2024年12月引退公演『ロクな死にかた』出演者(引退者)紹介.6
2024年12月引退公演『ロクな死にかた』の本番まで、もう残り一か月を切ってしまいました!そして、本公演はその名の通り引退公演となっており、この公演でたくさんの団員が劇団カオスを引退することになります。
と、いうわけで!
本公演で引退される引退生の方々に、自己紹介や本公演についてや、個人的なエピソードや質問などをインタビュー形式でお聞きいたしました。
本日は、その企画第六弾!本日紹介いたしますのは、
「制作さんといえば、この方!」
吉原殿中さんです!
吉原殿中(武田 役)
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ー自己紹介をお願いします。
はい!武田役の吉原殿中です。吉原殿中っていうのは、茨城県の水戸市っていう僕の地元の銘菓の名前から取ってるんで、それくらい地元愛が強い人間なんだなーっていうのだけ覚えてくれたらうれしいです。
ーこんな死にかたは嫌だ。どんな死にかた?
えー、老衰ですね。なんか普通に死ぬのが嫌ですね。面白く死にたい。あとね、もう一個。死ぬとき、絶対体の硬さが原因で死ぬと思うんだけど、それもいやかなって。なんか、その腰バキッっとか言って、膝バァン!ってなって死ぬのも嫌ですね。
ー脚本の印象、自分が演じる役の印象を教えてください。
脚本の印象については、まず面白いなって思いました。少しネタバレにはなっちゃうんですけど、この物語は死んだ人のブログが動くっていう、不思議なところがあるんですよね。
登場人物の中にそのブログを見て、その死んだ人がまだ生きてるんだって思う人がいるんですけど、その人に凄く共感してしまって。
やっぱり、自分の大切な人が亡くなったとして、たとえその亡くなったところを実際に見てたとしても、どうしても受け入れられないことってあると思うんですよ。
で、そうなった時に、ブログが動いているっていう、ただ一つのその人が生きてる手がかりがあるんだったら、どれだけ死んだっていう事実を目の前に突き付けられてたとしても、自分が信じたい方によってしまうよなって、凄く共感して。ちょっとウルっときましたね。
・自分が演じる役の印象
自分が演じるのは、武田っていう役なんですけど。武田の印象は、多分、外面は自分に近くって、内面は自分に遠い人間なんですよね。
私から見える武田は、割と誰とでも仲良くなれるタイプで、なんか自分で言うのも恥ずかしいんですけど、自分もいろんな人と仲良くできるタイプで。そういうところは似てるなって思って。
ただ、武田は人に対する強い感情が見えなくって、そこが、自分とは違うかなって。私は、結構、誰にでもクソデカ感情を抱いてしまうので。(笑)
だから、武田を演じるにあたって、演じやすい部分と、ここは自分と違って、感情つくるの難しいなっていう部分が結構あったりしますね。
ーお気に入りの柄シャツの画像と解説をお願いします!
私のお気に入りの柄シャツは、こちらになるんですけど。デザインも勿論おしゃれなんですけど、買った時のエピソードがありまして。
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私がこういう柄シャツを着るようになったのは、私の3個上の先輩の影響でして。私はその人のことをほんとに尊敬してて、演技とか、人柄とか、色々あるんですけど、とにかく顔とファッションがかっこいいんですよね。その人に憧れて柄シャツを着るようになりました。
それで、その人とその年の2月公演で初めて共演したんですけど、それからちょっと仲良くなって、「ファッション教えてください!」って言って、アメ村に連れて行ってもらって。そこで初めて買った柄シャツがこれなので、すごい自分の中で思い入れのある柄シャツになってます。今でもずっと着てますね。
ーあなたにとって制作とは?
「目立たないことが成果の証。」そんな役職だと思います。やっぱり、制作って言うのは、基本的に目立たない、公演が円滑に進んでいたら凄いねって言われることはあんまりないんですよね。
でも、制作がミスをして、会場予約でトラブルがあったりとか、お客さんの誘導で問題があったりすると、それは凄い目立ってしまうし、作品を見る人に影響が出てしまう。
だから、制作が目立っていないってことは、制作が一番頑張った公演なんですよね。制作は目立たないことが仕事かなって。
今までの公演で、初めて制作をやったときとかは大きなミスもありまして。先輩方に支えられながらやってきたんですけど。今回は今までで一番目立たない制作を目指したいですね。(笑)
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ー本公演に対する意気込みを教えてください。
まずは、制作として、今回このインタビューも含めて広報すっごく頑張ってるので、240席全部埋めます!
で、役者としてなんですけど。今ままで舞台に立ってきたのが、4回しかなくて。同期の中では役者経験が少ない方なんですよね。
前回、オアシスに立ったのが、同じくからあげ演出の『シアターと僕』なんですけど。それが正直自分の中では思うように演技できなかったな、からあげの演出の良さを引き出せなかったなっていう悔しい思いがあるので。
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今回もからあげ演出で、比較的出番の多い役をもらってるので、からあげの良さ、脚本の良さを精一杯引き出せるように役と向き合っていいものに出来たらなって思っております。
ー次回は日向さんにインタビューを行います。ということで、日向さんの印象を教えてください。
単刀直入に言うと、よく分からない人です。でもまあ、凄い器用な子だなーって思って。結構なんでもできるタイプの子なんですけど。
一番不思議ちゃんって感じですね。でも、不思議ちゃんで、何考えてるのかわかんないけど、カオスに愛着をもってくれてるんだなって。
ちょうど、昨日その話で、日向ちゃんと喧嘩っていうか、ちょっとバチっちゃって。私が日向ちゃんのこと怖いって、よくわかんないって言ったんですけど、私ってそういうのハッキリ言っちゃうタイプで。
それで、昨日ちょっと喧嘩して。でも、彼女のことは人として好きなんで、面白い人だと思うし。なんで別に不仲なわけではないです。(笑)
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というわけで、本日紹介したのは吉原殿中さんでした~!
次回紹介するのは日向さんです!
次回もお楽しみに~!
【公演情報】
劇団カオス12月引退公演
『ロクな死にかた』
○作:広田淳一・演:からあげ
○日時:
12/20 🏙18:30~
12/21 🏙13:00~/🌆18:30~
12/22🌆13:00~/🏙18:30~
12/23 🌆18:30~
🏙 イケブクロ/🌆 シンジュク
(本公演はダブルキャスト制となっているため、イケブクロとシンジュクで出演者が異なります)
○場所:
大阪公立大学杉本キャンパス北食堂2階オアシス
○ご予約はこちらから↓↓