2024年度12月引退公演『ロクな死にかた』出演者(引退生)紹介.4
2024年12月引退公演『ロクな死にかた』の本番まで、もう残り一か月を切ってしまいました！そして、本公演はその名の通り引退公演となっており、この公演でたくさんの団員が劇団カオスを引退することになります。
と、いうわけで！
本公演で引退される引退生の方々に、自己紹介や本公演についてや、個人的なエピソードや質問などをインタビュー形式でお聞きいたしました。
本日は、その企画第四弾！本日紹介いたしますのは、
「本公演の演出を務める・・・」
からあげさんです！
からあげ(たっくん 役)
ー自己紹介をお願いします。
『ロクな死にかた』でたっくん役を演じます、からあげです！
ーこんな死に方は嫌だ。どんな死に方？
おじいちゃんになって、餅を喉に詰まらせて窒息死するのは嫌ですね。
大喜利じゃないからね。真剣なやつ。
ー脚本の印象、自分が演じる役の印象
脚本の印象は、最初に読んだときに、変な人がいっぱい出てくる脚本だなーと。それで、変な人たちが自分の考えをガンガンぶつけてくるんですけど、それがなんか人間臭くて、面白いなあっていう風に思いました。
まあただ、難しいなーって。一本軸で通ったストーリーというよりかは、ほんとにシーンが独立してて、ただ会話するだけのシーンもたくさんあるんで、それはなんか役者のパワーが試されてるなって思いますね。
あと、キャラクターの独り言が多い。自分の演じるたっくんという役も、ずっと喋るシーンがあるんですけど、「なげえなあって。」まあなんかでも、その喋り口調というか、言ってることは割と普通の方向性じゃなくて、個性が出てて面白いなあって思いました。キャラクターの面白さがにじみ出てる脚本なんじゃないかなあって思いますね。
流石演出さん、というか脚本に対する分析が凄いですね。
ーそれで、自分が演じる役の印象についてなんですけど。たっくんはこの脚本の中でも、一番存在が謎なキャラクターなんですよね。死んでんのか生きてんのか、まあ死んでるんだと思うんですけど、よく分からない。名前は子供ですけど、大人っぽいところもあり、年齢感がよく分からないキャラクターでもありますね。登場してるところもよく分からないし。
・・・まあでも、だからこそ、逆に幅広く演じることのできるキャラクターというか。他の皆は、たくさん出てるから、一貫性を持たせないといけないところもあるので。一発屋みたいなキャラですね。作品の彩りというか。いい脇役、みたいな感じですかね。
ー遅刻しないためには、どうすればいいと思いますか？
遅刻しないためには、集合時間の30分前の集合時間を僕に伝えることですかね。やっぱ、自分ではもう、いや、努力はしてるんですけどね。ちょっと自分ではどうしようもないところが出てきてるんで。30分も余裕をもって、僕に嘘の時間を伝えていれば、無くなるんじゃないかなと思います。申し訳ない、他力本願で。すみません皆さん。
ー今まで書いてきた数々の脚本の中で、最も好きなキャラクターを教えてください。
前提として、脚本を書くときに役から入るタイプじゃないので、キャラ自体にめっちゃ愛着が湧くというか、なんか申し訳ないんですけど、絶対にこれっていうキャラって割と少なくて。まあでも、『シアターと僕』の清掃員なんかは、つかめない感じとか、敵でもなく味方でもなく、ただ傍観者なんですけど、劇中の要所要所で出てきて、良い所を持っていくぐらいの立ち位置で。書いてて面白かったので、好きなキャラクターですかね。
ー本公演に対する意気込みを教えてください。
今回の引退公演では演出として、たっくん役として、素晴らしい公演を作りあげられたらなと思いますので、ぜひぜひ、ご来場していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
ー次回は佐久間潤さんにインタビューを行います。ということで、最後に佐久間潤さんの印象を教えて下さい。
彼は、4月公演の『シアターと僕』とかで一緒にやって、演技に対してフィードバックとかしたら凄く真剣に考えてくれて。それを素直に取り入れつつ、自分の色も出しつつで、根がめっちゃ真面目なんだなって思って。そんな印象ですかね。
というわけで、本日紹介したのはからあげさんでした～！
次回紹介するのは佐久間潤さんです！
お楽しみに～！
【公演情報】
劇団カオス12月引退公演
『ロクな死に方』
○作：広田淳一・演：からあげ
○日時：
12/20 🏙18:30～
12/21 🏙13:00～/🌆18:30～
12/22🌆13:00～/🏙18:30～
12/23 🌆18:30～
🏙 イケブクロ/🌆 シンジュク
(本公演はダブルキャスト制となっているため、イケブクロとシンジュクで出演者が異なります)
○場所：
大阪公立大学杉本キャンパス北食堂2階オアシス
○ご予約はこちらから↓↓