効果発動。
除外されている【D-HERO ディアボリックガイ】をデッキの1番上に戻す。

9.フィールドの【D-HERO ディアボリックガイ】【D-HERO ディナイアルガイ】【聖騎士の追想 イゾルデ】をリンク召喚。

10.【聖騎士の追想 イゾルデ】のリンク召喚成功時の効果で任意の戦士族モンスターをサーチ。

11.【聖騎士の追想 イゾルデ】の効果発動。
デッキから任意の装備魔法を三枚墓地へ送り、デッキから【ジャンク・シンクロン】を特殊召喚。

12.フィールドの【ジャンク・シンクロン】【D-HERO ディアボリックガイ】【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】をシンクロ召喚。

13.【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】の効果で、任意の装備魔法を2枚と【『焔聖剣-デュランダル』】をデッキ、墓地から3枚まで装備する。

14.フィールドの【『焔聖剣-デュランダル』】の効果発動。
デッキから【キリビ・レディ】を手札に加え、このカードを破壊する。

15.手札の【キリビ・レディ】の効果発動。
自身をフィールドに特殊召喚。

15.フィールドの【キリビ・レディ】【D-HERO デッドリーガイ】【聖騎士の追想 イゾルデ】【召命の神弓-アポロウーサ】をリンク召喚。

最終盤面:素材3体の【召命の神弓-アポロウーサ】+任意の装備魔法を2枚まで装備した【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】+後続の【ゴッドフェニックス・ギア・フリード】


どうでしたか?ついてこれましたか?
今回はこれに加えて【ヒーローアライブ】を初動とした派生も簡単にお伝えします。

・【ヒーローアライブ】を初動とした派生

1.手札から【ヒーローアライブ】発動。
デッキから【E・HERO エアーマン】を特殊召喚。

2.特殊召喚された【E・HERO エアーマン】の効果発動。
デッキから【V・HERO ヴァイオン】をサーチ。

1.【V・HERO ヴァイオン】召喚。
効果で【E・HERO シャドー・ミスト】を墓地へ送る。

2.墓地へ送られた【E・HERO シャドー・ミスト】の効果で【D-HERO ディアボリックガイ】をサーチ。

3.フィールドの【V・HERO ヴァイオン】の効果で墓地の【E・HERO シャドー・ミスト】を除外して【融合】をサーチ。

4.【融合】発動。
フィールドの【V・HERO ヴァイオン】と手札の【D-HERO ディアボリックガイ】を素材に【D-HERO デッドリーガイ】を融合召喚。

5.【D-HERO デッドリーガイ】の効果を発動し、手札を1枚捨てて【D-HERO ディナイアルガイ】を墓地へ送る。

6.墓地の【D-HERO ディアボリックガイ】の効果発動。
自身を除外しデッキから2枚目の【D-HERO ディアボリックガイ】を特殊召喚。

7.墓地の【D-HERO ディナイアルガイ】の効果発動。
フィールドにD-HEROモンスターが存在するため墓地から特殊召喚。

8.特殊召喚成功時【D-HERO ディナイアルガイ】の効果発動。
除外されている【D-HERO ディアボリックガイ】をデッキの1番上に戻す。

9.フィールドの【D-HERO ディナイアルガイ】【E・HERO エアーマン】【聖騎士の追想 イゾルデ】をリンク召喚。

10.【聖騎士の追想 イゾルデ】のリンク召喚成功時の効果でデッキから【ゴッドフェニックス・ギア・フリード】をサーチ。

11.【聖騎士の追想 イゾルデ】の効果発動。
デッキから任意の装備魔法を三枚墓地へ送り、デッキから【ジャンク・シンクロン】を特殊召喚。

12.フィールドの【ジャンク・シンクロン】【D-HERO ディアボリックガイ】【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】をシンクロ召喚。

13.【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】の効果で、任意の装備魔法を2枚と【『焔聖剣-デュランダル』】をデッキ、墓地から3枚まで装備する。

14.フィールドの【『焔聖剣-デュランダル』】の効果発動。
デッキから【キリビ・レディ】を手札に加え、このカードを破壊する。

15.手札の【キリビ・レディ】の効果発動。
自身をフィールドに特殊召喚。

16.墓地の【D-HERO ディアボリックガイ】の効果発動。
デッキに戻した【D-HERO ディアボリックガイ】を特殊召喚。

17.フィールドの【D-HERO ディアボリックガイ】【D-HERO デッドリーガイ】【永遠の淑女 ベアトリーチェ】をエクシーズ召喚。

18.【永遠の淑女 ベアトリーチェ】の効果発動。
デッキから【ブレイク・ザ・デステニー】を墓地へ送る。

19.【ブレイク・ザ・デステニー】の効果発動。
このカードを除外してデッキから【D-フォース】を手札に加える。

20.手札に加えた【D-フォース】発動。
効果処理としてデッキから【D-HERO Bloo-D】を手札に加える。

21.フィールドの【永遠の淑女 ベアトリーチェ】【キリビ・レディ】【聖騎士の追想 イゾルデ】をリリースし、手札から【D-HERO Bloo-D】を特殊召喚。

最終盤面:【D-フォース】+【D-HERO Bloo-D】+任意の装備魔法を2枚まで装備した【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】+後続の【ゴッドフェニックス・ギア・フリード】


上振れルートではありますが、この展開で【D-HERO Bloo-D】+任意の装備魔法を2枚まで装備した【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】まで展開することができます。

・各初動の最終盤面

◇【召喚僧サモンプリースト】を初動とした場合
【捕食植物ドラゴスタペリア】+任意の装備魔法を2枚まで装備した【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】+後続の【ゴッドフェニックス・ギア・フリード】

◇【ヒーローアライブ】を初動とした場合
【D-HERO Bloo-D】+任意の装備魔法を2枚まで装備した【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】+後続の【ゴッドフェニックス・ギア・フリード】

◇【V・HERO ヴァイオン】を初動とした場合
素材3体の【召命の神弓-アポロウーサ】+任意の装備魔法を2枚まで装備した【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】+後続の【ゴッドフェニックス・ギア・フリード】

などなど、3種類の初動で後続の【ゴッドフェニックス・ギア・フリード】+【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】+αを展開できるのはかなり魅力的なのではないでしょうか。

◆このデッキを使ってきて

 再現性の高さと【D-HERO Bloo-D】【捕食植物ドラゴスタペリア】などファンデッキレベルだと最終到達点になりがちなカードの横に【パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン】が並ぶので迫力はあります。
 少しネックなところは制圧デッキ寄りなので対話拒否になりかねないことと、ソリティア系に近いので相手に退屈させてしまうところでしょうか。
特にファンデッキ等だと、2妨害+対象耐性+後続対策を成り立たせることのデッキはかなり少ないので、少し出しづらいデッキでもあります。
 結構気に入ってるデッキなので、使えないのは悲しいですね・・・
気が向けばオフ会にでも持って行ってみようと思います。

◆終わりに

 今回もまだ初心者noteということで、今回は展開パターンを込みで【勇敢なるDの意思】を紹介してみました。
 展開パターンの用語省略などに慣れていないため長文になってしまいましたが、皆様ついてきていただけたでしょうか?
 この記事を通してレベル9シンクロ+αを立てる方法など、皆様のちょっとしたインスピレーションになれば幸いです。
拙い文章にお付き合いありがとうございました。また次回があればお会いしましょう。
本日はこの辺にてお開きとさせていただきます。
ご質問は僕のTwitterまで!


私にスリーブやパックをお布施してください。